【街のバイブスを読んでみる】 #019 逗子・葉山・鎌倉エリア
この土地が持つ不思議なカルチャー
いざ鎌倉!なるフレーズで有名な場所、神奈川県鎌倉市。
そしてその周辺に広がる大船、逗子、葉山町。
このエリアについて考察してみると、”場所についてのものとは思えないような、ちょっと面白いキーワードが浮上してきた”のでここでシェアしたいと思います。それは、このエリアは”ある一つのゴール”となっている場所なのではないか、ということ。
「ゴール?はて?どういうこと?」と思うかもしれませんが、冒頭のフレーズ、”いざ鎌倉”もそうですし、皇族が御用邸に静養にやってくることもそうですし、富裕層がこの辺りに別宅を構えることもそうでしょうし、また、観光地として多くの方がこのエリアに殺到する!とかもゴールといえる要素ではないかと思うのですがどうでしょうか?
ゴールという感じが”競争”とかを彷彿とさせるなら、”目的地”というとなんとなく収まりがいいかもしれません。
古今東西、歴史を紐解いてみると、たとえば物流や、東海道五十三次などの”旅の拠点”として栄えた宿場町というのは数多くあります。
人が東から西へ、そして西から東へと流れる。
東西からの交差点として人やものが沢山行き交うそのルート上には旅籠が乱立し、食事処が繁盛し、物流拠点が生まれたり、早馬の拠点等々で栄えたり・・・。
そしてその立地上の都合から今でもいくつかの宿は現存し、いまだに隆盛を極めています。
もちろん歴史に合わせてその姿は変化しています。
周辺エリアを抱き抱えるようにして広がって、工業化したり、JRの東西・南北への移動のターミナル駅と拠点として発展を遂げたりするなどして、かつての村落は街となり、工業エリアとなり、また、都市圏を構成するなどして発展を遂げてきたのです。
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風と星の道が交わるところ 2.0 -星学研究ラボ-
2020年より突入する風の時代。 その風の時代の生き方や 風の時代を生き抜くスキル、 マインドセット、 そして 風の時代に必要となるセン…
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