【土地活用例】プライベートキャンプ場@勝浦
空き家だけでなく、実家の裏庭や敷地内の空いているゾーン。雑木林が放置されたり、相続で引き受けたはいいが、管理も含めて悩んでいる人も多いのではないでしょうか?
私の祖父母の家も庭や山含めて今後どのように管理しているくか悩み中なところ、、、
関東近辺を色々とキャンプして回っている大学の先輩グループと千葉県は勝浦にキャンプに行きました。
夏でも涼しくて有名な勝浦。
そこの土地活用がすごいのでご紹介。
1日一組限定のプライベートキャンプ場の雰囲気をご紹介します。
元々は庭に隣接したただの竹林
勝浦駅付近からかなり山の方に入り、道路からぐわっと私有地に入る坂を登ったところにキャンプサイトがあります。
少し隣にオーナーの家があり、その隣に水場、冷蔵庫、綺麗なトイレが男女別で設置。もちろん、1組限定なので我々専用の場所です。
自ら数年かけて開拓しプライベートゾーンへ
元々は鬱蒼とした竹林だったところをオーナーさんが地道に開拓して竹林を間引いたり、ウッドデッキを作ったそうです。
竹林をうまく間引いたその所々にはいい感じに照明が埋まっており、タイマー式になっていると暗くなったタイミングでいい感じにライトアップされ、
幻想的な非日常空間に包み込まれました。
この日は、勝浦朝市で仕入れた地元の野菜をたっぷり使った具沢山カレーを竹林で取れた竹をくり抜いた竹スプーンでいただきました。
オーナーさんから竹を切ってコップとスプーンを作ってOKとおすすめいただいてチャレンジ!
普通のスプーンの有り難さを感じつつも、竹林の中で自分たちで切り出した竹スプーンでいただく料理は格別。子供達にも良い経験ができました。
【ヒント】ハードを伴わない質の高い空間設計に高単価-低いランニングコスト=高利益率
これ以外にも薪をストックしてある場所があり、1日中不自由なく煖をとることができとても満足度が高いキャプサイトでした。
今回、自分の土地を活用する上でも下記がヒントになりましたので書きます。
まずは「居心地の良い、その環境にあった素敵な空間をしっかりと作り込むこと」の重要性です。
単なる竹林をそのまま間引いてもダメで、素材を活かして、太陽の光の入り方などをみた上で、どのような空間を朝、昼、夜の移り変わりで作りたいのかを考え、そこを演出する部分が大事だと思いました。
つまりは「センス」になると思いますが、
難易度が低いなぁと思ったのは設備投資を大きくするハードに対する空間設計というより、ある資源をどのように配置したり、間引くのかのバランスを見ることとそこに味付けをするようなイメージです。
休んでいる土地があれば、その土地がどのような人に受けるのかを見立てて妄想してみると、複数人で高い単価を払ってでも利用したくなる非日常の空間を作れるかもしれません。
前提:ハードを伴わない質の高い空間設計
高単価-低いランニングコスト=高利益率
今ある素材を見立てて、高単価で行けるような空間にできるかどうか、
それに加えて、キャンプ場自体は、多少の光熱費と薪などのコスト以上には特にかかりません。初期にかかるとすれば水場への設備投資くらい。
広く、多く、安くが主流であった日本において、
狭いけど、プライベート感満載で、質が高く、丁寧な場所に対しては
特に複数人で利用するシーンにおいて高単価なキャンプサイト作りはとても良い土地活用なのではと思いました!
ってことで、私はいつも先輩に任せっぱなしですが、
家族単体でも来年はキャンプに行けたらと思っております。
では、今日も頑張ってまいりましょう!
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