<閑話休題>K2とムスターグタワー、そして宇宙からの訪問者
最近、「魔の山」と呼ばれるK2(カラコルム山脈2番)の、冬季初登頂にネパール隊が成功したというニュースが流れた。
これはめでたいことだと思ってネットを検索し、ニュースで紹介されたK2の画像を見たところ、「?」と思ったことがある。
山容が、何か異様なまでに整然とした三角錐になっているのだ。そして、巨大な三角錐といえば、ギザのピラミッドが思い浮かぶ。ピラミッドは古代エジプト人が作ったことになっているが、そのあまりにも数学的に精緻な構造から、古代に地球を訪れた宇宙人がサポートしたという説がある。
考えてみれば、他のカラコルム山脈の高峰がK何番という最初の名前から、次々と命名されたきた(K3がブロードピークなど)が、K2だけは、命名されていない。それは、登山の困難さの一部ともなっている、人里から遠く離れた場所にあるため、地元民からの特定な名前がないことも影響している。しかし、それはまた、古代から人を寄せ付けていないということにもつながる。
この「人里離れている」という条件は、エジプトのピラミッドと同じ条件ではないだろうか。さらに、悪天候等により登攀困難なため、「魔の山」として多くの死者を記録していることは、単なる山ではなく、ピラミッドとしての人に触れさせない秘密の部分があるからではないか。
そして、カラコルムには、もっと宇宙的な山がある。ムスターグタワーだ。
ヨーロッパ人が、最初にこの山の存在を知ったとき、この画像のようにタワーとしか思えない角度からの写真のみであったため、「悪魔の山」と称されるような気味悪さを持っていた。
その後、カラコルムを訪れる登山家が多くなるにつれて、別の角度からのこのような写真が知られることとなり、「タワー」そのものではないことがわかった。そのため、「悪魔の山」という名称はなくなったようだが、それでも、不思議な形容であることに変わりはない。
それは、タワーとしての画像と併せて、こちらの画像にもK2のような自然に作られていない要素を感じるからだ。私は、この大きくU字型にえぐれた部分に、大型宇宙船が着陸する姿を想像してしまう。さらに、画像の左型がタワーであるならば、着陸した宇宙船から降りてきた生物が、タワー内の機構を使って、下界に降りていく様子が浮かんでくる。
ところで、このクレタ島のクノッソス宮殿跡には、再現されたU字型のシンボルがある(画像の中央部分)。これは、当時の牡牛信仰からのものと解説されているが、私には、ムスターグタワーの巨大なU字型の宇宙船着陸場を小型にした(小型宇宙船用にした)ものにしか見えない。
また、クノッソス宮殿と言えば、牛頭人身の怪物ミノタウロスが迷宮の奥に潜み、迷い込んだ人を殺して食べていた神話が有名だ。その神話からは、人と牛(神の化身)との間に生まれたのがミノタウロスであると説明されているが、私は、人と宇宙人との間に生まれたのがミノタウロスであり、頭の牛の形は、実は宇宙飛行士のヘルメットではなかったかと推測している。
ちなみに、ギリシア神話の英雄は、神と人との間にいる存在で、基本的に不死である。しかし、踵に弱点があるアキレースのように死んでしまう英雄も多数いるから、完全に不死とは言えないようだ。そして、この不死性と身体の一部に弱点があるということにも、私は宇宙服を着た異星人の姿を想像してしまうのだが、考えすぎだろうか。
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