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入院、手術は慌ただしく~骨折日記2


思わぬ転倒で膝を打ち、いつもの整形外科で骨折と診断 → 紹介してもらった病院で入院・手術になったお話の続きです。


初めて受診した日にいきなり入院と手術が決まったものだから、そこからは慌ただしかったです。




1.なんの準備もなく……


午前中に受診した整形外科で紹介された病院で、午後イチで診察を受けました。
自宅の場所を考えて紹介してくださった病院でしたが、私の生活圏にないため馴染みがなく、初めましての病院でした。
午前の段階で連絡がいっていて入院と手術は決まっていたので、診察の後はもう、いっぱい説明聞いて、いろんな書類に記入して、いくつもの検査をして過ごしたのでした。
なんだか、流されるままに時間が経っていった感じです。


急なこともあり、病院側が必要とする書類を提示されて署名する、の連続で、私が知りたいような情報は、自分でネット検索する有様でした(^^;)
そういえば、「入院のしおり」というパンフレットをもらったのは、入院翌日、手術の当日でした(^^)


イメージ!


朝は受診していけるのならゆっくりでも仕事に、なんて思っていたものだから、着の身着のままの入院です。
(出勤に必要なものは持ってるけど)


昨年夫が救急車で運ばれて、そのまま入院となった一件があったので、必要なものは何となくわかってはいました。
あわよくば、診察が終わっていったん帰宅して、必要最低限のものだけをもって入院……なんて頭をよぎりましたが、それは看護師さんに一蹴されました(^^;)


なにせね、歩くのが途方もなく大変なんです。
まず、足が痛くて痛くて、まともに歩けません。
午前の病院で松葉杖をお借りしていましたが、初めてとあって扱うのもおぼつかない(かばんを持っていたから余計に)
そんな足で帰宅して、家の2階と3階を往復して荷物を揃えるだけでたいへんです。
結局帰宅案はあきらめて、そのまま入院となりました。


病院に入ってしまえば移動は車いす。
しかも看護師さんが押してくれます。
痛む足でよぼよぼ歩くことからは、解放されました。


間の悪いことに夫はこの日帰宅しない日でした。
頼れるのは同じ市内に住む長女、というわけで、仕事終わりに実家を探索してもらい、当面の荷物を持ってきてもらったのでした。


ちなみに
今回の私のように一人で急に入院となったら、その人たちは用意をどうしてるんですか?と尋ねたら
「リースがあるんですよ」
というお返事が返ってきました。


なるほど。
リースね。
それも「入院セット」みたいな、病院で使う日用品が揃ったものがあるんだそうです。
もちろんタオル一枚からリースできるそうで、私も長女が来ないとなるとお世話になるところでした。


あ、長女の到着を待ってられないもの(食事時のおはしなど)は、自動販売機で買いました。
歯磨きセットとか、テレビのイヤホンとか、ちょっとした日用品を扱っている自動販売機があるんです!


そうそう、こういういろんな出来事の合間を縫って職場に連絡もせねばならず、職場にとっても私がこんな長期休みを取ることになるとは青天の霹靂で、もうたいへんな事態だったと思われます<m(__)m>
職員の急な病休って、ほんと、対応がたいへんってわかってるだけに、申し訳なさもひとしおです<m(__)m>


これも、イメージ


2.手術当日


手術は15時からだったのですが、この日は朝から絶食。
お水やお茶を飲めるのも11時までといわれました。
骨折の手術なのになんで?と思いましたが、それは全身麻酔で手術をする関係なんだそうです。


膝の手術なのに、全身麻酔なのね( ;∀;)


手術前にシャワーを使えることになりました。
それがなんと!
介助してくださる方がいて、移動や着替えを手伝ってくださるんです。


そんな発想なかったので(一人で痛む足をこらえながら入る気満々だった)、「そんなことしてもらっていいんですか?」の心境でした。


車いすでシャワー室につれていってくださった後は、立ち上がる動作ひとつにしても「○○を持って」「そこに手をついて」「もうちょっと前に出ましょうか」などなど、足をかばいながら動けるように指示を出してくださるんです。
片足が使えないと、特に下半身に身につけているものを脱ぐのが大変ですが、一緒にやってもらえるなんて(感涙)
おまけに脱いだものをたたんで袋に入れるとか、上がってきた後使ったボディータオルをていねいに水分とってくれるとか、なんかもう至れり尽くせり。
介護を受ける生活って、こんなんかしらと思ったのでした。


シャワーの後に着たのは、病院指定の手術着でした。
まだまだ時間はあるけど、早めにスタンバイしておくようでした。


午前のうちには、MRIの検査もありました。
「音がけっこうしてうるさいのでね」とヘッドホンをかぶせられました。
音を遮断するためかと思ったら、もちろんそれもあるんでしょうけど洋楽が流れてきたのでちょっとびっくり。
音楽聞きながら20分ほどの検査でした。
あの音楽、老若男女問わず同じ曲を流してるのかな……(^^;)


11時になると水分も取れない代わりに、点滴が始まりました。
ふだんよりちょっと太めの針が刺されて、点滴バッグとお友だちになります(^^;) ←ずっと行動が一緒!
トイレに行くのも点滴をしたままなので、せっかく自走できるようになった車いすでしたが、またまた看護師さんのお世話になることになりました。


時間になり手術室に行くと、まず麻酔科の先生からお話がありました。
実は30年ほど前に、やはり全身麻酔で手術したことがあったのですが、遠い昔でほとんど忘れているのに、麻酔の筋肉注射が痛かったことだけは覚えています。
今回、というか今は点滴で薬が入るらしく、しかも
「10秒も経たないうちに何もわからなくなりますから大丈夫です!」
と言われました。


いくらなんでも10秒は言い過ぎでしょう……と思った私は
「薬入りますよー」
という看護師さん?の言葉に、ココロの中で「1、2、3……」と数え始めたのですが、確かに8や9を数えないうちに意識を失った気がします。
あんなに一瞬にわからなくなるものなんですね。


麻酔って、すごい。



つづく……かな。




ことの発端となったできごとはこちらに


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