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End of the World

重くてズンとくるし結構キツいんだけど、なんか読んで良かったなって思える作品だった
"あとがきインタヴュー"のインタビュアーのノリが軽過ぎる感じをみてコレが90年代かぁと思った
エヴァンゲリオン然り私小説的で陰鬱なものが多く、社会の無理ある急激な成長によって色んな人が苦しんだことがこういう作品を生んだ要因なのかなとか思う
辛いなら逃げていい、成長が止まってしまうとしても、なんなら後退してしまうとしても
自分が壊れてしまうまで頑張らなくて良い、自分を虐めなくて良い
効率ばかり求められる世界だけど、進みたいスピードで自分の歩幅で進む事をしてれば、画面の向こう側の幸せそうな人達にはなれなくても、今より少しは幸せな人生を歩めると思う
この作品は、ネットの友達から教えてもらった
彼女はとても優しくて穏やかで繊細な人だ
頭も良いし歳の割に造詣が深いと思う人だ
そして、精神科に通い薬を飲んでいる
様子を見る限り恐らく躁鬱だろう
水の中は苦しいけど太陽は見える
でも深くに潜ってしまうと見えなくなってしまう
からどこに進めば良いのか分からなくなる
もし深くに潜ってしまったのなら外に導いてくれそうな何かを頼りにしながら、間違っても良いからゆっくり進んで欲しい
太陽が見えたら意外とイケると思うし、闇を知ってる分人に優しく出来る強みがあると思う

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