<ラグビー>2024年シーズン(10月第二週)
(どうでもよい「話の枕」です。関心ない方は飛ばしてお読みください。)
〇 「遊園地のジェットコースターを乗って楽しかったよ」と言われても、私は反応に困ってしまう。もしこう話しかけられたら、私は「ジェットコースターの原理はね、重力と慣性だよ」、「なぜ、ジェットコースターの恐怖感が楽しく感じるかと言えば、人の持っているタナトスが死に向かうイメージだから、その親近さから心地よく感じる」と、聞かれてもいない反応をしてしまう。
というか、こういう反応しかできない。本当は、「楽しくて良かったね」、「私も乗ってみたいよ」といった反応をすれば良いのだろうが、こうした「模範解答」が頭に中に浮かべば浮かぶほど、それから遠い反応を自動的に選択してしまう。そして、妻から「あなたとはまともに話ができない!」と怒られる。こうして、もう何年経ったのだろう。
〇 柳田国男の『遠野物語』を読んでいると、短編小説のネタになるエピソードが、次から次へと出て来て、非常に楽しい。さらに、山男、山女、異人、天狗、山の精霊などとの出会いは、そこに金属製または岩石製のロボットが出てきたり、さらに自由に空を移動したりするから、益々地球外生命体との遭遇の記録に思えてならない。
なかでも、一番楽しそうでかつ実際に出会ってみたいのは、「貨幣が尽きない巾着袋」で、これがあったら最高だな、どこかの星の住人が私にこれをくれないかな??それで、もしもらったら、誰にも言わずに秘密にして、ケチケチと使おう。宝くじと同じで、自分が金持ちになったと思ったら絶対にダメで、それまでと変わらない質素な生活をするのが肝なのだ。だから、せいぜい立ち食い蕎麦をかき揚げだけにしていたのを、カレーセットにするとか、イカ天や春菊天を追加するとか、そんな程度の贅沢に限るのです。
1.WXV(第三週)
ウェールズ19-10日本
ウェールズは、そんなにレベルの高いプレーをしているとは見えないが、対する日本は、キックすれば、ノータッチかダイレクトタッチかキックチャージに遭う。パスすればノッコンか誰もいないところへのパスかインターセプト献上(しかもトライまで)という、完全な自滅パターンに加え、レフェリーのコールを聞かずにプレーしているから、ポイントで反則を取られて得点できない。
一方のウェールズは、自分たちが頑張ってアタックしなくても、日本がつぎつぎとチャンスをくれるので、そのうちのいくつかを得点するだけで勝ってしまった。まったく、コーチングというものが微塵も感じられない酷いゲームにしか見えない。これでは、ラグビーを目指そうという少女たちのやる気を失くさせるだけではないか。
サモア40-15マダガスカル
アメリカ14-26アイルランド
南アフリカ19-23イタリア
オランダ33-3香港
オーストラリア31-22スコットランド
フィジー8-10スペイン
ブラックファーンズ39-14フランス
3戦目にして、ようやくブラックファーンズらしい、そして何よりもラグビーらしいトライが多く見られるプレーができて、フィジカルに偏重したフランスに完勝した。特に先制トライを挙げた14番WTBアイーシャ・レティリガと、後半早々にハットトリックを達成した11番WTBカテリン・ヴァハアコロのトライは、いずれもこれぞラグビーというお手本のような美しいトライだった。
オールブラックスやブラックファーンズが勝った試合は、美しくラグビーらしいトライが多く見られるので、とても楽しい。世界のラグビーは、オールブラックスやブラックファーンズのラグビーがリードするようになって欲しいものだ。
カナダ12-21イングランド
2.その他のニュース
(1)オールブラックスの北半球遠征スコッド発表
監督のスコット・ロバートソンは、SHのノア・ホッサムに代えて、怪我から復帰したキャメロン・ロイガードを加え、またバックスリーに初選出となるルーベン・ラヴが入った(CTBハリー・プランマーが外れた)ほかは、変更のない36人(FW20人、BK16人)のスコッドを発表した。なお、NO.8ホスキンス・ソツツは、引き続きスコッド外となっているため、イングランド(母がイングランド国籍)、フィジー(父がフィジー国籍)のいずれかの代表へ、2027年から変更する可能性(2026年でNZ協会との契約が終了)が高くなった(なお、オールブラックスXVに選出されたが、代表変更には影響ない)。
スコッドは以下のとおり。氏名の次の数字は年齢、スーパーラグビー所属、NPC所属、キャップ数。
Forwards (20) FW20人
Hookers HO3人
アサフォ・アウムアAsafo Aumua (27 / Hurricanes / Wellington / 15)
コーディ・テイラーCodie Taylor (33 / Crusaders / Canterbury / 93)
ジョージ・ベルGeorge Bell (22 / Crusaders / Canterbury / 1)
Props PR6人
イーサン・デグルートEthan De Groot (26 / Highlanders / Southland / 28)
タイレル・ローマックスTyrel Lomax (28 / Hurricanes / Tasman / 40)
フレッチャー・ニュウウェルFletcher Newell (24 / Crusaders / Canterbury / 20)
パシリオ・トシPasilio Tosi (26 / Hurricanes / Bay of Plenty / 3)
オファ・トゥンガファシOfa Tu’ungafasi (32 / Blues / Northland / 63)
タマイティ・ウィリアムスTamaiti Williams (24 / Crusaders / Canterbury / 14)
Locks LO4人
スコット・バレットScott Barrett (30 / Crusaders / Taranaki / 76) (Captain キャプテン)
ツポウ・ヴァアイTupou Vaa’i (24 / Chiefs / Taranaki / 34)
パトリック・ツイプロツPatrick Tuipulotu (31 / Blues / Auckland / 46)
サム・ダリーSam Darry (24 / Blues / Canterbury / 5)
Loose forwards FW3列7人
イーサン・ブラカッダーEthan Blackadder (29 / Crusaders / Tasman / 15)
サム・ケーンSam Cane (32 / Chiefs / Bay of Plenty / 100)
サムペニ・フィナウSamipeni Finau (25 / Chiefs / Waikato / 4)
ルーク・ジェイコブソンLuke Jacobson (27 / Chiefs / Waikato / 24)
ダルトン・パパリイDalton Papali’i (26 / Blues / Counties Manukau / 36)
アーディ・サヴェアArdie Savea (30 / Moana Pasifika / Wellington / 90) (Vice Captain バイスキャプテン)
ワレス・シティティWallace Sititi (22 / Chiefs / North Harbour / 5)
Backs (16) BK16人
Halfbacks SH3人
キャメロン・ロイガードCam Roigard (23 / Hurricanes / Counties Manukau / 5)
TJ・ペレナラTJ Perenara (32 / Hurricanes / Wellington / 87)
コルティス・ラティマーCortez Ratima (23 / Chiefs / Waikato / 8)
First five-eighths SO2人
ボーデン・バレットBeauden Barrett (33 / Blues / Taranaki / 131)
ダミアン・マッケンジーDamian McKenzie (29 / Chiefs / Waikato / 56)
Mid-fielders CTB5人
ジョルディ・バレットJordie Barrett (27 / Hurricanes / Taranaki / 65) (Vice Captain バイスキャプテン)
デイヴィット・ハヴィリDavid Havili (29 / Crusaders / Tasman / 28)
リエコ・イオアネRieko Ioane (27 / Blues / Auckland / 77)
アントン・リエナートブラウンAnton Lienert-Brown (29 / Chiefs / Waikato / 79)
ビリー・プロクターBilly Proctor (25 / Hurricanes / Wellington / 1)
Outside backs バックスリー6人
ケイリブ・クラークCaleb Clarke (25 / Blues / Auckland / 25)
ウィル・ジョーダンWill Jordan (26 / Crusaders / Tasman / 37)
ルーベン・ラヴRuben Love (23 / Hurricanes / Wellington / 0)*
スティーヴン・ペロフェタStephen Perofeta (27 / Blues / Taranaki / 5)
セヴ・リースSevu Reece (27 / Crusaders / Southland / 30)
マーク・テレアMark Tele’a (27 / Blues / North Harbour/ 15)
オールブラックスの北半球遠征の試合日程は以下のとおり。また、これからメンバー発表となるオールブラックスXV(最近作られたオールブラックスの予備軍的チーム)が、2試合を予定している(歴史的経緯から準代表に相当するマオリオールブラックスは、6月に日本に遠征して2試合を行っており、秋の遠征予定はない)。
10月26日 対日本 横浜
11月 3日 対イングランド ロンドン
11月 9日 対アイルランド ダブリン
11月17日 対フランス パリ
11月24日 対イタリア トリノ
<参考>
TRC(ザ・ラグビーチャンピオンシップ)でオールブラックスとしてのキャリアは終わると見られていた、FLサム・ケーンとSHのTJ・ペレナラの二人がスコッドに残ったことは、意外性をもって受け止められている。しかし、来年のオールブラックスに残る可能性はほぼないため、今回の遠征が最後の機会になるだろう。そして、対戦相手から想定すれば、日本戦あるいはイタリア戦が最後の出場機会になりそうだ。しかし、今年最後となるイタリア戦は、若手に経験を積ませる機会となるので、この二人の引退試合は10月の日本戦になるのではないか。
一方、TRCでプレーしていれば大活躍することが確実視されていたSHキャメロン・ロイガードが、怪我からようやく戻って来た。先週のNRCではカウンティーズマヌカウの試合で、途中出場し、レベルの違うプレーで独走トライを記録している。オールブラックス史上でも稀にみるランニングスキルの極めて高い選手なので、特にフランスのアントワーヌ・デュポンとの対決が楽しみだ。
また、同じくハリケーンズで活躍するSO/FBのルーベン・ラヴが、待望のスコッド入りを果たした。クリケットでも類まれなスーパープレーを連発する万能選手だが、FBでその才能がより生かされるように思う。現在FBは、本人の希望もあってウィル・ジョーダンが占有しているので、ボーデン・バレット及びダミアン・マッケンジーの二人が苦戦しているSOのポジションに、スティーヴン・ペロフェタとともに挑戦する可能性を残している。
他のBKでは、リエコ・イオアネが機能していない13番CTBに、ビリー・プロクターが名乗りを挙げている。今回の遠征でどこまで起用されるかは不明だが、日本戦及びイタリア戦での起用は確実と思われるので、ここでその優れた才能を発揮して、13番のポジションを奪うことが期待される。
WTBは、ケイリブ・クラークが復調してきたので、11番は彼で決まりだろう。ジョーダンがFBに移動することにより、14番が空いたので、クラークと誰が組むのかということになりそうだ。候補は沢山いるが、もしかするとCTBから回ってきたリエコ・イオアネがWTBに戻るかも知れない。
FWでは、ジェローム・カイノ以降適任者不在となっている6番FLだが、日本でプレーするシャノン・フリッゼルがNZに戻ってくれば6番に入ると思われるが、若手のワレス・シティティの成長が著しく、今回の遠征で活躍すればフリッゼルを越えることが想定される。また、イーサン・ブラカッダーやサムペニ・フィナウの二人が、恒常的に良いプレーを発揮できるようになれば、有力な先発候補に入るだろう。
現在NO.8をしているアーディ・サヴェアの最適なポジションは7番FLなので、できれば6番フリッゼル(フィナウ)、7番サヴェア、8番シティティ、20番(リザーブ)ブラカッダー(フィナウ)の陣容にしたい。
(2)オールブラックスXVのスコッド発表
準代表に相当するマオリオールブラックスに平行して、オールブラックスの三軍相当の選手たちに国際試合の経験を積ませるために不定期に結成される、オールブラックスXV(NZ協会の説明によれば、以前に臨時に結成されたジュニアオールブラックス、NZA代表、エマージングプレーヤー⦅成長著しい選手⦆代表というチームの延長にあるものとされている)のスコッド29人(FW17人、BK12人)が発表された。
オールブラックスのキャップを持つ選手が10人含まれている他、他国代表になると思われているNO.8ホスキンス・ソツツが選ばれている。一方、その活躍からオールブラックス入りが近いと期待されているHOリッキー・リッチテリは対象外となった。オールブラックスのキャップを持つXVの10人の選手たちは、オールブラックスのスコッドとともに日本へ遠征し、オールブラックスの対日本戦への準備をサポートする他、オールブラックスに欠員が生じた場合は、これらの選手が昇格することになる。
オールブラックスXVの監督はクレイトン・マクミランで、アシスタントコーチには、コリー・ジェーン、ジェイミー・マッキントッシュ、デイヴィット・ヒルとなっているが、スコッド選考にはオールブラックス監督のスコット・ロバートソンも関与した。
スコッドは以下のとおり。氏名の次の数字は年齢、スーパーラグビー所属、NPC所属の順で記載。最後に*があるのは、オールブラックスのキャップを持ち、日本経由となる選手。
Forwards (17) FW17人(オールブラックス経験者は3人)
Props PR5人(オールブラックス経験者は一人)
ザヴィエール・ヌミアXavier Numia (25 / Hurricanes / Wellington)
ジョージ・ダイアーGeorge Dyer (24/ Chiefs / Waikato)
サウラ・マウSaula Ma’u (24 / Highlanders / Otago)
マルセル・レナタMarcel Renata (30 / Blues / Auckland)
ジョージ・ボウワーGeorge Bower (32 / Crusaders / Otago)*
Hookers HO3人
ブロディー・マカリスターBrodie McAlister (27 / Crusaders / Canterbury)
カート・エクランドKurt Eklund (32 / Blues / Bay of Plenty)
ブラッドレイ・スレイターBradley Slater (26 / Chiefs / Taranaki)
Locks LO4人(オールブラックス経験者は一人)
ジョシュ・ロードJosh Lord (23 / Chiefs / Taranaki)*
ファビアン・ホランドFabian Holland (21 / Highlanders / Otago)
イサイア・ウォーカーリーウェアIsaia Walker-Leawere (27 / Hurricanes / Hawke’s Bay)
ナイトア・アークオイNaitoa Ah Kuoi (25 / Chiefs / Bay of Plenty)
Loose Forwards FW3列(オールブラックス経験者は一人)
デュプレッシー・キリフィDu’Plessis Kirifi (27 / Hurricanes / Wellington)
ピーター・ラカイPeter Lakai (21/ Hurricanes / Wellington)
ホスキンス・ソツツHoskins Sotutu (26 / Blues / Counties Manukau)*
オリヴァー・ヘイグOliver Haig (22 / Highlanders / Otago)
クリスチャン・リオウィリーChristian Lio-Willie (26 / Crusaders / Otago)
Backs (12) BK12人(オールブラックス経験者は7人)
Halfbacks SH2人(すべてオールブラックス経験者)
ノア・ホッサムNoah Hotham (21 / Crusaders / Tasman)*
フィンレイ・クリスティーFinlay Christie (29 / Blues / Tasman)*
First five-eighths SO2人(オールブラックス経験者は一人)
ハリー・プランマーHarry Plummer (26 / Blues / Auckland)*
ジョシュ・ジェイコブズJosh Jacomb (23 / Chiefs / Taranaki)
Mid-fielders CTB4人(オールブラックス経験者は2人)
クイン・ツパエアQuinn Tupaea (25 / Chiefs / Waikato)*
リレイ・ヒギンズRiley Higgins (22 / Hurricanes / Wellington)
AJ・ラムAJ Lam (26 / Blues / Auckland)
ダラス・マクロードDallas McLeod (25 / Crusaders / Canterbury)*
Outside Backs バックスリー4人(オールブラックス経験者は2人)
キニヴィリアメ・ナホロKiniviliame Naholo (25 / Hurricanes / Taranaki)
エモニ・ナラワEmoni Narawa (25 / Chiefs / Bay of Plenty)*
チェイ・フィハキChay Fihaki (23 / Crusaders / Canterbury)
ショーン・スティーヴンソンShaun Stevenson (27 / Chiefs / North Harbour)*
オールブラックスXVの試合予定
11月 3日 対マンスター リムリック
11月10日 対ジョージア モンペリエー
<参考>
このうち、将来的にオールブラックスでの活躍が期待できる選手として、PRザヴィエール・ヌミア、LOファビアン・ホランド(オランダ人)、FLピーター・ラカイ、SHノア・ホッサム、SOジョシュ・ジェイコブズ、CTBリレイ・ヒギンズの名を挙げたい。
また、FLホスキンス・ソツツ、デュプレッシー・キリフィ、CTBクイン・ツパエア、ダラス・マクロード、WTBエモニ・ナラワ、FBショーン・スティーヴンソンらは、キリフィを除き既にオールブラックス入りした経験を持つが、常時選出されるまでには至っていない。特にキリフィについては、そのプレー振りは既にインターナショナルレベルと評価されているが、フィジカルの部分で見劣りすることから、オールブラックス入りを逃している。しかし、これらの選手たちは、皆他国代表であれば必ず選出される能力を持っているので、そのプレー振りが期待される。
(3)オールブラックスのアシスタントコーチにタマティ・エリソンが就任
レオン・マクドナルドの退任に伴い、空席となっていたオールブラックスのアシスタントコーチに、タマティ・エリソンが就任した。
エリソンは、4キャップを持つ元オールブラックスで、2009年にイタリア戦、アイルランド戦、南アフリカ戦でプレーした他、バーバリアンズ戦でもプレーした。2012年のスコットランド戦が最後のテストマッチとなった。NPCでは、ウェリントン代表で45試合、オタゴ代表で6試合、スーパーラグビーでは、ブルーズで1試合、ハリケーンズで53試合、ハイランダーズで23試合、レベルズで36試合をプレーした。また、日本のリコーブラックラムズでも57試合をプレーしている。さらに、2006年のコモンウェルス大会のセヴンズでは金メダルを獲得した一員で、俊足かつスキルあるBK(CTB、WTB)の選手だった。なお、エリソン家は、長い期間にわたり有数のラグビー選手を輩出している。
(4)日本代表スコッド更新
日本代表は、26日のオールブラックス戦及びヨーロッパ遠征(フランス、ウルグアイ、イングランドと対戦)に備えた、39人(FW20人+BK17人及び練習生2人)のスコッドを発表した。ベテランのFL姫野和樹などがスコッドに復帰した。代表キャップを持たない(マオリオールブラックス戦は、テストマッチに相当するレベルの試合だが、キャップ認定外)選手は、PRオペティ・ヘル、SH飯沼蓮、SO中楠一期、CTB池田悠希、FB松永拓郎と練習生のSH村田大和(京都産業大学、168cm、69kg、20歳、初)、WTB海老澤琥珀(明治大学、173cm、79kg、20歳、初)。
また、練習生の二人及び飯沼蓮、FB矢崎由高はヨーロッパ遠征には帯同せず、FLテビタ・タタフとSH齊藤直人は、所属先のヨーロッパで合流する。
FW 20人 氏名の次の( )内は、所属、身長・体重、年齢、キャップ数。
PR 6人
岡部 崇人(横浜キヤノンイーグルス/180cm,105kg/29/4)
竹内 柊平(浦安D-Rocks/183cm,115kg/26/10)
為房 慶次朗(クボタスピアーズ船橋・東京ベイ/180cm,108kg/23/7)
オペティ・ヘル(クボタスピアーズ船橋・東京ベイ/190cm,127kg/26/0)
三浦 昌悟(トヨタヴェルブリッツ/180cm,115kg/29/14)
茂原 隆由(静岡ブルーレヴズ/187cm,116kg/24/5)
HO 3人
坂手 淳史(埼玉パナソニックワイルドナイツ/180cm,104kg/31/46)
原田 衛(東芝ブレイブルーパス東京/175cm,101kg/25/7)
松岡 賢太(コベルコ神戸スティーラーズ/175cm,100kg/27/2)
LO 4人
秋山 大地(トヨタヴェルブリッツ/192cm,114kg/27/1)
エピネリ・ウルイヴァイティ(三菱重工相模原ダイナボアーズ/196cm,122kg/28/2)
ワーナー・ディアンズ(東芝ブレイブルーパス東京/201cm,117kg/22/18)
サナイラ・ワクァ(花園近鉄ライナーズ/202cm,120kg/29/7)
FW3列 7人
サウマキ アマナキ(コベルコ神戸スティーラーズ/189cm,107kg/27/5)
下川 甲嗣(東京サントリーサンゴリアス/188cm,105kg/25/10)
姫野 和樹(トヨタヴェルブリッツ/187cm,109kg/30/32)
ファカタヴァ アマト(リコーブラックラムズ東京/195cm,118kg/29/10)
アイザイア・マプスア(トヨタヴェルブリッツ/191cm,112kg/23/4)
テビタ・タタフ (ボルドー⦅フランス⦆/183cm,124kg/28/18)
ファウルア・マキシ(クボタスピアーズ船橋・東京ベイ/187cm,112kg/27/12)
BK 17名
SH 4人
飯沼 蓮(浦安D-Rocks/170cm,75kg/24/0)
小山 大輝(埼玉パナソニックワイルドナイツ/171cm,74kg/29/6)
齋藤 直人(ツールーズ⦅フランス⦆/165cm,73kg/27/21)
藤原 忍(クボタスピアーズ船橋・東京ベイ/171cm,76kg/25/6)
SO 2人
立川 理道(クボタスピアーズ船橋・東京ベイ/180cm,94kg/34/60、キャプテン)
中楠 一期(リコーブラックラムズ東京/174cm,84kg/24/0)
CTB 5人
池田 悠希(リコーブラックラムズ東京/187cm,100kg/29/0)
梶村 祐介(横浜キヤノンイーグルス/181cm,95kg/29/4)
シオサイア・フィフィタ(トヨタヴェルブリッツ/187cm,105kg/25/13)
ニコラス・マクカラン(トヨタヴェルブリッツ/188cm,93kg/28/4)
ディラン・ライリー(埼玉パナソニックワイルドナイツ/187cm,102kg/27/24)
WTB 4人
長田 智希(埼玉パナソニックワイルドナイツ/179cm,90kg/24/14)
マロ・ツイタマ(静岡ブルーレヴズ/182cm,91kg/28/4)
ジョネ・ナイカブラ(東芝ブレイブルーパス東京/177cm,95kg/30/13)
濱野 隼大(コベルコ神戸スティーラーズ/180cm,93kg/23/1)
FB 2人
松永 拓朗(東芝ブレイブルーパス東京/172cm,82kg/26/0)
矢崎 由高(早稲田大学/180cm,85kg/20/6)
以下の選手は、コンディション不良などにより不参加。
淺岡 俊亮 (トヨタヴェルブリッツ)、稲垣 啓太 (埼玉パナソニックワイルドナイツ)、木津 悠輔 (トヨタヴェルブリッツ)、ベン・ガンター (埼玉パナソニックワイルドナイツ)、ティエナン・コストリー (コベルコ神戸スティーラーズ)、サミソニ・トゥア (浦安D-Rocks)、根塚 洸雅 (クボタスピアーズ船橋・東京ベイ)、福田 健太 (東京サントリーサンゴリアス)、堀越 康介 (東京サントリーサンゴリアス)、マイケル・リーチ (東芝ブレイブルーパス東京)、李 承信 (コベルコ神戸スティーラーズ)、山沢 拓也 (埼玉パナソニックワイルドナイツ)
<参考>
SOが、大ベテランの立川(年齢から80分間の継続したプレーは難しい上に、「超速」には不向きなタイプ)と初キャップの中楠ではとても心配になる。そして、その他のBKでSOをできる選手はFB松永だけなので、これはチームの形態をなしていないのではないかと思わざるを得ない。オールブラックス、フランス、イングランドの格上相手は当然だが、ウルグアイ相手でも、SOに中楠や松永をいきなり起用するのは冒険でもなんでもなく、ただ無謀としか言いようがない。
「日本には代表レベルのSOがいない」と嘆いて就任した、エディー・ジョーンズだが、これまでの間、代表レベルのSO育成をしなかったのだろうか?夏に起用した高本幹也は、もう使えないと判断したのか?得意の若手抜擢で、U20で大活躍した明治の伊藤龍之介を起用しないのだろうか?明治には、他にも萩井耀司、伊藤利江人という他チームでは先発SOに固定されるレベルの選手がいるから、心配ないはずだが?
それから、キャプテンが2027年RWCまで立川で大丈夫とは思えない。2027年を想定するなら、今のうちに坂手淳史、ワーナー・ディアンズ、姫野和樹、ディラン・ライリーあたりに、経験を積ませるためにもキャプテンに指名すべきではないのか?現在の日本代表には、「?」が多すぎる。
(5)関東大学対抗戦Aグループ
早稲田67-0青山学院
今シーズン好調の青山学院による、早稲田相手のアップセットを期待したが、残念ながら一方的なゲームで大敗した。やはり、相手が油断していないと付け入る隙はなさそうだ。
明治57-15立教
一方、先週日体に100点ゲームで圧勝した明治は、格下立教相手に、前半に苦戦した。これは明らかに相手をなめていたことの反映だろう。それでも、全体を通して見た感想からは、立教が健闘した部分がかなりあった。特に先制トライとなった立教11番WTB村上有志のステップは、トイメンの明治14番WTB白井瑛人を一瞬で抜き去った他、それまでのシークエンスが理詰めで素晴らしかった。
明治の選手では、LO田島貫太郎、FL福田大晟、SO伊藤龍之介、CTB平翔太、CTB秋濱悠太、WTB海老澤琥珀らは、リーグワンですぐにプレーして欲しいレベルだ。