うちの子、素直なことだけが取り柄なんで
鯖を食べる前の儀式、それは
♪サーバーダー 鯖ダバダっ 鯖ダバダっ
鯖だー 鯖ダバダっ 鯖ダバダっ
と歌うこと。
子どもたちが小さい頃からの習慣です。
誰も異を唱えません。
唱えさせてなるものか!
長女がまだ幼稚園児だった頃。
「お母さんは若い頃宮沢りえやったんやで!」
と言い続けました。
当時のママ友さん宅で、子どもたちと一緒にテレビを見ていたら宮沢りえちゃんが画面に!
長女が一言。
「あ、おかあさん、ほら、お母さんや!」
ママ友さんたち、一斉に私を見てからの「ハァ??」って顔が忘れられません。
懲りずに、
「お母さんは25歳やで」
と言い続けてました。
小学校の遠足でバスに乗り込んだ長女に、忘れ物を渡すために車内に。
何を思ったか長女が突然
「お母さんは25歳やで!」
一緒に車内にいた同級生のお母さんたちの
「ハァ?」
って顔。
ま、子育てあるあるですよね?
まだ神戸にいた頃、よく子午線を通過していました。
通るたびに「ピッ」と言ってました。
「子午線て、通るとピッて音がするんやで」
ええ、ここまでお読みになったら次に来る展開はおわかりですね。
次女の授業参観日。
先生が「子午線、知ってる人?」と質問。
次女は「ハイ、ハイ」と元気よく手を上げました。
児童たちは口々に子午線の近くにある建物とかのことを言い出しました。
次々に指名して答えさせる先生。
そして次女の番。
「子午線は通るとピッて鳴る」
先生「そう!!」
え?肯定するん!?
あの衝撃は今も忘れられません。
子午線ピッを肯定されてしまったので、訂正する機会を得ることなく今に至ります。
多分、とっくに真相にはたどりついているはず。
いつの日か
娘たちが私の年齢を超すくらいの年になった頃に
「ほんま、ええかげんなお母さんやったなぁ」と
二人して思い出し笑いしてくれたら本望。
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