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突然やってきた入院生活〜注意一秒けが一生


平らな場所なはずなのに、つまずいてこける。


これが骨折、手術となり、思わぬ入院生活を送ることになってしまいました。


「注意一秒けが一生」って聞いたことがありますが、ほんとその通りだとしみじみ感じています。


以下、記録も含めた入院に至るストーリー?です(^^;)




1  そもそもの発端は


出先のとあるホテルのエレベーター前で転倒したことでした。
たぶん、ドアの前にある点字ブロックに、躓いたんだと思います(記憶が怪しい)


あっと思った時には足を取られて、体勢を立て直せないまま膝から地面についてしまいました。


その時の衝撃がかつてないくらい痛くて、一瞬息ができないかと思ったほどだったんです。


人のいないタイミングでの転倒でしたが、息ができないくらい苦しいのに、よぎったのは「誰かに見られる前に立ち上がらなくちゃ」という思いでした。


すぐ部屋に戻るも痛みはすぐ引かず、数十分後にはチェックアウトの時間になりました。
予定していた公共交通機関オンリーの移動は足が痛すぎて諦め、「乗り換えが少ない+歩く距離が短い」方法を最優先にして帰ってきました。


2  診断と、すぐに迫られる決断


翌日、整形外科を受診しました。
レントゲン撮影の結果、骨折していることがわかりました。


「膝蓋骨骨折」
いわゆる、「お皿が割れる」というものらしいです。
身内に大きな骨折経験者がいないためピンと来ませんでしたが、「全治3ヶ月、ギプスはめてるのは6週間はかかりますよ」と言われてびっくり仰天!


その上、治療の方針を二択で告げられました。


1   手術する
骨折しているところをワイヤーで固定して、動かないようにする。
その後リハビリ。

2   ギプスで固定
手術しないのなら、ギプスで足を固定して動かないようにした上で生活する。
通院してリハビリをする。

先生によると、私の傷の場合どっちがいいとかはない、
またどっちがいいというのは個人差もあるので先生としてはわからない、
ただ、ギプスより手術の方がやや短くて済むかな、ということでした。


どっちにしても、検討材料がそれだけなのに、この数分の会話でどっちにするか選択を迫られるなんてーー( ̄O ̄;)


一人で受診したので、その場で相談する相手もいません(T . T)


どうしたらいいの?という迷いと
決断できずに先生たちや次の患者さんをお待たせしているという焦りとが交錯して、プチパニックに陥っていたかもしれません。


やっぱり手術ってオオゴトよね
お金もめっちゃかかるし
そんなたいそうなことをしないで済むなら、ギプス生活がんばったらいいんじゃない?
めっちゃ不便そうだけど、入院・手術よりかは…


じゃあギプスにします、と告げると、あっさりと「隣の部屋で処置してもらって」と次の場面に進んだのでした。



3  いざとなって噴き出す不安


隣の処置室では、ギプスを作る前に、松葉杖のサイズ合わせをしました。
少し周りを歩いてみました。
慣れない上に、この上コートを着てたり荷物を持ってたりしたら、また感じが変わるよね、と不安も出てきました。


ギプスは膝だけでなく、足全体に近いくらいのものだと聞いて、また不安が増幅しました。
膝を曲げられないだけでなく、右足全体の自由がきかない生活って、どうなんだろう。
ギプスは取り外しができなくて、ずっとつけっぱなしと聞いて、ますます不安が募ります。


そもそも我が家は戸建てで、生活は2階と3階が中心です。
いきなり階段がネックじゃないですか。


さっきはそれも考えてギプスを選んだつもりだったけど、その選択ってどうなんだろう?
自宅でギプスをして6週間って、さっきよりもっともっと気が遠くなるようなことに思えてきました。


私にとってそんな非現実的で不便極まりない生活するんだったら、お金はかかるけどプロ集団に面倒見てもらった方がいいんじゃない?


この状態じゃ、どうせ仕事にも行けないんだし。
同じ休んでるならその期間、入院しちゃった方がいい気がしてきた……


再び迷い出した私でしたが、今度は気持ちが一気に「入院・手術」に傾きました。


「やっぱり手術にします…」


作業を始めてくださっていたところでしたが、変えるなら今だ!今しかない!と思い、そうお願いしたのでした。


4   あれよあれよという間に


そこからの展開は早かったです。
連携病院とやりとりしていただき、その約1時間後に紹介された病院を受診、その場ですぐ入院、手術は翌日に決まりました。

なんという急展開。
着の身着のままで入院とは(・・)


数時間前まで予想もしなかった展開が待っていたのでした。


……つづく?



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