雑談(シンプルに)
僕が優秀だと思う経営者の方々は常にシンプルだ。
僕も幹部に頻繁に伝えるのは中学生でも理解し実行できるレベルまで全ての物事を整理すること。
分解、解像度を追求する作業の時は深く細かくしていいが、経営は実行と継続が大切なのでゴチャゴチャしてると結局中途半端な結果になる。
マウンテンブルは理念もビジョンもシンプルだ。
ことビジョンに関しては、売上、賃金、利益、の数字できちんと表すことができる。
直近の業績目標もシンプルだ。
EBITDA10億 Net Cash 10億円
その次に
EBITDA 20億 Net Cash 20億
その次に
EBITDA 50億 Net Cash 100億
戦略もシンプル、
良い場所、良い業態、良い人、のレベルを上げていき世界規模でスケールしていくのみ。
あとよく聞かれる質問の答えだと、
フランチャイズはやらず基本は直営出店。なぜなら直営が1番儲かり管理がスムーズ。
採用に裏技はない。賃金の向上第一に頑張るのみ。その他の福利厚生や社内飲みやイベントはその次。
外食以外の事業はもちろんやらない。小銭は稼げるかもだが目標に対してリソースの無駄。
金融機関や経営者がたまに言うサステナビリティ経営とかSDGsの活動も一切やらない。
基本外食経営は生物の命の上で儲けさせてもらってるわけだから、ゴチャゴチャカッコつけず感謝を胸に日々一生懸命営業するのみ。
上場準備は時価総額300億(純利益✖️20で計算)が3年以内に目指せる状態まではやらない。それ以下で上場し資金調達するくらいなら利益からの投資の方がメリットが大きい(上場できるかできないかはおいといて)。
戦略と少し被るが、
カズマとよく話す10年後は、
現場のスタッフレベル、そのサポート本部体制のレベルの向上は当たり前だとして、
世界全体で良い場所を取れる物件開発チーム、
世界全体の色んな良い場所に出店できる業態群、
世界全体で良い人材の採用と育成ができる仕組み、
それを生産性と効率性が高い少数精鋭の経営陣がしっかり連携し管理し支えていく。
そんなグローバルチームが目標。
競争力が高いアップデート型の外食企業の完成と今は仮に呼んでいる。
あとは10年後に、
上場していた場合は外食銘柄の時価総額30位以内、未上場でも外食銘柄の時価総額30位の業績よりは好業績を出す。
個人としても10年後の45歳まではマウンテンブルの成長が最優先。それ以降は決めてないけれど、神戸物産創業者の様な生き方、歳のとり方が最近ではかっこいいなと思う。
と、色々書きながら文面が全然シンプルじゃないことに気づいた。やはり言うは易く行うは難し。
あらためて人生も経営もシンプルが1番。
頑張ろう。