見出し画像

#22 房総半島の先端は日本の最先端!と勝手に思えば色々見えてくる!

こんばんは!

房総半島の館山を軸に、南房総・鴨川・鋸南町が主な商圏として家業を行っておりますが、

(背景の逆さにした日本地図は下記より引用しております)
https://awa-ecom.jp/bunka-isan/section/books-015/

この館山・南房総エリアの置かれているのはまさに、半島の先端地域です。


半島の先端は、ドンつまりだからこそ、人の流れが止まってしまったり、経由地がない分、経済的にも栄えにくく、千葉県の中でも高齢化率も50%に近く、何をやってもダメなイメージもあったりします。

また、地域としての所得水準も全国から下位10%にあるのもなかなかの課題です。

地域内に大学がなく、進学のために東京に若者が行く流れができてしまっている地域であり、地就職先としても所謂「大手企業」はなく地場企業が集積している感じです。

といった感じで悲観的要素がめちゃくちゃ出てきそうなのですが、
私は下記の理由から「房総半島の先端は日本の最先端」だと思っており、そう思考するとめちゃくちゃワクワクする景色が見えるのではと思ったりしてます。

理由0)神奈川に比べても開発がされてなく里山・里海など自然環境が残っている

一番は、内房エリア、南房総から鴨川の田園山エリア、館山の海沿いから外房に抜けるエリアなど、里山・里海が残っており、大きな開発が行われていなく、まだまだなんとでもなる素材が多く残っているのは本当にありがたいところです。バブルの時の計画がおじゃんになって本当によかった。

理由1)関東の沿岸エリアの中でも地価が低い

そして、そのような場所は、他の地域に比べて圧倒的に地価が低いので、
何かの開発をする際にもやりやすい。最近は別荘を買う方が多く少しずつ上がりつつあるけど。

理由2)東京からの圧倒的な距離。もはや東京のビーチ。

これこそがとても強みと思えるポイントであり、世界的にも大きなメガシティTokyoへ車で1時間ちょいで行ける場所。海外の方からすると、郊外にいくような距離に位置している。おそらく、アメリカの人からすると、館山あたりは東京のビーチとしての位置付けでも全然納得するのではないだろうか。

理由3)国際空港からの圧倒的な近さ

そして、羽田と成田の国際空港から90分圏内にある(羽田は60分)自然豊かなエリア!これはインバウンド含めてとても可能性を感じられるところ。

理由4)課題先進地域としてモデルケースになりうる

前述した課題があるけども、これって先進国がどこでも同じような課題を持つわけであって、先進国の課題先進地域である房総半島はまさに、課題解決の方法を試せる絶好の場所。ここでモデルケースを作れたらまさに世界に勝負できるかも。


理由5)半島端には面白い人が集まりがち

これは、私の周りでも本当に面白い方や日本全国見てきた中で、東京との距離も含めたメリットを踏まえて、館山エリアに2拠点場所を構えたり、移住してきたりしてくる人が多い。半島の先はどん詰まりだからこそ、いろんな人が集まって滞留するのかも。

理由6)半島が世界に向いている

そして、物理的にも半島は世界に向いている。背景画像にある通り、ひっくり返すと、日本の先端に見えてくる。なんかとても重要な場所っぽい。
館山はアメリカ軍が日本に最初に上陸した場所でもあるので、なんかありそう。

理由7)金融資産1兆円以上あると言われている

なぜ、この館山に大手の出店が絶えないのか、証券会社が撤退せずに複数社いるのか、とても?なことがありますが、人口規模で12万程度の商圏にある金融資産は銀行関係だけでも1兆円以上あると言われてます。所得が低いけどストックのの資産を持っている方が多いエリアはその資金が回れば色々妄想しちゃいますよね。

理由8)「房州・安房」としての一体感をどこかで持っている

旧国名で上総・下総・安房とあり、我々は今は3市1町で合併を繰り返して今の状態にありますが、どこかで「安房」としてのマインドで繋がっていると思ってます。それは鋸南町と富津市にある鋸山を境に南側は別世界と表現されるように、どこかで繋がっている感が。

理由9)東京湾の入り口に位置しており海路が使える

かつては、東京と館山は海路で結ばれており、避暑地、保養地として多くの方が海から館山にこられてました。今も春先にジェット船が運行してますが、基本はアクアラインが繋がったことで高速バスに主役が移っています。
しかし、館山のポジションをうまく活かすためにもこれからますます海路の開発がポイントのように思います。この点も色々動いていきたいです。

理由10)神社仏閣、戦争遺跡も多いし自衛隊基地がある

海上自衛隊の基地がありますが、館山にはさまざまな戦争遺跡があります。
施設や設備を増強させるかどうか別として、いろんな可能性があるのと、神社仏閣なども非常に多く歴史的価値も地域の大きな可能性として考えています。

理由11)南総里見八犬伝の舞台であり何か起こりそうなファンタジー感がある
滝沢馬琴がいったことないけど書いたファンタジーですが、そのゆかりの土地が色々あります。ファンタジーが根付いている地域って何か起こりそうじゃないですかぁ??(笑)

理由12)仲間が揃っている

はい、そして一番重要なのが、今私も含めて何かやりたいと思う、集える仲間がいることです。39歳の私と兄は2個上、同級生の経営者や先輩たち、2拠点で活躍する方々。そして手の出せるリソース。
後継経営者も多くいますが、皆それぞれ事業は違えど「地域を次世代に残す、豊かになってほしい」という一点では共通ビジョンとして掲げられるものがあると思います。

そのようなビジョンを具現化して、未来づくりに向けて、半島の先端から世界を見て頑張っていきたいと思います!

課題先進地域だからこそ面白い。
ピンチはチャンス。

では!

いいなと思ったら応援しよう!