所見じゃ伝わらない→ならば保護者に手紙を書こう
保護者に手紙をしたためることをしています。
写真のような一筆箋にです。
もちろん、連絡帳でもなんでもいいと思います。
子どもの頑張りを伝える手紙です。
所見じゃ伝わらない、子どもの良さを伝えることができます。
子どもも保護者も喜びます。
何のために、どうやって?をまとめてみました。
1
通知表の所見には、子どもの良さを書きます。
子どもにも保護者にも伝わります。
褒めるという意味での一定の効果はあると思います。
しかし、手間を書ける割には効果が薄い気がします。
私も親ですが、一回読んで終わりです。
2
なぜなら、所見は、
褒めたい内容と伝えるまでの期間が長すぎます。
評価は即時フィードバックが基本です。
書きたいように書けません。準公簿であることから、
なんとなく味気ない文章になりがちです。
些細なことは書きにくい感じがします。
長く残るから、しっかりとしたことを書こうと思いがちです。
3
お手紙なら、良いことがあったら、すぐ書いて次の日には渡せます。
細かいチェックは入らないので、書きたいように書けます。
(もちろん、書き方には注意です。)
些細なことを書けます。こんな事がありましたという様子でもいいのです。
4
保護者はもらうと嬉しいようです。
先生見ていてくれていると感じるようです。
日常の些細な場面の様子が伝わるのは、嬉しいようです。
時々、返信をいただくことがあります。
それはこちらのモチベーションにも繋がります。
5
書くほうの教師としても意味があります。
書くからには全員書きます。
全員書くとなると、子どもの良いところを見つけようというアンテナが立ちます。
そうすると褒めるようになります。
そして子どもに手紙を渡すと喜びます。
嬉しそうに眺める子が多いです。
6
全員書くのは大変と思うかもしれません。
しかし、一日一人書けば、2ヶ月で全員書けます。
学期に二回書けます。
書くと決めれば書けるものです。
無理そうなら途中で諦めればいいです。
例えば書くならこんな感じです。
「〇〇さん いつもお世話になっております。
〇〇さんの頑張る姿があり、お伝えしたくお手紙いたします。
〇〇さん、二学期は、配り当番をしています。最近は、私が声かけなくても
自分から配りものを見つけると進んで配っています。
責任ある姿、素晴らしいなと思いお手紙いたしました。
◯月◯日 〇〇」
内容は、どうってことないことです。
でも、子どもも保護者も嬉しいはずです。
7
お手紙も書いて所見も書いて大変と思うかもしれません。
そんなことはないです。
お手紙で書いたことを、所見に書けばいいのです。
これで一石二鳥です。
保護者も、手紙に書いてあったあのことね、と分かります。
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