「オカシナ記念病院」書評秘話 第28回月刊中山祐次郎
皆さん、年が明け2020年というなんともキリのいい今年になりました。どうぞ本年もよろしくお付き合いくださいませ。だんだんと本マガジンは過激さを増して参ります。
さて、先日のこと。私が書いた書評がネット上で公開された。久坂部羊さんという作家の「オカシナ記念病院」という小説の書評だ。1500字の全文はこちらのカドカワのページで読むことができる。
結論から言おう。僕はこの書評に大変苦しんだ。
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2,170字
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