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【ホテルステイ】ザ・リッツ・カールトン東京 宿泊記1 ~ひのきざかの鉄板焼ランチの巻~
東京で一人暮らしをしている次女がお誕生日なのを記念して、ザ・リッツ・カールトン東京で「娘のお誕生日ステイwith母(笑)」をしてきました。
ザ・リッツ・カールトン東京は、六本木の「東京ミッドタウン」にあります。
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ホテルを訪れるときは、1階のいかにも「通用口」のような入り口(↑の画像)から入ることがほとんどなのですが、今日は宿泊もすることだし、ふだんは通らない正面玄関から入ってみました(^^)
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平日にも関わらず、エントランスには車がずらずら並んでいて、ホテルも人の流れがどんどん元に戻っているなあと感じました。
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チェックインの前に「ひのきざか」でランチを予約していたので、まずは45階へ。
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ザ・リッツ・カールトン東京のレストランは、ほぼこのロビー階にあります。
日本料理「ひのきざか」の中は、会席、寿司、天麩羅、鉄板焼に分かれていて、私たちは鉄板焼を選んでいました。
カウンター10席のコーナーです。
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45階からの景観は楽しめないけれど、とてもモダンな印象の空間です。
目の前で野菜や魚、肉を焼いてくださるのを見ているのも飽きないし、もちろんとびきりおいしいのですが、今回一番印象深かったのが、お店の方の対応のすばらしさでした。
中でも、ドリンクのオーダーから始まって、最後までいろんな話をしてくださったNさん。
お茶のソムリエの資格もお持ちなんだそうで、お料理やデザートに合うお茶について、熱く語ってくださって(笑)、彼の「お茶愛」をびんびん感じました。
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まるでワインを飲んでいるみたいですが、お茶です( *´艸`)
おすすめポイントの通り、香りがすてきでした!
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ホットでお願いしたのですが、なんと!耐熱のワイングラスに注がれていました。
熱いお茶がワイングラスで提供されることに驚いてしまって、注いでくださるパフォーマンスの撮影を逃したのが残念(^^;)
手前のお料理は「順才 錦糸瓜 吸酢 薯預寄せ」です。
自分がいいと思ったもの、自信を持って選んだものを人に語るって、ほんとにそのエネルギーが伝わるなあと思ったのでした。
4月に訪れた小菅村でも感じましたが、提供されるもののストーリーを聞かせてもらうって、ほんとにわくわくするし、親しみを感じるし、もっと知りたくなるんですよね。
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これから焼くものを、こうやって見せてくださるのも見どころの一つですね。
これがどんなふうになって出てくるのかな?と、期待が高まります(^^)
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お魚は「特選旬魚のソテー 新じゃが芋 クレソンのソース」とありましたが、この日のお魚は甘鯛でした。
皮がパリパリで身はふっくら。
それでもって、お皿がまた印象深くてすてき。
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「農園直送フレッシュサラダ 胡麻ドレッシング」
栃木県の農園から直送してもらっているそうですよ。
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お肉と一緒に出てくる野菜たち。
なんとこんなふうに美しく盛られた箱から出てくるんです。
箱の中の野菜たちのぎっしり感がたまりません( *´艸`)
焼いたものをいただく時のたれ一式。(写真右側)
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これがまたおいしくて!
中でも「粒こしょう」が、一粒ずつちゃんと味がついているので(細かい説明は忘れちゃった)、粒こしょうだけを食べてもイケるのです。
今回は試さなかったけど、これきっとお酒に合うと思う(^^)
お肉に塩+粒こしょう+スライスのガーリック(写真左奥)が最高においしかったです。←Nさんイチオシの組み合わせ
ごはんは、ガーリックライスを選びました。
これがまた軽くておいしい!
コースだとたいていこの頃になるとお腹いっぱいで、もう入らへん〜ってなるのですが、このガーリックライスは具沢山にもかかわらず、なぜか軽く食べることができました。
中に入っているシソが、いい仕事してました(*^^*)
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最後のデザートはマンゴープリン。
それがサプライズプレートになっていました!
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自分が誕生日の次女が、私に「おかあさんいつもありがとう」のプレートをお願いしてくれていました。
そのときに、依頼主が誕生日と知ったホテル側が、次女には「Happy Birthday」のプレートをつけてくださったのでした(´▽`)
ありがたいご配慮<m(__)m>
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メロン、私にとって今季初のさくらんぼ、メッセージプレートの下のバニラアイス、この3つはホテルからのお祝いで、めっちゃすてきなデザートになっていました。
メインのマンゴープリンはもちろん言わずもがなのおいしさ。
濃厚で、マンゴーをしっかり味わえました。
そして、先ほどのNさんが
「私からは、このデザートに合う和紅茶を選びました」
と言ってだしてくださったのがこちら。
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写真で見たら味はわからないけど、鹿児島の和紅茶だそうです。
すっきりしていて、味の濃いデザートに合う、おいしくて飲みやすい紅茶でした。
こうやって、メニューにないものでも「その人、その場に合うものを」と選んでくださるところが、リッツ・カールトンで働くスタッフさんのすごいところなんですよね。
90分制のところを、平日でゆったりしていたのもあってか、「ごゆっくりなさってください」とおっしゃってくださって、慌てることなくお食事を楽しむことができました。
こんなにすてきなお食事をいただいて、まだチェックイン前。
楽しみすぎる3日間の始まりでした。