リング制作工程・その3
間の工程写真を撮り忘れて、突然の完成となりました。
その2の全てのパーツをリングに配置して、ロー付(溶接)。下仕上げを施した後、それぞれのルースをそれぞれ、ダイアモンドは「ヘラ留め」、グリーントルマリンは「爪留め」の方法で留めていきます。この後、本仕上げをして、リング内側にそれぞれの石の重さ「キャラット」を手打ちで刻印していきます。
留めてから発覚したのですが、グリーントルマリンに最初から傷があることに気づかず、セットしてしまいました。残念ですが、このままでは作品(商品)とはならないので、別の石と差し替えが必要になってしまいました。
非常に簡単でしたが、シンプルなリング制作工程のご紹介でした。工程そのものは難しくないのですが、それぞれを詳しく説明するために、ジュエリーメイキングの専門用語そのものの説明も必要になり、もし制作上の感覚的な部分の説明も入れると、さらにお伝えが難しくなってしまいそうです・・・。