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絶対に採用されない銭湯川柳②

東京銭湯の川柳コンテスト最新版が公開された。

第14回銭湯川柳コンテスト 4~5月応募分、秀作発表 《応募作品、常時募集中!!》 | 【公式】東京銭湯/東京都浴場組合 (1010.or.jp)

ほのぼのとした秀作ぞろいであるが、なかでも注目したのはこの作品。
「サウナ室 隣の和彫り 何する人ぞ」(白川さん作)

ここまでなら踏みこめることはわかった。
私の作品も行けるのではないか。

しかし選者がシニア大樂 川柳研究会、という渋そうな人達である。
意外とわかってくれる可能性はあるが送る勇気を振り絞れていない。
(本当いうと、未発表じゃないと採用されないので、Noteに書く時点で「絶対に採用されない」の枕詞が完結するのである)

そんなためらいのさなかに新たに生まれてきた作品第二弾をご紹介しておこうと思う。

サウナ室 隣の和彫り 芳一か
 白川さんへのアンサーソング。隣に彫りすぎたやつがいると耳なし芳一に見えてきて、サウナ室に悪霊がいるのかと、何も書かれてない自分の肌を覆いたくなるのであった。

ロッカーキー 足に掛けるの 怪しきや
 これはたまに聞くけど、真相はどうなのか。

夏の夕 熊系兄貴が 玉毛剃り
 こっちはもっとストレート。週末の夜、田亀源五郎の漫画に出てきそうな熊系ニキがカランでめちゃめちゃ丁寧にVIOラインをつるんつるんに仕上げてた。パートナーらしき人物も近くにいた。備えてんなー。

ジムサウナ 三連放屁で 地獄絵図
 これも実話。ただでさえ汗臭いジムサに地獄の追いアロマを短ピッチで三回に分けて足す輩がいた。サウナマットくるくるにしてパコーンてしたくなった。

番台の 物の怪おじじが 熱視線
 女性視点の妖怪川柳が爆誕。これは銭湯業界のタブーに切り込む社会派川柳だ。





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