医療費収支明細/高額療養費制度適用 黄斑上膜&白内障手術(硝子体手術)
さて。
大腸内視鏡手術に続き、今年の3月に受けた黄斑上膜&白内障手術の初診から手術・退院までの医療費と高額療養費制度(限度額認定証)、還付金、保険金についても書き残しておきます。
支出
2023年12月13日(かかりつけ眼科)
定期的に通っているとはいえ、ほぼ1年ぶりの通院でした。
右目の視力が一気に下がっていたので総合病院での手術を勧められ、とりあえず年明けに再検査し、その結果と紹介状を持って総合病院に行くことになりました。
そちらの初診は1月27日!
医療費
2880円
☆徒歩圏にあるクリニックなので交通費はかかりません。
2024年1月16日(かかりつけ眼科)
すっかり慣れた眼底検査!
どんなに薄曇りの冬の日でもサングラスは必要です。ムルソーになりそうです。ならへんけど。
というわけで、紹介状を手に何年も通った眼科をあとにしました。
医療費
2510円
1月25日(総合病院初診)
いよいよ黄斑上膜手術への第一歩を踏み出しました。
矯正視力、眼圧ほか、様々な機械を使った検査を受けました。
カールツァイスやな、ニコンやな、と器具メーカーのチェックする程度の余裕はありました。
すべて同じメーカーではなく、様々なメーカーのがあるということは何かを調べるのに特化した、あるいは得意分野があるのかな、などと思いつつ、その器具に目が触れる前に一枚ずつ封を切られるパック入り消毒用アルコール綿。
一日でどれくらい消費するんだろ、とか、まだ他人事の余裕。
手術日が決まったらその2日前から使う目薬が処方され、ただひたすら手術日の連絡待ちのまな板の上の豚状態が続くことになります。
医療費
6220円
薬代
440円
交通費
460円
合計
7120円
4月1日(退院)
黄斑上膜&白内障手術、5泊6日の入院生活(医療的には6泊扱い)、
ここで俺の!限度額認定証が火を噴くぜ!!
というか、初診、入院時にマイナ保険証をピッしただけなんですけどね。
☆私はすべて顔認証にしています。今まで認証されなかったことはありません。
マイナ保険証で手続きすると「高額療養費にどうたらこうたら」という文言がでてきます。
それに「はい」とお返事すると、高額な医療費の限度額上限を超えた部分は支払わずに済みます。
上限までの金額をスッと支払えます。
マイナ保険証で手続きしない方は、自分で申請して限度額認定証を入手することになります。
☆「限度額認定証」は70歳未満と70歳以上では取り扱い先が異なりますので、ここでは70歳未満の方を対象として説明します。
この限度額認定証は、高額療養費と最終的には同じことになります。
初めから払わずに済むか、一旦立て替えてあとから払い戻しを受けるかの違いです。
申請先は自分の所属する健康保険になります。
入院などで医療費が高額なることがわかっている場合は、先に申請しておくと自己負担が少なくてすみます。
もちろん、あとから申請しても3ヶ月後くらいに払い戻しがありますので大丈夫です。
高額な立て替え払いでポイ活する方もいらっしゃるとか。
適用区分が年収によってわけられ、その区分によってひと月の上限額が決まります。これは個人ではなく、世帯ごとの医療費の合計になります。
今回の私の例ではこうなります。
適用区分は「ウ」です。
なので、ひと月の上限が
80100円+(医療費−267000円)×1%
です。
請求書兼診療料金明細書の
②650,850円
が今回かかった医療費になります。
650,850-267,000=38,3850
383,850×0.01=3838.5
80,100+3838.5=83,939
(小数点以下切り上げ?四捨五入?)
この83,939円が③の一部負担金になります。
本来ならば650,850円の3割、195,255円の支払いになるところを、この高額療養費制度でここまで減額されたことになります。
さらに、この高額療養費が1年に4回以上になったとき、4回目以降の自己負担額がグッと下がります(多数回該当)。
ここで重要な点が一つ!
この高額療養費制度は暦の上でのひと月単位です。
月をまたいだ場合、翌月は別計算となります。
私の場合は、3月27日から3月31日までの入院・手術費のみ、対象となります。
4月1日の退院日分は含まれません。
入院日が3月26日、退院が3月31日なら全日分高額療養費の対象となりました。
こういうことがあるので、月の下旬くらいから入院予定の方は、入院日数をご確認されたほうが良いと思います。
私は少しでもゆっくりしたかったので月またぎの入院を選びましたが、その1日分の、というか半日分の入院費を考えると、今になって少し後悔しています😢
今回は口腔外科にも1回通いましたので、歯科の外来診療の請求も同時に来ていました。
入院の手引の中で、
「入院中の歯科治療は、かかっている診療科との関係がない場合は紹介状のない場合と同じく、7700円かかります」
と書いてあり、若干ヒヤヒヤしていました。
紹介状が奏功したのか、レントゲンの画像診断と初診料だけの2160円で済みました✌
医療費
3/27〜3/31
(入院費含む/歯科診療費含まず)
92,669円
4/1
12,660円
計
105,329円
支出
計117,839円
クリニックは現金払いでしたが、総合病院はすべてカード払いのポイ活です✨
☆経過観察
4月11日 医療費 1810円(レーザー処置あり)
5月9日 医療費 1950円
7月4日 医療費 2140円
抗がん剤のためにまつ毛が抜けた時用の保湿目薬 620円
次回は10月になります。
収入
協会けんぽ 家族療養付加金
☆家族療養付加金については、大腸内視鏡手術の収支明細で触れていますので、そちらをご覧ください。
明細書中の一部負担金 83,939円から
自己負担額上限20,000円を差し引いた
63,000円(百円以下切り捨て)が7月に振り込まれました。
オリックス生命 医療保険
入院給付金
30,000円
手術給付金
100,000円
計130,000円
☆黄斑上膜と白内障手術を同時にしましたが、そういう場合は給付金の高い方の手術給付金のみの適用となります。
今回も大腸内視鏡手術と同じく入院&手術でしたが、硝子体手術だと診療明細書と領収書をWEBでアップするだけの簡単なお仕事でサクッとその週に振り込まれました!
診断書不要!これはポイント高い✨️
診断書発行の手続きがまためんどくさい上に時間もかかりそうでしたから。
コープ共済
手術給付金
80,000円
入院給付金
48,000円
計128,000円
こちらも同じく、手術給付金については黄斑上膜手術給付金のみ適用となります。
こくみん共済
入院給付金18,000円
こちらは病気入院のみで、手術給付金は特約についていません。
コープ共済とこくみん共済は、どちらも電話で申請して請求書を送付してもらい、領収書と診療明細書のコピーを添えて返送しました。
オリックス生命ほどのスピード感はありませんが、10日ほどで振り込まれました。
収入
計 339,000円
さてさて。
今回も大幅なプラスとなりました。
前回の大腸内視鏡手術での給付金が今回の入院費用になりましたが、今回のこのプラス分も、続く乳がん治療費用になります(現在進行形)。
これから10年続くんですね(遠い目
何かの占いでの私の金運
出た分、入ってくる
らしいです。
増えはしない。
マイナスを背負わないならヨシ!
家族に迷惑かけられないしね!
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