読書記録:「ザ・ワールド・フォー・セール」
新型コロナウイルス禍やウクライナ戦争を経て、原油や金属、穀物の価格が急上昇しました。その中で莫大な利益を上げたと見られるコモディティー商社に焦点を当てた本がブルームバーグ通信の記者であるハビアー・ブラスとジャック・ファーキーが書いた「ザ・ワールド・フォー・セール」です。コモディティー商社の歴史や役割、今後の課題などが盛り込まれたかなり読み応えのある作品となっています。
別の時期に別の場所で売るこの本はコモディティー商社の役割は簡単で、ある時期に買った資源を別の時期に別の場所