乳がん闘病記 雑談 予期性嘔吐を予測
いよいよ明日、最後のEC療法です。
ラストケモ!!
7月4日のドセタキセルから始まった、術前化学療法もついに最終回を迎えます。
ここまで脱毛、爪の変色、動悸息切れ、倦怠感、便秘などいろいろな副作用がありました。
が。
吐き気だけは無縁でした。
私の中のがん治療=吐き気、といった昭和なイメージは一掃されました。
このまま穏やかにケモを終えて手術に臨むのだ!
そんな気概が少し、ほんの少しブレはじめて…
抗がん剤治療における心理的副作用とでもいうのでしょうか。
ケモを終えられた先達の方々の声の中にこういったものがありました。
《赤い悪魔こと、エピルビシンを投与中にずっと見ていると、後で思い出して気持ち悪くなることがあるのでなるべく見ないようにしたほうがいいですよ》
《抗がん剤投与中に飲んでいた大好きな飲み物が、治療中の辛い記憶と重なり、のちに飲めなくなることがあります》
エピルビシン、なるべく見ないようにしてました。
15分という短い投与時間なので、目にすることもなくやり過ごすことは簡単でした。
でもね。
noteで見かけたり、検索してでてきたりすると(自分でも、upしといてアレですが)
エピルビシンで気持ち悪くなる
エピルビシンで気持ち悪くなる
エピルビシンで気持ち悪くなる
呪文のように刻まれていく。
一度だって気持ち悪くなったことなんかないもん!!
強い気持ちで立ち向かうわよ。
あるいは超リラックスモードで瞑想などしてみる。
多分、大丈夫。
それよりも、前回のアレです。
ひもじい、というあまり味わったことのない空腹の極み。
そこに投入された濃いお茶。
空きっ腹に染みる濃さ。
2本持参したけれど、1本目すら飲みきれませんでした。
帰宅してからも、手を付けていないそのお茶を見たら何となく気持ち悪くなってました。
スーパーでも「濃い」系のお茶を見たら気持ち悪い。
というわけで、明日はおにぎりとお水、そしてほうじ茶を持った行くことにしました。
手術前検査についての説明もあるだろうから、少し長引くと予測。
予期性嘔吐、嘔吐したことがなくても症状が出るの?
私の場合は、気持ち悪くなるというか、「勘弁してよー!見たくないわ」くらいな感じで踏みとどまってます。
というか、嘔吐症状のでやすい人として、つわりがきつかった人、と書かれてました。
私、つわりの時は、食べないと気持ち悪くなる方でした。
それでか!
今現在の、抗がん剤に抗う食欲は!!
いやもう、これおにぎり持参、決定やわ。
最後、食べまくるわ、ケモ室で!
今日、11月28日は亡き母じゅんぴいが卒寿を迎えるはずの日でした。
じゅんぴい、お空から見守っててね!