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「過激すぎる目次にひるむ」 〜出版までの道のり〜 中山祐次郎
※この連載は、2018年8月に出版した「医者の本音」(SBクリエイティブ) の、執筆依頼を頂いたときから出版までのいきさつをリアルタイムに記録したものです。アマゾンリンクは↓こちら。kindle版もあります。
(ここより本文)
こんにちは、中山祐次郎です。
今回、新しくここnoteで連載を始めました。
この連載は、「執筆依頼から出版まで」を記録したものです。私は37歳のオトコで、外科の医者をやりながらもの書きもやっています。
もの書きのほうは2015年に幻冬舎から新書「幸せな死のために一刻も早くあなたにお伝えしたいこと」を出版させて頂いたことをきっかけに、今webでいくつか連載をもたせてもらっています。
さて、医者という立場で「医者のホンネ」という仮タイトルの執筆依頼が来たのは昨年末のこと。
なんつータイトルや・・・
そしてgmailに添付されてきた企画書にはこんな項目が。
・医者にとって、「めんどくさい」患者とはなにか?
・執刀医の8割は不器用
・問診でブラを外すとき何を考えているか?
あのね、、、
書けないことばっかりや!!!!!!こんなん本当にホンネを書いたら、わたくし医者を続けられん・・・。
ちなみに↓これが実物。
そもそものきっかけは、年末のあるメール。
知り合いの編集者さんが、「中山さんに執筆依頼があるんすけど」と書いてきた。
で、一度都内某所で会ってみたのだった。
お会いした編集者さんはSかぐちさんと言って、年齢は40をちょっとすぎた頃だろうか。その風貌は、失礼だけどちょっと幸薄そうな感じ。
頂いた名刺には、「ソフトバンククリエイティブ」とある。これは出版社の名前だろうか?これまた失礼ながら、初めて聞いた名前だった。ソフトバンクって、ケイタイだけじゃなく出版もやってんだな。
調べると、有名人の本を出していることが判明。ニュース解説の池上さんとか、アンジャッシュ渡部さんとか。
うーん。有名人に本を書かせて売るビジネスモデルの会社だとしたら、私とはミスマッチな気がする。
そう思いつつも、Sかぐちさんとお話。静かだが熱さを感じる、話ぶり。
その場で即答できなかった自分は、一度持ち帰ってから悩み、返事をすることにした。
(第二回に続く)