<ラグビー>ザ・ラグビーチャンピオンシップのNZ単独開催が前進
参考とした記事
https://www.nzherald.co.nz/rugby/news/article.cfm?c_id=80&objectid=12350278
今年のCOVID19による変則開催となるザ・ラグビーチャンピオンシップについては,今年11月から12月にかけて,NZ国内に全チームが集まって開催する案を,NZ協会が提示していたが,この度,WR(世界ラグビー協会)は,10月24日から12月5日までの間を,便宜的に国際試合期間とすると決めた。また,WRは,ザ・ラグビーチャンピオンシップを,11月7日から12月12日までの間に,1ヶ国で開催することに言及しており,NZ単独開催の可能性が大きく前進した。
WRのステートメントは以下のように発表している。
「COVID19による制限は,国際間の移動及び南半球の国境管理に引き続き影響している。しかし,2020年ザ・ラグビーチャンピオンシップについては例外となり,1ヶ国で開催する方向である。期間は11月7日から12月12日までの6週間を予定している。」
このWRの発表を受けて,NZ協会としては,次のステップとしてNZ政府に対して,ザ・ラグビーチャンピオンシップ開催に向けての,参加国チームの入国規制緩和を依頼することとなる。
一方,今年中断している北半球のシックスネーションズについては,10月下旬に残り試合を消化する予定としており,また,11月14日から12月5日までを国際試合期間としている。
WRは,本件をさらに協議するため,7月30日にインターネットを通じた会議を行う予定。
【個人的見解】
NZにザ・ラグビーチャンピオンシップの全4チームが集まって,総当たり戦の6試合を行うのは,なかなか楽しそうなアイディアですし,オールブラックスには,地元開催というホームアドバンテージに加え,NZ協会も放映権料やチケット代で経済的に潤おうと思います。
ただし,時期が通常の北半球遠征と重なる上に,北半球ではシックスネーションズ+日本+フィジーの8チームによる大会(総当たりでは28試合になってしまうので,2プールに4チームずつ分けて,プールマッチ12試合+決勝の計13試合)も検討されています。
このため,今年のオールブラックスの北半球遠征はなくなってしまう可能性が高く,それはそれで残念ですが,限られた期間に開催するということであれば,今年は例外中の例外にならざるを得ないのでしょう。
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