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竹花貴騎 in ドバイ 他店と差別化して生き残る方法

街中にはジム、カフェ、レストラン、エステなど既に飽和状態に
なっています。そのため、差別化しないと潰れてしまいます。
これからどんどん競合は出てくる一方です。また、現代のビジネス環境は
絶えず変化しています。どう差別化して、生き残っていきますか?
何事も戦略がないと、長期的に戦っていくのは難しい時代です。
特に10年間生き残る事業というのは、1割未満と言われています。
競合に負けない考え方の1つとして「クロスシンキング」があります。
クロスシンキングはビジネスの様々な側面を統合し、持続可能な成長を
実現する方法です。


クロスシンキングとは?

クロスシンキングとは、異なる分野や知識領域、業界の境界を越えて
新しいアイディアや戦略を生み出す思考法です。
このアプローチは、革新的なビジネスモデルや解決策を創出する
ために重要であり、特に中小企業が競争力を保ち、持続可能な成長を
遂げるために不可欠です。クロスシンキングは、往来の枠組みに
とらわれない柔軟な思考を促がし、企業の潜在的な能力を最大限に
引き出すことを可能にします。

クロスシンキングには、4つの主要なフレームワークがあります。
これらは中小企業経営者がビジネスの各側面包括的に考察し、戦略的な
アプローチを構築するためのガイドラインを提供します。

▶クロスコスト(Cross Cost)
このフレームワークは、コスト削減と効率化に重点を置いています。
異なるプロセス、技術、または部門間のコラボレーションを通じて
無駄を削減し、コスト効率を最大化する方法を探求します。
例えば、製造と物流のプロセスを統合することで、運用コストを
削減し、全体の効率を高めることが出来ます。

▶クロスコミュニティ(Cross Community)
このアプローチは、コミュニティとの繋がりを強化することに
焦点をあてています。顧客、ビジネスパートナー、地域社会との
積極的な関与を通じて、ブランドの認知を高め忠誠心を構築します。
例としては、ソーシャルメディアプラットフォームを活用して顧客と
直接対話し、関係を深める戦略が挙げられます。

▶クロスクリエイティビティ(Cross Creativty)
このフレームワークは、クリエイティブな思考とイノベーションを
促進することに着目しています。異なる部門やチーム間でのアイディア
の共有やコラボレーションを通じて、新しい製品やサービスを展開します。
このアプローチは既存の市場に新鮮な視点をもたらし、競争優位を築く
ことに貢献します。

▶クロスチャンネル(Cross Channel)
このフレームワークは、複数の販売チャネルやマーケティングチャネル
の統合に重点を置いています。オンラインとオフラインのチャネルを
組み合わせることで顧客体験を向上させ、売上の増加を目指します。
例えば実店舗とオンラインストアの連携を強化し、顧客のシームレス
なショッピング体験を提供する戦略が考えられます。



これらのフレームワークを通じて、中小企業経営者は持続可能な成長と
革新を目指し、競争の激しい市場での生き残りを図ることができます。
クロスシンキングは、新しい視点を持ち込み、事業の可能性を広げる
ための鍵となります。

竹花さんは3つのクロスシンキングを持っているそうです。

1.Cross Cost

竹花さんは営業利益が80%以下のものは絶対にやらないそうです。
そして1円単位のコストにうるさいそうです。これだけ儲かっているから
いいじゃんと思われがちですが、竹花さんは売り上げを上げるために、
広告料や人を雇ったりは絶対しないと言っています。
竹花さんがすることは売り上げが勝手に上がるようにスケーラビリティの
あるビジネスで勝手にポンポンポンポン入ってくるのに加えて人がいらない
ビジネスです。例えば、美容室をやっていて渋谷でうまくいったとしたら
2店舗目を皆さんだったらどこに出しますか?
密集の経済性というのがあります。渋谷でやっていたら、渋谷で2店舗目を
出さないといけません。物流コストや集客コストやいろんなコストが密集
しているからできるのです。お互いに殺し合いそうですが、他の美容院の
競合があるので市場はまだ死んでいません。他店が全ていなくなったら
そこはもう終わっているかもしれませんが、まだいるということは
密集している方が強いのです。あとはオフィスがカフェになっていて
カフェだけじゃやっていけないし、オフィスだけでは無駄だからオフィス
とカフェを混在している。不動産物件もビルが商業施設と上が住居になっていてこれでクロスしている。こういうふうにとにかくコストをいろんな
ことでクロスして抑える。売上を上げるのはすごく難しくて、市場が広がる
わけではないので、でもコストを下げるのは結構簡単です。
とにかく竹花さんの頭の中はコストをどうやって消せるかというのを常に
考えているのです。



2.Cross Community

例えば何か事業を作るというとき、竹花さんは直接それを売った
ことはないそうです。それはYAMAHA戦略と一緒だそうです。
YAMAHAはピアノを売っていますが、お客様にピアノを買って
下さいとは言いません。いきなりピアノを買ってくださいと言っても
買ってもらえないからです。なので教室を開いています。ピアノを
体験してもらったり、実際に触れるという場所を提供して興味をもって
もらって買う人を育てる。その育てるというプラットフォームをやってから
ピアノを買わせる。これはすべての事業が同じで、ABCクッキングもEC
サイトはあるけどAmazonに負けてしまうので、ABCクッキングで体験
させてそれでECサイトに誘い込んだりとか、というふうに何かを売りたい
という時に、ピアノを売ってはいけない。ピアノを買うための前の段階
というのを絶対にやっていかないといけない。
そういうふうに体験をさせないと、絶対に今はお客様が来ない。
とにかくまずコミュニティを作る。経営もレストランもそうです。
竹花さんはいつもレストランを作る時に、オーナー制度にしている
そうです。結局はレストランを竹花さんはめんどくさいので経営しないで、
でも、みんなでやろうよと言ってレストランの経営権、オーナー権と
いうのを例えば一人1~3万円とかで3000人を集めてレストランをやる。
ここにまずコミュニティを作っている。この思考回路が凄く重要で、
これがクロスコミュニティで、コミュニティをクロスさせる、自分の事業に
それで事業を成長させていくというのがいつも竹花さんの考えだそうです。

3.Cross Creativty

今の時代は新しいサービスと言っても、新しくありません。今あるものと、
今あるものを合体して新しい物が生まれている。ということは、どれだけ
情報を摂っているか?というのが一番重要なんです。
TSUTAYAもそうです。TSUTAYAは本だけでは売れないですよね。
なのでTSUTAYAとスターバックスがコラボして、コーヒーと本の
クロスクリエイビティーを行い新しいサービスを提供する。
また、ベストボディージャパンとか出ている有名な人が、恵比寿に自分の
ジムがあるんですが、今のプライベートジムはいろんなものが網羅されて、
競合がたくさんいます。その人はジムをやりたいが、竹花さんはジムを
やっていたらダメと言ったそうです。何をやったかというとツアー会社を
作らせたそうです。ツアー会社は何をやるのかというと、半年に一回ツアー
をやりながら、そこでホテルにジムがついているのでそのジムで体験して
もらう。ツアー会社でジムがサブで、でもそういうことをPRとしてやって
いくとめちゃめちゃそこに人が集まってくる。でもこれも、ジムを売りたいけどジムを売ってはいない。ツアーを売る=体験を売っているからジムに
人が来る。ただし、テキトーに何かと何かを組み合わせるだけでは意味が
ありません。ちゃんとこれにもフレームワークがあって正しい方向が
あります。この本業との組み合わせが凄く重要で、これは新規事業を作る
時で、今ある事業に何か組み合わせて作る。なので今の事業をもっと展開
していく時も必ず必要なのがこのクロスクリエイティビティなのです。


また、このUR−Uには『クラスタ』といった代理店制度があります。
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皆さんも一緒に学びながら稼いで行きましょう!!!


まとめ

クロスコストをまずは考えて、何か合体してコストをもっと減らす
ことはできないかみたいなことをやっていく。そして次に、
クロスコミュニティで事業を成長させようとしないで、コミュニティを
成長させようとすると、いろんなところに事業を展開できるしいろんな
ところにピボットができるので絶対に潰れない。
3つ目がこのクロスクリエイティビティで、今ある事業や新しく作る
事業を必ず本業と掛け合わせて本業の比率を低くして行う。
この3つが頭の中であるから竹花さんは死なずに生き残っています。


いかがだったでしょうか
今の時代は何か新しいことを始めようと思っても、なかなか難しい
時代です。いかにコストを抑えて、そして他とは違うことをやるか、
やりたいことをやってはいけないなど驚きましたが、そうやって工夫して
いかないと生き残れない時代なんだなと思いました。
これからの人生に少しでも役立てればいいなと思います。



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