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🐟️メバルの生態🐟️

これからやってくる(まだちょっと先だけどね😅)冬のために、メバルの勉強をしました。
いかに誘うべきか、再認識のために!
それでは早速😊

☆分類·特徴☆
スズキ目カサゴ亜目メバル科メバル属の魚。
目が特徴的で、大きく見張っているようなことから目張る(メバル)や、春先に釣れる魚で春を告げる魚ということで目春(メバル)と名付けられたそうです。

大きさはだいたい20cm前後、大きなものになると30cmを超えます。これが尺メバルと言われるものですね🎶そうなると、目の大きさも10円玉ぐらいおおきくなり、10円メバルと呼ばれたりするそうです。

メバルは、2008年に国内の専門家により遺伝子レベルで細かい種別分けが行われました。
『アカメバル』、『クロメバル』、『シロメバル』の3種です。

アカメバル


クロメバル


シロメバル

これらは、DNAが交わることがないことから、完全に種が異なることが分かっています。
見分ける方法は胸ビレの数です。アカメバルは15本、クロメバルは16本、シロメバルは17本だそうです。
体色で見分けるのは難しいです。メバルは環境によって体色を変化させるからです。

☆産卵·成長☆
メバルは産卵ではなく、出産を行います。
お腹の中で卵から赤ちゃんになった稚魚を産んでいきます。卵胎生といいます。
産卵時期は1〜2月です。
メバルの赤ちゃんは海藻などに集まって成長していき、初夏になると深い藻場へ移動します。
2〜3年で成熟しますが、成長スピードは他の魚に比べて遅いらしく、5年かけて20cm程度になるそうです。
30cmになるにはおおよそ10年かかると言われています。
寿命も10年程度といわれています。

☆分布☆
メバルは全国の沿岸部に生息しています。

☆習性☆
3種のメバルはそれぞれ習性がことなっています。
アカメバル∶体色が赤や金に近い色をしている。
      基本的に藻場に生息。
      ストラクチャーに居付いている傾向。
クロメバル∶体色がやや青っぽい。
      潮通しのいい岩礁帯や防波堤などを好          
      み、その周辺を回遊。
      メバルの中で最も行動範囲が広い。
      表層まで上がってくることも多い。
シロメバル∶体色がやや茶色っぽい。
      ある程度のストラクチャーがあれば
      どこでも居付いている。
      基本的には中層からボトムにいる。
一般的によく釣られているのはシロメバルということです。

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