デザイン思考やビジョン思考、アートや哲学との偶然の出会い

主観や美意識、試して失敗して次に向かう、といった考え方に至ったのは、偶然の出会いがあったことから。 退職意向を上司に伝えた後もモヤモヤした気持ちが続いていて、共感する記事を読み漁っていたころ。偶然に出たばかりの本を見つけ、これは読むべきと直感で購入。

こんな考え方があるのか…

たしかAmazonのレビューがなく、著者のことも知らず、ただ黙々と読んだ。

(今やベストセラーになっていて、内容は多くの方が知っていると思うが。)

自分の内面を深く掘り下げ、自分に向き合い、自分に素直になることを良しとする。 他人の目は気にしない。他人から潰されそうになっても乗り越える。

ベースの考えにデザイン思考があり、私はぼんやり言葉を知っていた程度だったが、本格的に知りたくなった。 この本を知って偶然知り合いに共有したら、下記の本を教えてもらった。

アートや哲学がビジネスに必要?

自分に素直になり主観を持つ、自分が見て美しいと思えることを疑わない考えが、前述の本と同じことを伝えているように感じた。 どちらの本も著者を知らなかったが、一気にファンになった。哲学は未経験で興味が湧き、下記も購入した。

どの本ももっと早く出会いたかったと思える。もしかしたら、自分の働き方が違うものになっていたかも。 退職を決意し、独立したことを考えると、これからの働き方、生き方に大きな影響を与えることは間違いないが。

(余談だが)偶然の出会いと遺伝的アルゴリズム

退職のモヤモヤの中、自分がしたいことは何か考えているときに出会ったこれらの本は、 自分の過去の経験につながっていることがあり共感したこと多かった。

・携わってきたデータ分析では、分析結果を事業につなげていく際、デザイン思考的な考え方を持ち込んでいた。
・エンジニア経験があるためか、思いついたことはとりあえずすぐに(資料など)作ってみる、聞いてみるなど、所謂アジャイル的な仕事の仕方をしてきた。
・ほんのわずかだがアート(美術部)に関わったことがあったり、デザイン(見た目の意味)の良いものが好きだったりする。


この他、新卒の頃、多目的最適化問題ソリューションを担当していて、要素として遺伝的アルゴリズム・突然変異があり、偶然が進化に欠かせない肌感を持っていた。また、事業を考えるときには、突然変異のようなジャンプした発想が効果を発揮することを体感していたこともあり、受け入れることに許容度があったのかもしれない。

今回の偶然の出会いは、偶然ではなかったと感じさせられるw

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