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毎日リハビリに励むの巻~骨折日記4


うっかりこけて右ひざのお皿を割ってしまい、入院→手術となった、「骨折日記」シリーズその4です(^^;)


手術の翌日から、リハビリが始まりました。


骨折と聞いた友人知人からは「リハビリがんばって!」「リハビリ大事よ」「リハビリは痛みとの闘いよ」などなど、二言目には「リハビリ」という言葉を聞きました。
骨折とリハビリは、セットなのね(^^;)


入院した病院では、基本午前と午後と1回ずつ、リハビリの時間が組まれていました。
1回につき、40分です。




初日は理学療法士さんが病室に来て、20分ほど右足のマッサージをしてくれました。
「痛みとの闘い」という言葉が念頭にあるもんだから、どんな痛い場面があってるんだろうと思っていましたが、そんなことはぜんぜんなくて(^^;)


むしろ、コワレモノを扱うように、ていねいにていねいにマッサージしていただきました。
手術の翌日というのもあったかもしれません。


前回の記事にも最後にちょっと書いたのですが、手術翌日はまだブロック注射が効いていたらしく、どこにも痛みを感じず、「これ、大丈夫ですか?」と膝を曲げられても全然平気。
次の日だったらもう、激痛だったに違いない……。


術後2日目からは、病院内のリハビリ施設に行くことになりました。
(といっても、エレベーターで降りるだけ)
その頃になると注射の効き目も切れて、足が痛いったら。
歩く要領もまだおぼつかないので、車いす生活です。
リハビリには、担当の理学療法士さんが病室まで送り迎えをしてくれました。
もう、VIP待遇ですね(^^;)


もちろんこれは初めの数日だけ。
自分で車いすを操作するのに慣れてきたら、自走して行けるようになりました。


リハビリ40分の半分近くは、ていねいなマッサージです。
そして、膝がどれくらい曲がるか、測定します。
初めの頃は、がんばっても90度も曲がりませんでした。
いえ、がんばろうにも痛くて曲がらないんですけど。


それから、手術した部分に関わる筋肉を鍛える動きをいくつかします。
どれも、激しい痛みを伴うようなものはなく、「無理なく、こつこつと」って感じのメニューでした。
ドラマで見たことのあるような、「平行棒につかまって歩く練習」をいきなりするんじゃないんですね(^^;)
まあ、怪我した部位や傷の大きさ、怪我の程度によるんでしょう。



同じようなことをしているんですが、積み重ねってすごいもので、少しずつ膝が曲がるようになってきました。


一番苦手で痛みを感じる「座った状態で足を上げる」という動きも、少しずつ上がるようになりました。
例えば、ベッドの端に座って寝る姿勢になろうとするとき、足をベッドに上げますよね?
術後数日はあの動きがもう痛くて痛くて、右足を上げるときには左足を下にして、左足で右足をすくう(わかるかな?)という裏技?を使って足を上げていました。
それがだんだん、右足だけで上がるようになってきたんです。


日常のこういうなんてことない、意識すらしたことのない動きができなくなっていたのが、リハビリの入念なマッサージや筋肉を動かす練習のおかげで、できるようになってきました。


車いすは一週間くらいで卒業し、松葉杖で歩くようになりました。
ただ、松葉杖は両手が塞がってしまって、例えばコップにお湯を入れに行くとか、アイスノンを取りに行くとか、「モノを持って移動する」時にはとっても不便でした。
なので、何も持たない時は松葉杖、モノを持つ時は車いす、のようにして使い分けをしました。
これは片松葉杖で歩けるようになると解決して、車いすからは卒業となりました。


それにしても、リハビリ施設はけっこう広いのですが、いつ行ってもけっこう満員というか、ベッドが塞がるほどの盛況ぶり。
世の中こんなに骨折する人というか、リハビリが必要な人がいるんだなあと、変なところで感心してしまうのでした。
自分もその一人なのにね(^^;)




ことの発端となったできごとはこちらに


その続き。


手術直後のお話。


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