コペンハーゲンで、自分にとっての「幸せ」について考えてみる。
7月23から始まったデンマークの旅、本日3日目です。
今は7月26日(金)朝の8時です。今日は、コペンハーゲンから、ロラン島へ移動します。
昨日はフォルケホイスコーレに参加していて今もデンマークに滞在中の友人と1日共に過ごしました。
午前中は、世界最古のテーマパーク、チボリ公園へ行きました。チボリ公園は、ウォルト・ディズニーが訪れ、「ディズニーランド」のモデルしたともいわれているテーマパーク。
デンマークに訪れたら必ず行きたい!と思っていたところだったので行けて満足してしまい、アトラクションは1つも乗りませんでした。笑
ディズニーランドより全然並んでないので、どこもそんなに待たずにアトラクションには乗れそうな感じでした。敷地内を歩いているだけでも、とっても心が躍りました。ディズニーはどんなことをこの場所で感じて、ディズニーランドをつくったんだろう。
午後からは、コペンハーゲンにある、The Happiness Museum (幸せの美術館)へ足を運びました。この美術館は、デンマークの研究機関である「Happiness Research Institute(ハピネス・リサーチ研究所)」が開設。「なぜ、ある個人や社会は他よりも幸せなのか」を研究・発表している研究所です。
北欧といえば、幸福度ランキングが高くて有名ですよね。デンマークも幸福度は世界で2位と言われています。
The Happiness Museumは、地理的な観点から見た幸福度や、ウェルビーイングに関する各国政府の取り組みなど、「幸せ」についての情報がたくさん展示されています。
美術館に入ると、「幸福についての世界マップ」が貼ってあります。
各国、各地域ごとの政策の違いや、最新のWorld Happiness Report(世界幸福度調査)に基づいた幸福度ランキングが張り出されています。1位はフィンランド、2位はデンマーク、3位はアイスランド、4位はスウェーデン、5位はイスラエル。ちなみに、日本は51位です。
この美術館、ただ幸福度のデータや情報が展示されているだけではなくて、様々な角度からの問いや投げかけがあって、一つ一つ刺さるんですよね。
歴史や宗教、各企業の広告なども含めて、さまざまな視点から「幸福」について展示がしてあるので、自分とはまったく異なる幸せの価値観があることを学んだり、自分なりの幸せの定義を考えたりする機会になりました。
私もこれを機に、自分にとっての幸せってなんなんだろう、と考えてポストイットに書きました。
私にとっての幸せは、貢献と感謝。社会や人に貢献できているときと、感謝が生まれている状態の時に、幸せだなあと感じやすいです。
美味しいご飯を食べている時や大切な人、友人と共に過ごしている時も幸福なのですが、最初に出てきた言葉がこのふたつだったのがなんだか印象的でした。
美術館に足を運んでみて、「改めて自分にとっての幸せってなんだろう」ということを考える機会になりました。GDPなどのわかりやすい数値指標と違って、幸せは主観的なものだからこそ、正解はないと思うんですよね。
どんな幸せもあって良いと思うからこそ、いわゆる一般的な幸せという定義に惑わされることなく、自分にとって、という視点が大切な気がしました。
そして幸せを感じる心でいるためには、まずは心身の健康が第一だなとも思ったので、身体と心は優先的に大事にしようと思います。
夕方には、Kongens Have(王の庭)に行きました。平日でしたが、16時にはもうすでにたくさんの人たちが芝生の上で寝転んだり、お酒を飲んだり、本を読んだり、まったりしている様子が見られ、素敵すぎる空間でした。
私たちもここで、カフェで購入したアイスカフェラテを飲んで、3時間くらいおしゃべり。美術館で購入したヒュッゲカードを使って、お互いの人生やこれからのことについて、対話をしました。感情がたくさん動いた、豊かすぎる時間でした。ありがとう。
3日目は、自分にとっての「幸せ」とは何かについて考えながら、友人たちと時間を気にせず対話を楽しめたことがまさに、自分にとって幸せな時間でもありました。
幸せって、得るものではなくて、すでにあるところから気づくものなんだよな。
今日は、これからロラン島に移動します!
ロラン島ではどんなことを感じるかな。
それでは、また明日!