見出し画像

普通のおじさん、怒る  第93回 月刊中山祐次郎

こんにちは、中山祐次郎です。

前回の「島の仙人医者」が南日本新聞に掲載されてから一週間ほど経ったある日のこと。

病院の医局という医師のオフィスがある部屋で、わたしのポストに一通の封筒が入っておりました。分厚い封筒で、差出人の名前を見ても知らない方のお名前。

病院の宛名で私の名前が書かれているとここに届くのです。ありがたいことに、小説や新聞連載の感想、くつした、暑中お見舞など多くのものが届きます。ありがたいありがたい。

で、きっとこれもどなたか読者の方のものなのだろう、と封を切ると、そこには2冊の書籍と一通の手紙が入っておりました。

その手紙を読み、私はおったまげることになります。

こちら、その手紙の写真です。

ここから先は

497字 / 1画像
このマガジンをご購読いただくと、他で公開していない中山のエッセイやコラムをお読み頂けます。マガジン限定記事も多数配信します。他に、中山が受けた取材の掲載誌や寄稿したものも載せていきます。過去記事もすべてお読みいただけます。 また、ときどき「質問に答える」回、サイン本などの「プレゼント企画」、「イベント優先ご招待」もあります。(トップ画像は画像研究員タク @imatomirainoms さん作成)

月刊 中山祐次郎

¥1,000 / 月

外科医・作家の中山祐次郎のことばたち。生きるヒントや中山の失敗談、珍しいお話。 医者の日常。作家の非日常。 ここでだけは、安らげますよう…

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?