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ケモブレインチーズケーキ焼きました

物忘れと思い込み、ケモブレイン(抗がん剤の副作用/+加齢)のなせる技。

昨日、11日でした。
私の中では12日になってました。

冷蔵庫の奥で未開封のヨーグルトを発掘(これもケモブレインのせい)。
賞味期限が12日。

昨日の私:まずい、今日までやん!(翌日までね)

さすがにヨーグルト1パック完食は難しいのでググりました。

『ヨーグルト ケーキ』

ありました。
ヨーグルトスフレケーキのレシピ。
ただし、水切りが必要。

よっしゃ、水切りするわ。
ボウルの上にクッキングペーパーを敷いたざるをのせて、そこにヨーグルトをバサッと。

水切り自体どれくらい時間がかかるかわからなくて、何しろ今日中に食べないといけないという切迫感!!

☆これには理由があります。
昔々、松本の社宅にいた頃、仲良しの奥さんが手作りのヨーグルトケーキを持ってきてくださいました。
めちゃくちゃ美味しかった♪  
でもその夜、突然リバース!
お手洗いに駆け込むまもなく。

何が悪かったのかさっぱりわからなくて、同じものを食べている相方はなんともない。
その後は特に症状もなく、そのまま寝ました。

翌日、ヨーグルトケーキを持ってきた奥様が青い顔をしてやってきました。
「昨日のケーキ、ヨーグルトの賞味期限が切れてたの!どうもなかったかしら?」 

そんなわけで。
ヨーグルトの賞味期限にはめちゃ神経質なんです。
たとえ火が通っていたとしてもね。


で、少しでも早く食べなくてはいけないから、水切りヨーグルトの上にさらにクッキングペーパーをのせて、上からギューギュー押さえました。

水切りヨーグルトが200gになればいいそうです。 
頑張りました!いい感じにギュッってなってる。
計量→150g…。
こういう場合、ボウルに溜まったホエイ(乳清)を足せばいいそうなので、注ぎ足し。
(ちなみに、残ったホエイはお味噌汁に使いました)

お菓子作りは本当に久しぶりなので、段取りを改めて確認。

オーブンを200℃に予熱しておく。
ヨーグルトに米油と卵黄3個分を加えて混ぜる。
卵白3個分にグラニュー糖70gを加えてハンドミキサーで角がお辞儀するくらいに泡だてる。
ヨーグルトパーツに卵白パーツを加えて、ケーキ型に入れて焼く。

必要道具。
卵白用とヨーグルト用のボウル、泡だて器、ハンドミキサー、ゴムベラ、ケーキ型、バット…

バット?

そういえば、料理実習で、ボウルとバットを用意して、と言われて野球のボールとバットをもってきた、なんて小話も。

でもここで使うのは料理のバット。
刻んだ具の仮置場にしたりしてます。

ここでまた工程を確認(ケモブレインやからしゃーない)。

バットにぬるま湯を張って、オーブンで蒸し焼きにするんだそうです。
  
で、ケーキ型をバットに、と思ったら全く入らない。
なんで?
と、改めて道具を確認。

15cmのケーキ型

あらら。
使ってるのは20cm。
しかも底が取れるタイプ。
蒸し焼きには不向きじゃね?

まぁなんとかなるでしょ、ここまできたんだし。

ヨーグルトと卵黄グループは問題なく終了。
続く卵白パート。
取り出したハンドミキサーが30年以上前のもので、しかもこの5,6年使ってません。
はたして、コンセントを入れてスイッチオンしても動かない!

マジ?
一番しんどい作業やん、卵白の泡立て!!
ここはどうしてもハンドミキサーに頑張ってもらわないと困る。
関西人の伝家の宝刀、家電の故障は

叩いて直す!

ほらね、ちゃんと動きました。
関西のおばちゃんをなめたらあかん。

そんなわけで、無事ヨーグルトパーツと卵白パーツを合体!

手持ちのケーキ型はテフロン加工なので生地が張り付かないけれど、底が取れるタイプで、そこから水気が染み込んでくるのは困るので、ケーキ型にオーブンシートを敷くことにしました。
直径20cmの円。
でも高さも必要。

チャチャっと計算して、四角いペーパーをたたんでカーブをカット。
なんとか型にはまりました。

あとは、40℃のぬるま湯をオーブンの天板に張って、網の上にケーキ型をのせて(オーブンペーパーを敷いた意味!!ケモブレインやし、しゃーない)200℃で30分、その後160℃に下げて50分焼く。

焼き上がりがこれ。

 

このペーパーのフィットしてない感じがね、なんともケモブレイン。

そして、カレンダーを見てようやく気がつく正しい日付!

というわけで、昨日半分、今日半分食べました。
多分、レモン汁を少し入れたらもっと美味しくなったかな。


今日の分はふわふわ度が減ってます。
でもまぁ、甘さ控えめでタンパク質、カルシウムたっぷりのケーキでございました。






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