<ラグビー>ザラグビーチャンピオンシップ(TRC)の試合日程決まる
参考とした記事
https://www.nzherald.co.nz/rugby/news/article.cfm?c_id=80&objectid=12367610
https://www.nzherald.co.nz/rugby/news/article.cfm?c_id=80&objectid=12367698
SANZAARチーフエクゼクティヴのアンディ・マリノスは、今年オーストラリアで集中開催する、TRCの試合日程を発表した。これに対しては、主催側となるオーストラリア協会暫定CEOのロブ・クラークも同意したとのことだ。
11月7日(土)
試合会場:サンコープスタジアム、ブリスベン
アルゼンチン対南アフリカ
オーストラリア対オールブラックス
11月14日(土)
試合会場:バンクウェストスタジアム、シドニー
オールブラックス対アルゼンチン
南アフリカ対オーストラリア
11月21日(土)
ANZスタジアム、シドニー
オールブラックス対南アフリカ
オーストラリア対アルゼンチン
11月28日(土)
マクドナルドジョーンズスタジアム、ニューカッスル
アルゼンチン対オーストラリア
南アフリカ対オールブラックス
12月5日(土)
バンクウェストスタジアム、シドニー
アルゼンチン対オールブラックス
オーストラリア対南アフリカ
12月12日(土)
ANZスタジアム、シドニー
南アフリカ対アルゼンチン
オーストラリア対オールブラックス
これに対して、NZ協会チーフエクゼクティヴのマーク・ロビンソンは、「・・・12月5日を最後の試合日程として、選手たちはNZに帰り、14日間の隔離期間を経て、クリスマスを家族と過ごす予定だった。他の3チームもそう考えていた。これを基本にして日程を調整してきた」
「しかし、NZとしては、これまでTRCに深くかかわってきた経緯があるところ、この(12日まで試合をした場合、14日間の隔離で選手はクリスマスを家族と過ごせなくなる)日程には、不満と大きな問題がある。特に(選手がNZに戻った後の)隔離期間が問題になるので、この日程には同意しなかったのにも関わらず、決まってしまったことに不満を表明する」
「この問題に関して、オーストラリア協会及びSANZAARとさらに協議し、他の日程に調整できるものと期待している」と述べている。
一方、SANZAARのマリノスは、この日程についてはNZも同意の上で苦心して設定したものであり、12月12日までの試合予定となったのは、何よりも選手の福利厚生と安全を考慮したものだ。また、南アフリカやアルゼンチンの選手たちもNZ同様の問題を抱えているが、既に同意しているので、日程変更は受け入れられないと答えている。
NZでは、最近子供が生まれたSOリッチー・モウンガ、SHのTJ・ペレナラ、これから子供が生まれる予定のSOボーデン・バレット、WTBセヴ・リースらが、TRCのために長期間家族と離れることから、オールブラックス参加をためらっているとの報道がされている。
【個人的見解】
当初12月5日までと設定されていたと思います。これはロビンソンが言うように、NZの厳格な隔離を経たのちに、選手がクリスマスを家族と過ごせるぎりぎりの日程だったからです。
しかし、決まったものは仕方ありません。恐らく12月12日のオーストラリア戦、さらにその前の5日のアルゼンチン戦から、ボーデン・バレット、リッチー・モウンガ、TJ・ペレナラ、セヴ・リースらは、NZに帰ってしまうでしょう。そして、SOはジョシュ・イオアネとダミアン・マッケンジーまたはジョルディ・バレット、SHはアーロン・スミスとブラッド・ウェバー、WTBはリースを除いたメンバーでやりくりすることになりそうです。
もしそうなったとしても、オールブラックスにとっては、スコッドの層を厚くする良いチャンスであり、また代わりにプレーする選手にとってはアピールする絶好のテストマッチになると思います。
それから、オーストラリア戦よりも、スプリングボクスとの11月21日と28日の2試合が非常に楽しみですね。ここで、2019年RWCのスプリングボクス優勝が不当であり、真の世界王者はどこかを証明する戦いになることを期待しています。