コロナ禍、新しい日常での舞台観劇
ジャニヲタを始めて…というか、生きてて、こんな状況に直面しているのが初めてで。
今までの当たり前が当たり前ではなくなった、今。
自担(内博貴)の主演舞台【浪漫舞台『走れメロス』〜文豪たちの青春〜】が発表された。(7/19)
申し込みのあれこれとか、公演初日までのあれこれとか、公演が始まってからのこととか、色々忘れないうちに記録を残しておく。コロナ禍真っ只中と言われる時期の舞台の一つの記録として。
発表の数日後に来たジャニーズからの申し込み案内(内博貴メール会員、情報局共に)は、
・同行者情報も入力必須(会員同士での申し込み)
・2連番まで取れる(客席50%使用のため、連番ではないという説明あり。1つ空席が間に入るという意味)(コロナ前であれば演目によっては4連番まで1申し込みで申し込み可能なこともある)
・申し込み公演数の上限はなし
7月後半頃、ちょうど東京の感染者数は150〜200人越えはほぼ常にしてて、増えたり減ったりって状況だったはず、普段舞台が発表されたら、間違いなく大千秋楽の会場付近のホテルを予約して、とりあえずチケット取れさえすれば行ける態勢をすぐ取るけど、それは無理だなと、もしかしたら…って希望を持つのもちょっと現実味のない感じだった気がする。
友達とも、今回ばかりは…行きたい回数も、行きたい場所も我慢なんだろうなって話をしたり、それでも東京公演が一番公演期間長いし、その公演期間中に誕生日公演(9/10)あるし贅沢は言えないよね…と話した記憶。
それでも劇的に状況が好転する可能性とか、そんな数%のことを考えたりもしたけど、東京公演以外を申し込みすることは控えた。
私は、内博貴メール会員枠で申し込みした東京千秋楽は落選し、初日と誕生日公演のチケットを取ることができた。50%減の劇場での開催だが、こんな状況なのでどれほどの申し込み数になるのかと思ったけど、やはり5、6月に上演予定だったものが中止になったり、2年ぶりの単独主演とか、自分がチケット取れなかったものの、公演を待ってる人が多いんだなと嬉しくなった。
なので、東京楽のチケットを公式ホームページ先行枠でチケットを取った。
ちなみにCNプレイガイド
・購入時に、来場者代表者(購入者)、同行者共に個人情報入力
・座席等の説明注釈あり
・購入公演数上限はなし
他にもコロナ対策なのだろうと思った事があって、公演初日が9/5で、一般発売開始が8/23だったこと。
コロナ禍と言われる前であればこんな近々な日程での発売ということはほぼなかった。もしも、の場合を想定しているのかなと感じました。
ジャニーズからのチケット郵送も通常ならば公演の2週間前には到着するが、8/26に到着したので、やはり色んなところに"もしも"を想定しているのかなという印象があった。
"もしも"は、発表時に確か、走れメロス公式ホームページにやむおえない場合は公演開催を見送る可能性もあります的な表記はあった気がするから、その可能性もあるって前提で動いてるんだなって。
到着したチケットは、注意書き通り、連番ではなく間に1席空席のある状態での番号だった。(例:◯列25番と27番)
舞台が発表され、チケットが到着し、初日を待つまでの間、やっぱりいつもとは違う感じが常にしてて、なんかちょっとしたドキドキを感じていて、舞台の公式SNSにてキャスト、スタッフ含めPCR検査陰性のお知らせがあった。これでほぼほぼ初日の幕は上がることが決定したんだなと実感した。もちろん、いつ何が起きるかは分からない状況とは思いつつも。
迎えた初日
・会場フロア、入場列のソーシャルディスタンスでの足跡ガイダンスあり
・検温(機械設置)
・チケットの半券は自分で切り離し、用意されている箱に切り離し半券を入れる
・手指消毒(自動でアルコールが出るタイプのもの)
・靴底消毒
・観客対応をするスタッフさんは全員マスク、フェイスシールド、手袋の着用
・物販(パンフのみ)も事前引換券の発売
・物販(パンフのみ)ブースもソーシャルディスタンス
・電子マネーの採用
・会場内でもアナウンス等でソーシャルディスタンスの徹底等の呼びかけ
・劇場に自由に使えるアルコール消毒の設置
・最前列(3列潰してD列から使用)フェイスシールド配布、任意で使用(舞台上と最前列が既に2m離れてる状態だった模様)
・終演後、座席後方からの規制退場(基本2列づつ)
・退場後も劇場フロアでは係員の方の誘導あり
会場がヒューリックホール東京であるため、建物の11階という会場立地
他施設との併設エレベーターのため7人上限が守り切られてない状況はあった、ヒューリックホール階からは7人上限で乗り込むが、途中フロアから別の場所(レストランフロア等)からの乗り込み等はあった模様
19時公演だと建物の特性上エレベーターのみしか使用できない状況だったのでその点はさすがに徹底しきるのは難しいよな…と。(20時?かな、まではエスカレーターも動いてる)
トイレは劇場内のものを使用しなかったため、どんな配慮があったのかは分からないです。
他にも抜けがあるかもしれないけど、劇場内で何か不安に感じる事とかはなかった。
ロビー等での談笑とかがね、ちょっと気になったりとかはあったけど…
でも、いつもに増して静かな劇場だったのは間違いないなと思う。
一幕終わりに、演者から三密回避のお願いがあり15分休憩に入るのも一つの対策だったな。
劇場での対策はこんな感じ。
初日9/5〜の2週間と考えると、9/19、今は9/22、とりあえず劇場内でのクラスター、集団感染と言われる類のものは起きなかったと。キャスト、スタッフさんも大丈夫そう。緊急連絡先とかに連絡来てないからって判断だけど。そして今日名古屋公演が上演されてるからってあれだけど。
9/13東京千秋楽からで考えると、あと5日。
大阪の大千秋楽9/27からで考えると、10/11にこの舞台が本当の意味で無事に終演したってことになるのかなって気持ち。
そこまで(もちろんそれ以降もなんだけど)キャスト、スタッフさん、関係者さん、そして観に来た人もみんな元気でありますように…!
色々な事情で観劇を断念した人や、上演される、東京、名古屋、大阪の住んでたり、隣県に住んでる人以外は観劇を断念した友人も居て、もちろん色んなことを気を付けて遠征して観劇するのも、そのどちらの選択も勇断で、諦めた人は悔しかっただろうしって、なんかやらせない気持ちになってたら、初日に東京千秋楽含む4公演の配信が発表されて、本当に救われる気持ちにもなった。
その配信ってのがすごく高クオリティなもので、そのまま円盤にできそうですけど?!って出来だったので、公式さんに感謝!!!!!!!!ってやつでした。
劇場での観劇は叶わなかった人たちとも、あの舞台を共有できたのが嬉しかった。
ここからは超個人的な話だけど、なんとなく映画館とかさえ行ってなかった私は半年以上ぶりに劇場という場所に足を踏み入れて、去年までとかだったら半年も観劇とか、ライブに行かない生活なんて10年単位であり得なかったから、普通に劇場に行ってた事がどれだけ普通じゃない事なのかを思い知ったし、
劇場に入って、開演前にスマホの電源を落として、目の前で起きることだけに集中して、目で、耳で、その空間を全身で味わうっていうその時間がもたらしてくれる、時間にすれば2時間半くらいだけど、それ以上の満足感で、自分に残って、自分の気持ちが満たされるものだったっていう感覚を久々に感じられて、ちょっと泣いた。(笑)それが自担の舞台って幸せだな〜
そして、2020年、自担の誕生日を現場で迎える事ができると思わなかった。カーテンコールの挨拶の時にちょっと誕生日に触れてくれたりしたらラッキーだな…くらいのテンションでいたのに、ギター伴奏で共演者の皆さんにハッピーバースデー 歌ってもらえて、クラッカーまで鳴らしてもらって、ちょっとどころじゃない時間を過ごせて、あったかいキャスト、スタッフさん方に恵まれたんだなと嬉しくなったし、何より博貴が嬉しそうな顔してて、幸せな時間だった!
きっと今じゃなきゃ大阪公演も行ってたし、東京公演もあと2回くらいきっと入ってたし、とか言い始めたらきりないんだけど。(笑)
でもやっぱり、生で、劇場で、大好きな自担のお芝居を観れるって、ヲタクにとっては1番の元気になる供給物なの間違いないから!どれだけ当たり前じゃなかったかってことを再認識した後の、この時間はとても特別でした。
そして、何より自担の内博貴さん、あれだけコロナ怖い…って言ってたのに舞台に立ってくれてありがとう。2年ぶりの単独主演、あのカーテンコールの時に最後に真ん中から出てくる姿、やっぱり主演を感じる瞬間だし、カッコいいし、誇らしくなっちゃうよ。今、舞台に立ってくれて本当にありがとう!!!!!
ジャニーズ主催公演ではないから、色々と違う点もあるだろうけど、主催のエイベックスさん、会場のヒューリックホール東京さん、色々大変なこの時期に開催を決行してくれてありがとうございました。
とても特別な時間を過ごせました。
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