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お茶作り!初体験
お茶摘み~釜で煎り~茶葉を揉んで~乾燥まで。
農家民宿「つばき坂」さんで
体験させていただきました 。
一服、いかがですか。 ^^) _旦~~
5月初旬、爽やかですね。茶摘み日和です♬
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準備
ツバが広めの帽子・腕カバー・ジーンズ・運動靴。
天気が良いからTシャツで行ったら虫刺されが心配とのこと、
女将の長袖シャツを借りました。
首に薄手のタオルを巻いて、準備万端。
さあ、農家さんになった気分です!
茶摘み籠を腰にくくりつけて、始めましょう!
茶摘み
天候の関係で(?)
ちょっと茶葉は成長してしまったみたいですが、
初めてなので全く気になりません。
上から2~3枚目位を
ちょっと上に引っ張るだけで摘める。
茶葉って柔らかいんですね!
いくらでも摘み放題♡
籠の中に葉が少しづつ増えていくのが良いですね!
せっかくですから色々お話も伺います。
おかみの子どもの頃は茶摘みに付いていって
何していたかというと
野イチゴ摘んで遊んだそう。
葉っぱより、赤く熟した野イチゴを
摘まんで食べる方が子供には楽しいですよね。
話していたら"ほら、そこに"あったので食べてみよう。
ちょっと甘すっぱくて、タネがぷちっぷちしてました😋
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お昼ごはん
![](https://assets.st-note.com/img/1714871641654-Waqw03t5WK.jpg?width=1200)
おかみと茶摘みをしている間に、娘さんが用意してくださいました。
お料理上手!素敵です♡
「大豆のカリカリ揚げ」は、女将の母の味。
戦後、まだ食料が豊富にない時にたんぱく源を取れるようにと
作ってくれたんだそうです。
材料は、一晩水に漬けた大豆を潰したもの+野菜+卵。
形を作りきつね色になるまで中火でゆっくり揚げます。
彩のニラが良いアクセントに。(後でレシピもいただきました)
四角い器は「切干大根の煮物」、触感が良くて聞いてみたら、
こちらも手作り!冬の朝に自家栽培の大根を干して作るのだとか。
美味しいはずです。
写真に入ってませんが、
「猪汁」と「鮎チップス(背越し切り鮎の唐揚げ)」も。
澄んだ汁に猪肉と牛蒡。
水から茹で丁寧にアクを取ることと
料理酒ではなく球磨焼酎が美味しさの秘密だとか。
心温まるおもてなしをいただき、
さあ、午後も張り切っていきます!
もう少し摘んで、いざ計量。
午後に摘んだ分を合わせて、茶葉がザルいっぱいになりました🍃🍃
年季の入ったスケールで本日の収穫高は・・・
2㎏程、こんな感じ。
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釜炒り
家の外にかまど(竈)があり、そこで炒ります。
火をおこし、釜が熱々になってから葉を入れます。
入れた瞬間、パチパチ音がするぐらいに熱いのが丁度いいところ。
釜の縁に触らないよう気をつけて、
葉の水分が逃げるように持ち上げつつ炒ります。
両手に持つのは「Y」形の木。
「ずっとこれで御茶作りしているから、
私が逝く時には棺の中に入れてね♡
あっちでも御茶作りますから(^^)
って娘に言ってあるの♡」だそう。
軽く10年は先の予定に聞こえます(〃艸〃)ㇷㇷッ
揉み
茶葉を炒ったら熱いうちに揉みます。
これは、おかみの旦那さん担当。
向かいに座って一緒にさせてもらいます。
茶葉を丸く抑えるようにして、
ちょっと体重掛けながら向こうへ、
手前に戻る時にこぼれた葉を拾いながら…。
少し右へ、左へとリズムよく…。
炒るからカラっとしてるかと思ったら
揉んでいくと下に敷いている竹がしっとりしています。
生の葉って、しっかり水分を持てるんですね。
旦那さんの様にはいきませんが、
これまでに手作りパンを作った事があったからかな、
初めてにしては上手よ、慣れてるみたい(^^)
と褒めてもらえましたヾ(*´∀`*)ノ
乾燥
揉んだ茶葉は、目の細かな網の上で乾かします。
塊をほどいて乾きやすくなるように広げて。
(注意:↓音が出ます)
見出しの写真が乾燥させているところです。
上の段が、前日摘んだもの。
下の段が、今日の分。少し色が違いますね。
この畳1畳ほどもある木枠。旦那さんが網戸の網を張って作られたとか。
とっても器用で、竹があれば何でも編んでくれるのよ、と。
羨ましい話です(∩´∀`)∩
終わり
貴重な体験をさせていただきました。
来年もお手伝いさせてくださいね。
お気に召しましたら
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