<ラグビー>2025年シーズン(1月第三週)
(どうでもよい「話の枕」です。関心ない方は飛ばしてお読みください。)
〇 書留がある場合、郵便局の人はマンションの郵便ボックスに入れず、自宅まで配達してくれるが、なぜかいつもとても機嫌が悪い。自分はこんな仕事をしたくないのだが、仕方なくやっているという、仕事に対する嫌悪感を前面に出して配達してくる。そのため、毎回とても嫌な気分になってしまう。ある駅の近くにある自転車置き場の管理人もそうだった。妻が駐輪し、たまたま近くのモールへ行った後、やむを得ぬ事情のため引き取りに行かれなかったことがあった。翌日私が代わりに引き取りに行ったところ、そこの管理人は、駐輪場があるビルへの用事がある場合だけ駐輪できるというルールを、私が自転車を押して外に出るまで、何回も何回も執拗に繰り返していた。その人は、駐輪場で仕事をしているのが本意ではなく、仕事に対する嫌悪感と、そしてルール厳守を相手に偏執狂的に強いることで、自らのストレスを発散しているように見えた。たぶん、こういう人がクレーマーになるのだろう。
〇 最近、老衰で死ぬときは昏睡状態が続き、その後心肺停止になるというネットの記事を読んだ。少し前は、老衰で死んだ人に無理矢理新型コロナの検査をして、陽性になった場合は「死因は新型コロナ感染」としていたが、最近は、多臓器不全・心不全・老衰と正確に記載するようになったらしい。そういえば、45歳で死んだ父は、朝起きた時は既に死んでいたので、救急隊員の人は搬送せずに「心不全」という死亡証明を出してくれたのを思い出した。私は、小学校低学年、40代半ば、60代前半の3回、肺炎になって死に損なった。いずれの場合も昏睡状態に近くなっていたが、なぜか生き延びている。たぶん、次に肺炎になったら死ぬ確率はかなり高いと思うが、その時は以前と同じに昏睡状態であの世へ旅立つのだろう。
1.リーグワン第5節結果
(今週は、体調不良のため、各ゲームの感想は簡素なものとなりました。悪しからずご了承ください。)
スピアーズ船橋東京ベイ26-18ブラックラムズ東京(HT11-15)
ブラックラムズは、SHのTJ・ペレナラのトライで先行し、その後もリードして前半を終える。しかし、後半に入りスピアーズに連続トライを取られて逆転され、そのまま逃げ切られた。ブラックラムズは、後半71分のイエローカードが痛かった。
静岡ブルーレヴズ34-28ブレイブルーパス東京(HT17-14)
前後半ともに、ブルーレヴズがリードして接戦をものにした。ブレイブルーパスは、FLシャノン・フリッゼルとSOリッチー・モウンガが復帰したことに安心したのか、足元をすくわれてしまった。藤井雄一郎効果が出ているブルーレヴズは、好調を維持している。
横浜イーグルス47-21相模原ダイナボアーズ(HT14-0)
イーグルスのアタックが優り、実力を伸ばしつつあるダイナボアーズに完勝した。イーグルスのWTB石田吉平は、セブンズから15人制に戻ってきたが、このまま順調にプレーしていけば、15人制でも代表入りするのではないか。
神戸スティーラーズ50-22浦安D-Rocs(HT29-12)
開幕から不調だったスティーラーズは、SOにブリン・ゲイトランドが戻ってきた効果もあり、格下のD-Rocsに圧勝した。WTB松永寛太はハットトリックを記録した。D-Rocsは、切り札のイズラエル・フォラウが欠場では、アタック力が低減してしまう。
三重ヒート19-27東京サンゴリアス(HT7-18)
未勝利のサンゴリアスが、後半ヒートに追い上げられたが、前半のリードを生かして逃げ切り、今シーズン初勝利を得た。サンゴリアスとしては、これから勢いに乗りたい。
トヨタヴェルブリッツ22-38埼玉ワイルドナイツ(HT5-21)
前半大きくリードしたワイルドナイツが、後半もリードを維持して重量級の対決に完勝した。レギュラーシーズンにおけるワイルドナイツの安定したゲームは、横綱相撲と言える。一方、先週今シーズン初勝利を記録したヴェルブリッツだが、ワイルドナイツ相手では連勝するのは厳しかった。
2.主なニュースから
(1)ショーン・スティーヴンソンがスピアーズと契約へ
チーフス及びオールブラックスのFBショーン・スティーヴンソンは、リーグワンのクボタスピアーズへ移籍することを、NZ協会が確認した。NZ協会との契約により、二月末までの移籍となる。なお、スティーヴンソンは、オールブラックスとしてテストマッチに起用されるチャンスがない状態となっており、2027年RWCでは、母国のサモア代表としてプレーする可能性が高くなっている。
(2)クルセイダーズは、新キャプテンにデイヴィット・ハヴィリを指名
クルセイダーズは、今年のスーパーラグビー開始に向けてキャプテンの交代を行った。新たなキャプテンには、オールブラックスのCTB兼ユーティリティープレヤーである、デイヴィット・ハヴィリが指名された。ハヴィリは、クルセイダーズとしては初のBK選手によるキャプテンであり、また初の南太平洋系選手のキャプテンとなった。なお、前任であるスコット・バレットは、オールブラックスのキャプテンであるため、クルセイダーズとの重複を避けることが、今回の交代理由となっている。
(3)マイケル・フーパーが一時的に現役復帰
元ワラビーズのFL兼キャプテンであるマイケル・フーパーは、2023年RWCに際して、前監督エディー・ジョーンズによって代表から外された一方、パリオリンピックではセブンズ代表としてプレーした後、現役生活を引退していた。
しかし、リーグワンのトヨタヴェルブリッツでプレーする南アフリカ代表ピータースティフ・デュトイが怪我をしたため、ヴェルブリッツのスティーヴ・ハンセン及びイアン・フォスター両首脳の依頼により、短期契約で現役復帰することとなった。
(4)元クルセイダーズのSOが、スコットランド代表スコッドに入る
昨年までクルセイダーズのSOをしていた元NZU20代表のファーガス・バークは、現在イングランドのサラセンズでプレーしているが、この度シックスネーションズに備えたスコットランド代表スコッドに招集された。バークは、祖父がスコットランド系である他、母がイングランド出身であるため、生まれ故郷のNZに加えて、スコットランド及びイングランドの代表資格を持っている。
(5)ワレス・シティティが膝の怪我でスーパーラグビーを欠場
昨年のWRの最優秀新人賞を獲得した、オールブラックスのFLであるワレス・シティティ、22歳は、昨年末の北半球遠征で負傷した膝の手術のため、所属するチーフスの今シーズンのスーパーラグビー全試合を欠場することとなった。昨年のオールブラックスで、最も活躍した選手の一人でもあり、早期の回復が望まれる。