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#32 ゴールに向けて一貫したシナリオを描く政策構想力
こんにちは!
昨日木下さんと細野さんとのVoicyでの対談を経て、
現在の政治家には政策構想力が足りず、これは地域づくりにも事業運営にも必要な要素であると改めて認識しました。
木下さんの熱いトークは下記にて。
今回は賃上げをもとに考えたときに、そもそも業界や企業規模によっても利益率が違う中で、ただ一律に賃上げをしよう!というのもナンセンスですし、賃上げするには原資がいるよね、って部分の対策がないなかで、「必要だ!そうだ、実施するぞ〜!」と叫んでも、ないものはないし、中小零細企業が金融機関で昔みたいに借りやすい状況でもないってのが現実です。
それなのに、事業経営自体を政府もわかってないため、
「ベキ論」だけが先行して、足元の経済環境が見えていないが非常にまずい状況という話でした。
そんな中で必要なのは、一貫したシナリオを持って、目の前の1つのボタンではなく、最終的なゴールに向けて、必要な要素をの関連性を意識し、同時多発的に必要なボタンを押していくことが重要とのことでした。
これは、私が会社の戦略を考える上でも、ついつい目の前の1つのことを動かそうとしてしまいますが、
最終的な5年なり10年なりの目標に対して、会社を構成するあらゆる要素を考慮し、時間軸て段階的に考えて実施する段取りを考えない限り良い結果にはならないのを少ない経験値の中でも感じてます。
事業別の売上・利益率を考慮した新しいサービスを考えるだけではなく、それを誰にどのように売っていくのかのマーケティング部分。そして、それを実現させるために必要なリソースの中で、人に関しては、今足りているのかどうか、足りてたとしても時間軸の中で他の企業よりも働きやすい環境が作れているのかどうか。
何かを売るためには原資が必要ですし、その調達コストをどのように考えるのかも含め、やりたい目的を達成させるためには、それぞれの要素をジャンル別に洗い出して、ゴールに向けて紡ぐ構想力が必要です。
改めて、自分の会社ややっていることにおいて、最終的にやりたいことに対し必要なボタンがどこにあり、どの段階で確実に抑えないといけないのかを洗い出していきたいと思いました。