「もう一度、泊まりたい!」泊まって最高だったお宿3選。
年齢を重ねるにつれ、誕生日プレゼントは「物」よりも「経験」が良いなと思うようになりました。26歳くらいの頃から、パートナーには誕生日プレゼントは旅行が良い!とお願いして、毎年旅行に連れて行ってもらっています。
もちろん、誕生日旅行だけではなく、一般的な旅行にも行ったりしているので、その中でも「もう1回泊まりたいな」と思えるお宿を3選、紹介したいと思います。
①べにや無可有
まずはこちら。べにや無可有。石川県加賀市にあるお宿です。お宿ももちろん良いのですが、食事がたまらなく美味しかったです。
「無可有」という言葉は、もともと荘子が好んだ言葉で、何も無いこと、無為であるということを意味するそうです。“何も無いことに価値を見出す”という思想を大切にしたいと「べにや無何有」という名に。(女将さんのインタビューより)
食事は、移動して食事処で他の宿泊者の方々と一緒に食べます。1品1品、スタッフさんが持ってきてくれて、料理の説明を丁寧にしてくれます。地元産の食材がふんだんに使われていたので、北陸・加賀の魅力を存分に堪能できます。
夕食もとっても美味しかったのですが、朝食も本当に美味しくて。野菜とフルーツの手絞りジュースが4種類くらい出たり、たらこやのりを好みに合わせて炙ってくれたり、サービスが本当に丁寧で細やか。
これまで宿泊した宿の中で、食事の出し方や演出の仕方しかり、味もピカイチだと思いました。ここはまた、特別な日に訪れたいところです。
②箱根リトリート före
次は神奈川県箱根市にあるお宿、箱根リトリート före。緑が広がる山の中に、「箱根リトリート före」はあります。“före”とは「前へ」という意味のスウェーデン語です。
ここは、個人的にこれまで泊まった宿の中で一番客室が好みだったところです。設置してあるインテリアが全てシンプルモダンでかつ美しい。また、リビングと寝室が分離していて、お家に近い感じなのもゆったりできる魅力。
音質の良いBOSEのスピーカーも置いてあるので、リラックスした音楽を聴きながらずっと本を読んだり、「リトリート」という名前だけあって、本当にくつろげます。泊まった日は、1日中部屋にいて、ゆっくりソファで本を読んだりしていました。
朝ごはんはビッフェ形式で、新鮮なお野菜、フルーツなどがたくさん用意されています。(オリーブがめちゃくちゃ美味しかった….)
自然に囲まれてゆっくりしたい、都会の喧騒から離れたい人にはぜひおすすめしたいお宿です。
③櫻湯山茱萸
最後は山形県の南陽市赤湯にあるお宿、櫻湯山茱萸(さんしゅゆ)。全7室で、全てに露天風呂がついています。主室、寝室、リビングの3間から成る広々とした間取りです。
ここのお宿のおすすめポイントは、朝食、夕食をお部屋で食べることができます。完全なるプライベートお籠もりが実現できるお宿になります。
露天風呂も気持ち良すぎて、4回くらい入りました。部屋を出ると、図書ルームみたいなところがあって、そこにジブリのDVDがたくさんあったので、紅の豚を借りて、部屋でみたり。ジュースや水も自由に飲むことができます。
この日はパートナーの誕生日に宿泊したのですが、夕食後に「お誕生日おめでとうございます」とスタッフさんの直筆のお手紙と一緒に、夕食で余った炊き込みご飯をおにぎりにして渡しに来てくださいました。
こういう心配りがあるサービスも、心に残ります。
そして、ここの宿とは関係ないのですが、ラーメン好きにはたまらないであろう、山形で超有名店、龍上海というラーメン屋さんがなんと山茱萸から徒歩8分くらいのところにあるのです!!!!
最高すぎる立地。龍上海は11時オープンだったのですが、お宿は12時チェックアウトとかなりゆっくり過ごせます。
せっかくだったので12時までゆったり過ごし、チェックアウトしてから龍上海へ。日曜日だったこともあり、お店の前には長蛇の列。ちょっとなめていました。
1時間15分ほど並んで、ありつけました。
めちゃくちゃに美味しかったです。今まで食べたことのない感覚のラーメンでした。辛味噌が美味しすぎる。辛味噌だけでもいいから欲しい。売って欲しい。
以上が、私のおすすめお宿3選でした。3つとも少々値ははりますが、特別な日や思い出づくりにぜひ足を運んでみてもらえたらと思います◎