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ただいま、小値賀島

暮らすように過ごす島、小値賀島。
いつか行こうと思いながらも、なかなか行かずに諦めていた島。
今回ついにいってきました。

旅の始まりは佐世保港から。

高速船に乗る予定だったが、朝8時時点で欠航が決まり、フェリーに切り替え。
島の人曰く高速船はかなり欠航がおおいらしい。
またフェリーも博多経由佐世保経由ともに、2,3日結構だったらしい。

当初の予定から3時間ほど遅れてしまったが、なんとか上陸に成功。
自転車を借りて散策開始。

今回は「暮らすように旅をする」の真骨頂、民泊を利用することにした。

集合時間の16時、お世話になるご家族の方と合流。
おうちに向かいながら、暮らしの話をする。

島は軽トラ移動です

おうちで一服した後は、夕陽探索。

ここより西側に日本はない。この先に見えているものはすべて外国だと思うと、遠いところまできたことを実感した。

帰りながら、お世話になるご家族の牛舎も見学。

牛と暮らすにゃんころもち。

ご家族の皆さんと、島の歴史をあれこれ教えていただいた。

このご家族のお父さんは、若いころ出稼ぎで全国の工事現場を転々として家族を養っていたらしい。
その後は島で生計を立てるようにしたそうだが、よくもまあ笑って話しているなあという感じ。
その人生を経験したうえで、この柔和なおじいちゃんに仕上がる。一種の仙人的な雰囲気すらあった。
そしてその話を笑って聞いているお母さんも、強い。
全く知らないルートの人生の話はやはり面白い。
どんなかたちでもいい、強く生きて笑い飛ばす、そうありたいとおもった。


2日目の朝。観光協会とのお約束の10時まで、一緒に島の中を回った。

五島の澄んだ朝を一望できる番岳園地。

五両ダキ、柿の浜海水浴場で海の風を感じる。

観光協会に戻ってからは、小値賀港付近を散策。


港を少し離れると、海とともに暮らす生活が次々と現れる。

個人的ベストスポット、黒島園地。

旅の終わりは、ひっそりと漁船が停泊する浜津漁港へ。

帰りは博多行きで4時間以上の船旅。

何もないことなんてない、一人ひとりの人生がそこにある。
そう教えてくれた、そんなすてきな島でした。



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