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私がしている気分転換の方法を15個教えます 第40回月刊中山祐次郎
皆さんこんにちは、中山祐次郎です。医者で作家です。このマガジンはいつもは有料課金をしてくれている方限定なのですが、今回は40回記念ということで無料で書いています。
世はコロナ一色で、いい加減うんざりしてきました。私は毎日病院に出かけては仕事をしているのでまだ気分は変わりますが、在宅の人や外出自粛の皆さんは本当に頭がおかしくなりそうでしょう。
そこで、簡単にできる気分転換法をお伝えしたい。なぜ私が書くかというと、私は気分転換の天才だからです。
私は朝7:30から19:00まで病院で医者をやり、19:30から夕食をとり、20:30から22:00までは論文や小説執筆などの書き物をしています。土日も午前中は病院、午後はずっと書き物をしています。オフなどありません。生きている間はずっと仕事をしています。
その超長時間、私は上手いこと自分をコントロールして仕事を続けます。気分転換が異常に上手なのです。正直に言えば、仕事が多くなりすぎて気分転換が上手でなければ回らなくなったのです。「必要は発明の母」です。
それではさっそく15個、行きましょう。
気分転換① 「場所を変える」
仕事に飽きたら場所を変えます。家の中でも部屋を変えたり、布団に入ってパソコンを広げたり、トイレでやったり。カフェもいいですが、私はあの豆から抽出する地獄のような音が嫌いなのでイヤホンを持っていきます。というかあの音がしない抽出機発明してくれ。
気分転換② 「デバイスを変える」
PCで仕事をする人が多いと思いますが、その仕事、本当にPCでなければ駄目ですか?スマホでもできませんか。あるいはプリントアウトして久しぶりに手書きで紙ででもできませんか。小説執筆は、PCとスマホでOneDriveのワードでやっています。自動保存・同期だから楽ちん。いまさらファイルにver. 17とかver. 20200409とかつけて大量に作っている人はOneDriveのワードおすすめです。
紙もあえてしょっちゅうプリントアウトして書き込んだりします。
気分転換③ 「着替える」
理由なく着替えます。自宅ならパジャマに着替える、スーツに着替える、など。職場でもカーディガンを着る、ネクタイをはずす、腕まくりするなどできます。私はツボ押しのサンダルを職場に置いておいて、デスクワークの時間が長く飽きてきたら履き替えます。
ただの板にボツボツをつけただけ、ペラペラの革を貼っただけで全然おすすめしませんが、めちゃくちゃ痛いので私は気に入っています。
気分転換④ 「噛む」
噛むと咬筋から中枢神経系に向かって刺激がいくので、なんとなくよさそうです。ガム、あたりめ、グミをよく食べます。あくびをするメカニズムも、この咬筋を伸ばすと脳に刺激が行って眠気を覚ますためという説もあります。
気分転換⑤ 「リップクリームを塗る」
私はリップマニアです。しかもコンビニで変える同じやつばかり。一度だけ銀座で1本1,500円するリップクリームを買いましたが、まあそれも良かった。
気分転換⑥ 「ウィルキンソンを飲む」
水でもコーヒーでもなくウィルキンソンの炭酸水を飲みます。シュワシュワでストレス解消。飲めないという方、大丈夫です。飲めます。医学的に飲めない人はいません(水が飲めれば)。コーヒーは私はおすすめしません。あんな興奮剤を飲むと落ち着かなくなりますし、だんだん増えてカフェイン中毒になります。そういえば昔電通の友達が働きすぎてカフェイン中毒になってきていたのでこんな記事を書いて止めたことがありました。
気分転換⑦ 「立つ」
座っている時間が長いと本当によくありません。理想は一時間に一度立って、伸びをすること。昔付けていたアップルウォッチはこれをお知らせしてくれたので、90分もある大学院の講義中、密かに中腰になってプルプルしてました。
気分転換⑧ 「1分間深呼吸」
これはかなり有効です。本当に有効です。鼻で息をゆっくり吸って、口でゆっくり吐く。吐き切る。これを10回もやれば効果絶大です。が、やはりアップルウォッチでもつけていないと難しいかも。
気分転換⑨ 「手を洗う」
手を洗うだけでも気分変わりますよ。冷たい水で洗うと気持ちがいいね。手の刺激は脳にかなり影響があります。
気分転換⑩ 「顔を洗う」
女性の皆さんは簡単にできないかも知れませんが、これも非常に有効です。冷水がベター。
気分転換⑪ 「ストレッチ」
昔体育の時間にやっていたような、部活の前にやっていたようなものでOKです。体、固くなってきてません?頭も固くなりますよ。
気分転換⑫ 「シャワー浴びる」
これも思い切ってやると、とっても効果あり。20分ほどのコストでスッキリするのですよ。じつはその時間、スマホから離れられるのもいい。女性は頭を洗わなくてもいい。
気分転換⑬ 「大人買いしておいたアレを読む」
よく私はやるのですが、漫画や本を大人買いしておいて、1時間仕事したら一章読む、というご褒美スタイルです。最近はこれら。コツは、「頭を使わずさらさら笑いながら読めるもの」です。
林真理子さんのエッセイ
漫画「響」
「ハンチョウ」
気分転換⑭ 「あの頃の音楽を聞く」
これはアップルミュージックなどサブスクやってる人に限られますが、自分の懐かしい時代の音楽を聞くとどういうわけか気分転換になります。私(39歳男性)ならミスチル初期、DEEN、大黒摩季、という具合。1990年代J-POPって感じでまとまってます。
気分転換⑮ 「散歩」
これは最強かもしれません。用事のない、ただ歩くという行為。人間は、脳のリソースをつかわず脊髄反射だけで歩行という複雑な動作ができます。そこで空間的に移動しつつ、視覚や嗅覚が刺激をくれるのでとってもいい。何も見ずに頭の中だけでこれまでの仕事をまとめたり、これからの方向性の作戦を立てたり。私の小説ストーリーのアイデアはけっこう散歩からきています。走っても運転しても駄目なんだよなあ、不思議だけど。
使えるものをどうぞ
以上、私の気分転換法でした。大切なことは、これらの中でいろいろやってみて、良かったら採用するってことですよ。人によってスイッチは違いますからね。
〜番外編〜
気分転換⑯ 「お菓子を作る・料理する」
これは妻が言っていました。私は滅多にやりませんが、手を動かして美味しい物をつくるってのはいいですよね。オペに似ているので私も好きです。お菓子っていっても今は簡単に作れるみたいですね。ヨーグルトムースなら15分で作れるよ、ですって。
〜番外編2〜
気分転換にならないからやめとくもの① 「SNS投稿」
ついやっちゃうのですが、投稿すると人間は「リアクションが気になる」生き物。あれ、あの人からいいねが、なんて見張っちゃうと駄目ですね。ツイッターもインスタも、飽きたから投稿ってのはNG。やるなら見るだけですけど、これもあんまりですね。
気分転換にならないからやめとくもの② 「仮眠」
これは賛否両論あるでしょうが、私はどうしてもうまく行かないのでやめておいてます。そもそも日中眠くならないくらいの睡眠を夜取ることにしています。まあ、そういつもいつもうまくは行かないんですが。眠い時は仮眠じゃなく、さっさと仕事を切り上げて寝るのが一番ですね。
以上、お楽しみいただけましたでしょうか。参考までにどうぞ。
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