モルダバイト - 緑色ガラスの中の宇宙 -
パワーストーンといわれるものの中には所謂”石”ではないものもいくつか存在している。
例えば、わかりやすいものでいうと、樹液が固まってできた”琥珀”や、コーラル(サンゴ)、また、真珠もパワーストーンと呼ばれてはいるけれど、正確には”石”ではないものに属するだろう。
今回ご紹介するものもこの”not stone”属となるのだが、とてつもないパワーを有する石であることから、この石は実はパワーストーン界の横綱の一人(1石?)ではないかと感じている。
その横綱級のエナジーを持つ、
深い緑色が美しい石の名はモルダバイト。
チェコスロバキアのモルダウ川近郊で取れたことからその名が付けられたが、ただ、モルダバイトは先ほどもお伝えした通り、正確には石ではなく、太古の昔に地球に隕石が落下した際、激突の衝撃で地球の成分と隕石の成分が混ざり、融和してできたミラクルピース。
「宇宙的なパワーと地球的なパワーを持つ融合体:”宇宙バイブスを内包する天然ガラス”」になったというわけだ。
古よりその美しさはもとよりその宇宙的なパワーにきっと多くの人々は魅了されてきたに違いない。
特に欧州ではこの石をアクセサリにしたり、祭事に用いてきた史実があることから”この石はなにかちがう”と特別視されてきたのではと思う。
それもそのはず、この石は持ち主に一種の”目覚め”のようなことを促したり、”体のどこかやなにか、今まで眠っていた箇所がアクティベートする”ような、スイッチを入れていくようなパワーを持つ石だから。
体感は人によってそれぞれだが、この石を持つと急に体が熱くなるとか涙が出てくるとか、目が冴えてくるとか、色々な”リアクション”が起こりうる。
その理由はこの石のアクティベーションパワーによるものだと思うが、人によっては好転反応的に体の火照りとかがしばらくとれないというひともいるかもしれない。
それほどに強力な石だが、基本的には”魂のめざめと深き癒し”を促すのがこの石の特徴だ。
ハートセンター(心の部分)に私たちがこの世に降りてきたわけというものが眠っていて、そこに神様たちとの約束も刻まれているが、多くの場合、その約束に気づかずにこの世を駆け抜けていく。
この石は、一旦立ち止まり、その”刻み込まれたもの”にしっかりと向き合わせてくれるような、そんな優しさをもっている。
ルチルのような激しい感じではなく、ファイヤークォーツのようなメラメラする感じでもない。ムーンストーンのような女性的な優しさともちょっと違う。
眼鏡をかけた初老の(なんなら定年がおわって嘱託で働いている)
おじいちゃん先生・・・。
人間界で言うと、このおじいちゃん先生のようなバイブレーションをもっているというとなんとなくわかりやすいだろうか。
そうして考えると、この石の持つ緑色がスターウォーズのヨーダを連想させて、もはや”マスター”にしか見えないから不思議だ。
モルダバイトは仙人の石。
そんな仙人ストーンをもつということは、宇宙の理をしる仙人・長老と共に過ごすとということ。
そうやって考えると”とても贅沢”な気もするが、なんてことはない、
この石は実際に”とても贅沢”なものなのだ。(高価だ 苦笑)
モルダバイトはリビアングラスとならぶ”希少価値が高い天然ガラス”で、”非常にパワフルなパワーストーン(の一種)”とされている。
流通量がとても少ないことからこの2つはとても高価だが、”ご縁がある”人には然るべきタイミングで手元にやってくるのではないかと思う。
まさに隕石が地球に向かって飛来するように、あなたが”生きながらにして生まれ変わるべきタイミング”でこの石は手元に飛び込んできてくれるのではないだろうか。
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