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多子世帯の大学無償化はこう考えたら少しスッキリした

少子化対策の一つの目玉として

多子世帯への大学無償化

が検討されています。
子供が3人以上いる世帯は、大学が無料になるわけですが、果たしてこれって、少子化対策になるの?なんてことも思ったりします。


▼ これって少子化対策か

この制度は要するに、メッセージとしては

3人以上子供持ちましょう!

ってことになるんじゃないかなと思っていて、そうするとこのメッセージは、子供が2人いて、3人目以上を迷ってる夫婦をターゲットにしてるってことになるんだと思います。
でも僕的には、そこはターゲットじゃないんじゃないかなと思うんです。
ターゲットにするのは、そもそも子供がいないとか、1人だけど2人目を迷ってるとか、そういうところなんじゃないかなと思います。

また、検討されてる制度だと、子供が3人いても、1人が扶養から外れると、その時点で3人と数えられなくなって、残った2人がもし大学に行くなら無償化とはならないみたいですね。

我が家なんかがまさにそうで、長男の息子が順調に行けば再来年には大学を卒業するので、まだ妹2人が大学生だったとしても、その時点で、我が家は多子世帯じゃなくなるんですよね。
そんなことを考えると、そもそもこの多子世帯の大学無償化って、少子化対策なのかな?なんて思うわけです。


▼ 親の負担軽減対策

ということでこの制度を、親の負担という目線で考えると、なるほどそうかな、とも思えたりもします。
どういうことかと言うと、この制度は

子供2人分は親が負担してね

という制度だと考えることができるということです。

子供が1人なら、1人分を親が負担します。
2人なら、2人分を負担します。
そして3人なら、3人とも全額無料だけど、現実的な話として、3人同時に大学に在学するって、あまり考えられないわけでして、我が家のように、

3人子供がいたとしても下の2人が大学在学中に長子は扶養を外れる

みたいなことになる世帯って多いと思うんです。

というわけで、この制度は、親の負担を最大2人分までにする

親の負担軽減対策

なんだと考えると、僕としてはなんとなく、スッキリできました。
スッキリできたけど、なんかこれで良いのかな?っていう制度ではありますけどね。

以上でーす。

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