第20回俳句四季大賞・第9回俳句四季新人賞選考過程を読んで
細村です 遅ればせながら『俳句四季』7月号に掲載された「第20回俳句四季大賞・俳句四季新人賞」の選考過程を読んだので雑感を。
賞(特に公募型)の選考過程には選考委員の俳句観が如実に表れるので、たとえその賞に応募していなくても目を通すことで得るものがあるかもしれないし、ないかもしれない。というわけで、僕も非応募のいち読者として眺めてみる。
概要 選考委員は齊藤慎爾、仙田洋子、高野ムツオ、星野高士。大賞受賞句集は池田澄子『此処』、新人賞受賞作は織田亮太朗『駐屯地』・倉木はじめ『