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【熱中する授業ネタ】口に二画たしてできる漢字は?(前編)
準備いらずですぐできる、子どもたちが熱中する授業のご紹介です。
(国語ノートなど、書くものは必要です(^^)
とても有名な実践なので、ご存知の方も多いでしょう。
先日、とある大人対象の集まりで、急にやってみたのですが、みなさんとっても熱中していました!
家で子どもにやってみます、とおっしゃっていた方も何人も(*^^*)
大人だから余計楽しめるのかな???
高学年対象。授業時間はだいたい20分前後。
これで1時間ということではなく、パーツの一つとして使う、という感じです。
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「口」という漢字を板書します。
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読みます。さん、はい。
…………
1年生で学習する漢字なので、ここで少なくとも全員が答えることができます。
…………
口に二画たして、別の漢字を作ります。例えばどんな漢字ができますか?
…………
「口に二画足す」ということがピンとくる子と、意味がわからない子がいるので、例を出させます。
田、目 などですね。
先生が説明するのではなく、この時点から子どもたちに考えさせるところがポイントです。
ここでは2つくらい出させて、「そういうことか」とわからせたらOKです。
…………
こんなふうに、口に二画たしてできた漢字を、できるだけたくさんノートに書きます。どうぞ。
…………
先ほど例で出た漢字を書いてもいいかどうか聞く子がいます。
私は書いてもいいことにしていました。
どちらでも、それは先生が決めて明確に示してあげればよいと思います。
「戸」のような漢字はどうか聞く子もいます。
私は不可にしていました。
教科書やドリルを見ていいか尋ねる子もいるかもしれません。
私は見ないことにしていました。
これらは「質問のある人?」などと時間を取るのではなく、聞かれたら答えて、テンポよく進めていきます。
何をするかわかってからあれこれ時間を取ってしまうと、早い子はさっさといくつも考えてしまい、スタートが揃わなくなるからです。
時間を区切ってノートに書かせて、その後の展開は次の記事で。
参考書籍:『向山洋一 年齢別実践記録集 第20巻』(向山洋一著 東京教育技術研究所)
続きはこちらから
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【ワーク】
「口に二画」でできる漢字を書こう。
(取り組むことで自分の考えが整理されます。ご自分のノートでも、コメント欄でも、書いてみてくださいね)
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【質問】
「口に二画」の漢字を考えている時間をどう感じましたか?
(ご自分に問いかけてみてくださいね。答えはすべて正解です)
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よかったら、手に取って読んでみてくださいね。