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新卒時代に言われたいまでも忘れられない言葉
新卒時代は不動産営業職として働いていました。
そんな中で入社式で上司から言われた忘れられない言葉があるので、ご紹介したいと思います。
学生を卒業したてのわたしの心にぶわっと
未来への可能性が広がりました。
「買えない」ではなく「買わない」
「選べない」ではなく「選ばない」
ができる社会人になりましょう
という言葉です。
英語でいうと「can’t」ではなく「don’t」が
できるようになるということ。
違いが分かりますか?
できない、は自分がやろうとする意思があるか、ないかにも関わらず不可能という一方で、「しない」はできる可能性もあるけど自分の意思でしない、と判断すること。
新社会人のころなるほどなぁと思っていまも時々思い返しています。
例えばダイエット中だったとして、手持ちのお金でスーパーでいま大量のお菓子を買って帰ることができる。でも、、ダイエット中だから「お菓子は買わない」と決める。
わたしたちはたくさんの選択や決断をして過ごしています。そんな時になんでもできない自分でいるのではなく、あらゆる選択肢が選べるなかで、
「これがいい♡」で選んでいけるということ。
それが自分でできるようになれるのが大人だと教わりました。
もちろん決めることで責任を伴うこともあるけど、選べる権利があること、それを日々忘れないようにしたいなと感じます。
当たり前に働くと、会社の中のルールが当たり前、周りの常識が自分の常識になってくる。
本来好きに選べたりできる立場なのに、自然と固定概念、ルールに囲まれて過ごすようになる。
都合よく使われる。本当は断りたいけど、断れない雰囲気がある。仕事が終わったのに早く帰ると
冷たい視線が送られる。
これがいい♡で選べる環境からは程遠く
周りの意見、目線を気にしながら心からの本音に沿って選択したりすることが難しくなる。
そして
社会で働くとはそんなもんだ
と納得して働くようになる
いまこそだから新卒時代の言葉を思い出すようにしています。
できないって決めつけていないか?
それ自体も思い込みではないか?
やらない、断るという選択肢をしてもいいんじゃないのか?
自分と対話する時間がわたしたちには必要。
じゃないと、会社や社会の「なんとなく」に流されたままになる
それがあなたの生きたい未来?なりたい姿?
上司の言葉ははっと我に戻してくれています。
しない、やらない、手放す
というのは「やる、始める、補うこと」より
実は難しいと感じている人もいるかも
確かに勇気がいりますよね
でもそこを超えると意外とさくっと進んだり
物事が上手くいくこともある
これからも自分と対話して心と体の一致
した選択をしていきたいと強く思う。