人間に与えられた自然な能力【没頭体験】が脳を発達させる
こんにちは。ほぼ卒育したyukaです。
今回は【没頭体験】について。
1回目、2回目でも触れていますが、「没頭体験」とは子ども達が興味を持った何かに、時間を忘れて深く深く集中することです。
我が家の子ども達の幼少期にもそのようなことが沢山ありました。例えば次のようなこと。当時のブログから一例を拝借しながらお話しようと思います。
【強風と対話】
ある風のきつい日のこと。干していた洗濯物が洗濯竿ごと飛ばされる程の強風でした。息子が縁側の掃き出しサッシでコソコソ何かやってるんです。
この一連の作業が、何度も何度も真剣に繰り返されるんです(笑)
◆興味の学びを深める質問と提案◆
息子の気がすむまで没頭させたあとで、私は必ず次のように確認します。
息子の返事は、サッシをどの程度の隙間で開けた時に風圧がきつくなり、肌で感じる温度はどのように違うのか?の検証をしていたようですね。そして当時の息子の気付きは次のとおり。
私は同時に、それと同じ現象があるよと伝えて一緒にやってみました。
もしここで、息子の気付きを科学的に説明するために、簡単な実験などできれば更に学びを深めることができ、子ども達の人生がまた違ったのかもしれませんね。
因みに今は便利なツール。YouTubeやChatGPTがありますね!
試しにChatGPTに聞いてみるとこんな返事がきましたよ。
さらに石鹸水の液体の使い方を質問すると。。
素晴らしい時代ですね!親に知識がなくとも、代わりに教えてくれる便利なツールがあるんですから!親子で共に調べ楽しみながら学ぶことができます!
当時の私は、この時既に離婚しており、子ども達にとっての父親がおりませんでしたので、子ども達の疑問や興味からの学びを更に広げてあげられるよう、図書館など利用してあらゆる書籍に頼っていました。当時頼りになった一冊をご紹介しておきますね。(現在は新刊は存在しないのでしょうか。金額に驚いてしまいましたが、中古本の非常に良い評価のもので1円~ありますね(笑) 時代の移ろいを感じますw)
◆没頭体験は能動的な学び◆
大人にとっては無意味なことだったり迷惑行為に感じてしまうそれは、人間が生れた環境にうまく適応できるよう自然に与えられた素晴らしい能力なんです。
大人だって、興味のある事、面白いと思えることには時間を忘れて没頭してしまいますよね!
私達大人も含め年齢にかかわらず、人間は生まれた瞬間から好奇心旺盛で、この世界を知ろうと五感(視覚・聴覚・嗅覚・触覚・味覚)をフルに活用して学びたい生き物なんだと思います。
事実、没頭すればするほど、頭の中に新しい神経回路がどんどんできて、脳が発達していくそうです。つまり、何かに没頭している時、学びは確実に起こっているということです。
だから、子ども達が何かに没頭しているなら辞めさせないことです。たとえそれが親から見て無意味だと思うようなことであってもです。
むしろ、「自主的に学んでいる最中なんだなぁ」と温かく危険が無いように寄り添い見守ってあげる姿勢が必要だと感じます。
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