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相続放棄のために実印を作る〜お願いされたりお願いしたり

先程、弟たちから電話がありました。
入院中の92歳児かいちゃんとの面会や、退院後の入居施設選定とか、やることはいっぱいあります。

で、ですね。
実家に裁判所から封書が届いていたとのこと。

以前チラッと聞いたことがあります。
母方の祖母の実家の土地に関する件。

昨年、両親の入居している施設に宮崎から母の叔母さんが会いに来てくれました。
叔母といっても、母とは5歳しか違わず、京都の、現在入院中の母の姉とは同い年の京子叔母さん。

高齢をおして面会に来られたのにはわけがあり、早い話、相続放棄してほしいということ。

誰の、何を?ってなりますよね。
母方の祖母の父、しんすけひぃじーちゃんの残した土地のことです。

しんすけひぃじーちゃんの最初の妻が私の曾祖母イエさん。
祖母ユキを産んでまもなく、21歳という若さで旅立ちました。

その後のしんすけひぃじーちゃん、(愛妻イエさんの面影を求めて色々な女性を渡り歩いた末)後妻さんをむかえました。 

その後妻さんとの子どもたちの中で土地を守ってきた京子叔母さんご一家が、今後もそこのご一家で守っていくから、相続権のある親族に正式に相続権を放棄してほしいという申し立てをされることに。
それに先立って、直接お願いに来られたというわけです。

大阪の叔父と京都の伯母には手紙で連絡があったそうです。

しんすけひぃじーちゃんが亡くなったのは昭和30年代なので、60年以上うやむやになってたってことでしょうか。

せめてもう10年早かったら、じゅんぴいも元気で頭もしっかりしてたんですが。


この図の一番上のラインが、
曾祖母→祖母→母の兄弟です。
一番右の相続者の上から3番目が母・じゅんぴい。
ですが、逝去したのでここにうちの姉弟三人が入ることに!

そして、じゅんぴいのすぐ上の兄も30代で亡くなっているので、一人娘の従姉妹が相続人となっています。

貰える方なら嬉々として手続きしますけど、相続放棄のために実印作るのってめんどくさっ!

でも、次があるんですよね。

私が身元引き受け人となっている伯母。
その伯母が旅立つと、養子に出した実子が数年前に逝去しているので、孫たち三人が相続人となります。
が、伯母とは没交渉。
おそらく相続放棄ということになるのではと思います。

そして、母のすぐ上の兄の遺児。
この図ではどこまで分かっているのか不明ですが、現住所不明なんですよね。
伯父亡きあと、義伯母が再婚されてからは交流がなくなってしまって。

探さないといけない。
そして相続放棄をお願いしなくては。

というのも、買い物依存症だったのか、とにかくものすごい量の買い物をしていた伯母ですが、大阪の叔父がだいぶお金を出していたらしいのです。
叔父はそのことで鬱病を発症し、現在入院治療中です。

なので、色々整理していくらかお金が余るようなら全額この叔父のもとに届けたいという思いがあります。

子どもの頃見ていたような、仲良し姉弟でなくなったのはとても残念だけど、少しでも心の澱を減らせてもらえたら、と。

なので、うちの三姉弟ももちろん相続放棄します。

いつのことになるかわからないけれど。 
こちらは私が動かなくてはいけないので、めんどくさっを強要する側。
ほんま、堪忍やで😌













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