Eugene

大学生をしています。

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最近の記事

自己紹介について

僕は何歳になっても自己紹介が苦手です。 新しい学校とか組織とかに入ると、必ず最初は自己紹介をさせられるんだけど(これは世界共通な気がする)、どうしても自分が言っていることがどこか偽物のように思えるんです。自分の肩書きや経歴を話してみてもそれは結局自分の本質的な部分には迫れていないような気がする。 でも中には、自己紹介がものすごく得意な人もいて、そういう人はだいたい自分が言ったことをしていることが一致ているんですよね。話術の問題というよりかは、自分を誠実に分析しているなという

    • 疑わないという強さ

      ワンピースのを久しぶりに読んだ。僕の好きなシーンは、ルフィが女ケ島でレイリーに覇気を学ぶシーンだ。新世界に入ったばかりのルフィは、超人的とも言える力を使うレイリーの力に驚き、圧倒される。その時にレイリーはこういうのだ。 「疑わないこと それが強さだ。」と。 レイリーの話た強さとは、武力のことだと思うが、現代社会では様々な強さがある。経済的な強さ、肉体的な強さ、精神的な強さ。などなど。 それらを彼の言葉で説明するならば、それは資産を疑わないこと、身体の疲労を疑わないこと、自分

      • ”teenager” を永遠に。

        そろそろ私は20歳を迎える。 そしてそれは必然的に、10代を終えるということだ。 そんなことをぼんやりと思いながら聴いていたラジオからちょうど、king gnuの teenager foreverが流れてきた。 teenager forever. 10代よ永遠に。 今日はその歌詞と、YouTubeのmvについて書いてみたい。 曲名について 30前後の、おじさんとも言えるking gnuの4人が叫ぶteenager foreverという歌詞には、何か、10代がとっくに終わって

        • 洞窟に戻ること

          今までの20年の程の人生で、最も熱中したことといえば、正直受験勉強しかない。高三の日々は、まるで数学のように「正解」がある毎日で、受験勉強をするということが無条件に肯定され、自分の中で”確かに意味のある行動”であった。 集団行動が苦手であり、集中力が保たない子供だったからか、中高で部活動に熱中することもなかった私は、酸いも甘いもある日々を局所的に消化する毎日を過ごしていた。そんな中で迎えた受験期は、私にとってある意味では衝撃的で、いびつで、でも、血の通った期間だった。 熱

          謙虚さのための儀式

          最近、縁があって何かと社会人の方と話すことが多い。サークルの先輩、ゼミで知り合った教授の知人、先輩の紹介など。 学生という身分はかなりありがたい。「大学生です」というだけで、多くの人々が”将来の可能性”というものを感じてくださるのか、様々な話をしてくださる。若い時にすべきこと、将来のこと。快く”何者でもない私”も受け入れてくれ、様々な人生へのヒントを与えてくれるみたいに。 今日の昼休みにはキャンパス外で友人とランチに行った。都市に出たのだが、電車で行けば5分ほど。その中を私

          謙虚さのための儀式

          立て看板という欺瞞

          春休みの3月に、図書館に本を返そうとキャンパスに入りしばらく歩くと、そこには非日常が広がっている。立て看板である。 一年生獲得競争を繰り広げるサークル及び部活動は、より大きな、より魅力的な、より個性的な立て看板を作り、自らの団体をアピールする。そこにはあたかも青春がそこにのみあるかのような語り口だ。 立て看板はまるで扉のように、新入生に輝かしい学生生活を提示する。その1つ1つの扉はどれを選んでも輝かしい未来が約束されているような錯覚に陥らせ、新たな環境と自由という熱に浮かさ

          立て看板という欺瞞