<国内ラグビー>リーグワン開幕
1.ホームチームをどこにするか?
ラグビーも折角ホームチームという概念が出てきたので,地元(東京都江東区または江戸川区)のチームを応援しようと思っている。日本にいた2005~2011年は,妻の勤務先でもあったので,良くサントリーの試合を見に行った。また,息子の高校ラグビーの練習試合で,度々府中工場グランドを使わせてもらった東芝府中の試合も良く見に行った。
この2チーム以外では,平尾主将兼任監督が作った面白いラグビーが好きで神戸製鋼を応援していたし,最近では飯島GMの世界的視野を伴ったパナソニックのラグビーが好きだ。実際,日本のラグビー界で最も世界レベルに近いのは飯島GMではないかと思っているが,日本協会の学閥の弊害は未だ残っているようで,飯島氏を事務局長や副会長に据えようというアイディアは出てこないのが残念だ。
もっと言えば,私は薫田会長,飯島副会長,岩淵事務局長の体制にして,ウェイン・スミス,スティーヴ・ハンセン,ロビー・ディーンズの3人を顧問にすべきと考えている。
話がホームチームから逸れてしまった。これまでの,神戸製鋼,サントリー,東芝,パナソニックといったメジャーチームの応援から,今年からはホームチームを応援したいと考えた。
そこで探したところ,東京都江東区では,清水建設ブルーシャークスが我が家から徒歩で行ける夢の島競技場をホームグランドにしているので,まさにホームチームに相応しい。しかし,問題はディヴィジョン3ということにある。ディヴィジョン1に上がるには,相当厳しいものがあるようなので,これは,夢の島でゲームがあるときに,ひっそりとスタンドでビールを飲みながら応援することにしたい。
続く候補としては,ディヴィジョン1に2チームある。
まずNTTコミュニケーションズシャニングアークス東京ベイ浦安。ホームグランドを夢の島にしているが,ホームタウンは千葉県浦安市とその周辺としているので,たしかにディズニーランドにも近い我が家はホストタウン候補の圏内になる。
ではチームはどうか。SHグレイグ・レイドローは好きな選手の一人だ。SOオテレ・ブラック,WTB山田章仁に加え,息子の東京高校の後輩になるPR三宮累もいる。コーチ陣は,NZ人のロブ・ペニーは良いが,後は馴染みのないメンバーだ(すいません)。マスコットのジョリーは,柴犬で可愛いけど,どうもインパクトに欠ける(重ねてすいません)。
というわけで,千葉県民ではないし,ディズニーも良く行くわけではないので,候補から落とさせていただいた。
残るは,クボタスピーアス船橋・東京ベイだ。実はこのホストエリアがNTTコムと重なる。しかし,東京都江戸川区,中央区が入っている上に,ホストスタジアムが江戸川競技場だ。ここは我が家からは,地下鉄東西線木場駅を使って西葛西駅から歩いて行かれる他,JR京葉(りんかい)線の新木場駅を使ってすぐの葛西臨海公園駅からも近い。西葛西駅周辺には,昔から上手い立ち食いそば屋がある他,インド人が多いため,本格的なインド料理店も多い。臨海公園には大型水族館もある。立地条件は楽しい。夢の島にも,熱帯植物園やレストランがあるけど,西葛西のような準商業地ではないので,ここは負けてしまうだろう。
さて,チームだ。選手には,元オールブラックスCTBのライアン・クロッティがいるが,なんといってもスプリングボクスHOのマルコム・マークスや日本代表キャプテンのFLピーター・ラピース・ラブスカフニ,元ワラビーズSOバーナード・フォリーがいる。日本人では,元・前日本代表のCTB立川理道,LOヘルウヴェ,FLファウルア・マキシ,FLバツベイシオネ,SH井上大介がいるし,セブンズの合谷和弘もいる。これから伸びそうな選手には,SH藤原忍,SO岸岡智輝,CTB永富晨太郞,WTB山崎洋之,根塚洸雅などBKに多くいる。
指導陣を含めて南アフリカカラーが強いのが,私の趣味と少し合わないが,それには目をつむって,「ホームチーム」として応援してみようかなという雰囲気になっている。ただ,これからの様々な経験(含むプレー振りなど)から,「やっぱりNTTコムにしよう」,「広く考えて,サントリーかな?」,「神戸かパナソニックのラグビーが良いな」となるかも知れないので,今シーズンの終わりには変わっているかも知れません。
2.第1週の試合結果
1月7日
スピアーズ船橋・東京ベイ0-0埼玉ワイルドナイツ
残念ながら,新型コロナウイルスの理不尽な規制措置で試合中止となり,また埼玉の負けとなってしまった。風邪程度の弱毒化したウイルスで,スポーツやエンターテイメントが台無しになり,経済が打撃を受けるだけでなく,人々の感性に訴える喜びを無くしてしまうことは,為政者として最悪だと思う。一刻も早くこの「地獄(コロナ)と免罪符(ワクチン)」の中世の異端審問的世界から抜け出して欲しい。誰かマルティン・ルター(論理的異議申し立て)は出てこないのか?
1月8日
グリーンロケッツ東葛12-33横浜イーグルス
これはチームとしての採用担当のチェック機能の問題だが,東葛の元NRL選手が麻薬法違反で逮捕され,契約を解雇された。新型コロナウイルスと異なって,試合中止や不戦敗措置にならないだけ良かったとしか言いようが無い,恥ずかしい事件。しかし,プレー内容はその影響を受けなかったとは言えないだろう。
一方横浜は,SO田村選手と沢木監督の良い面が出て順当に勝利した。沢木監督は,現在の日本人コーチでNO.1ではないか?U20での国際面の実績もあるのだから,日本代表指導陣に是非入れるべきだ。
東京サンゴリアス60-46ブレイブルーパス東京
サンゴリアスFBダミアン・マッケンジー(オールブラックス)が活躍し,ブレイブルーパスのLOワーナー・ディアンズ(日本代表)が2トライ。それだけでも十分だったが,サンゴリアスFLショーン・マクマーン(ワラビーズ)のハットトリックなど,乱打戦となってしまったのは,ちょっと興ざめになったと言っては過言か。
神戸スティーラーズ23-24シャイニングアークス東京ベイ浦安
浦安SOオテレ・ブラック(マオリオールブラックス)から,FBイズラエル・フォラウ(元ワラビーズ)へのキックパスで勝利が決まるなど,見せ場満載。神戸SOアーロン・クルーデン(元オールブラックス)が勝ち越しのコンバージョンを外すのは,これが何回目か?クルーデンのコンバージョンの運は,オールブラックスの対アイルランド戦で使い切ってしまったようだ。
1月9日
トヨタヴェルブリッツ0-0静岡ブルーレヴズ
これまた新型コロナウイルスのせいで試合中止。この狂騒(パニック)がいかに不毛なものであるか。一刻も早く冷静な集団心理に戻って欲しい。
レッドハリケーズ大阪22-43ブラックラムズ東京
ペレナラがいなくなったレッドハリケーンズは,もとのチームになってしまったのか?また,ブラックラムズは,FBマッド・マガーンがシンビンと2T4Gと良くも悪くも大活躍。ラムズのの今シーズンは楽しみになってきた。