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年度末反省だけでは変わらない→中間反省のススメ

2月くらいに年間の学校運営を振り返る年度末反省というのが大体あります。

私はこの制度に限界を感じていて、
今年度から「中間反省」というのをはじめてもらいました。

年度末反省の限界と良さをまとめてみました。


年度末反省に出された反省に
「一人一台端末の使い方ルールを見直したい」と出たとします。
確かにそうだ!ということで、見直しが開始されます。
この時点で二月半ば、です。


この時期は、忙しいです。
みんなから意見を募ろうにも反応が悪く、
担当者もそんな暇ではありません。
これでこの提案は立ち消えになります。


この時期から話し合うと、大体1年かけて話し合おうということになります。
決定がかなり先になります。
やはり、そうこうしてるうちに立ち消えになります。


決定が先になるだけでなく、
担当者も変わる可能性があり、
さらに、管理職も変わるため
そのままうやむやになることもあります。
やっぱり立ち消えになります。


つまり、年度末に、
何かを変える!新しいことをする!と決めることは、
忙しさ、
開始までの長さ、
担当者の変更
などで立ち消えになりやすいです。
私は何度もそれを見てきました。


9月に中間反省したとします。
比較的、時間があります。
次の年度まで半年です。ちょうど良い長さです。
担当者も管理職も変わらず、決まった時の問題意識もそのままでいられます。

圧倒的にこの方が良いです。


ちなみにもっと良いのは、
毎回の職員会議に年度末反省的な時間を入れることだと思います。

学校運営に問題提起があったらいつでも提起して、
その都度、改善の話し合いを開始していくということです。

年に二回の振り返りでは、サイクルが短かすぎます。

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