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自己紹介について

僕は何歳になっても自己紹介が苦手です。
新しい学校とか組織とかに入ると、必ず最初は自己紹介をさせられるんだけど(これは世界共通な気がする)、どうしても自分が言っていることがどこか偽物のように思えるんです。自分の肩書きや経歴を話してみてもそれは結局自分の本質的な部分には迫れていないような気がする。

でも中には、自己紹介がものすごく得意な人もいて、そういう人はだいたい自分が言ったことをしていることが一致ているんですよね。話術の問題というよりかは、自分を誠実に分析しているなという印象を持ちます。

つまり、個人的には自己紹介の得意不得意は再現性にあると思うのです。自分とはこんな人です、と初対面の人に宣言した後で、その人が本当にそうならその人は自己紹介が上手く、逆なら下手だと。ある意味では自分を客観視できているわけで、そういう人は賢くてフェアな人間だと思えますよね。

そんな自己紹介が苦手な僕が提唱したいのが、嫌いなことを言うとというもの。同じ物事でも、「〇〇が好きです」というより「〇〇が嫌いです」と言われて方がその人の人と成りがわかる気がするし、情報量も多い気がします。例えば、ピザが好きな人は世の中にいっぱいいても、ピザが嫌いな人は少ないじゃないですか。
これだと、自己紹介が苦手な人でも話しやすくて、そしてかなり人間性に迫っていけるような気がしています。是非やってみて。


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