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【配信コラム】#EDDIEのかく語りき 第38回/ピックアップ映画『正体』/#AppleTV最前線『ブリッツ ロンドン大空襲』/#リバイバル上映してほしい傑作映画

みなさん、こんにちは、こんばんは。

12月になりました。やはり皆さん忘年会シーズンで、仕事だけでなく飲み会なども忙しい時期でしょうか。
映画好きとしては年間ベスト10を決める最終月でもあり、とてもソワソワしている日々を過ごすことでしょう。

さらにEDDIEのかく語りき配信当日の12月1日は「映画の日」です。
毎月ファーストデーはほとんどの映画館で映画を1,300円で鑑賞できるわけですが、年に1回の12月1日の映画の日では映画を1,000円で鑑賞できるんですね。
この機会にたくさん映画ハシゴするも良し、IMAXなど特別料金かかる映画を格安で鑑賞するも良し(もちろんIMAXなどは1,000円+特別鑑賞料金が追加)、年間ベストに関わるような好きな映画を安いときに再び鑑賞するも良し。皆さんはどんな映画の日を過ごされましたか?

#EDDIEのかく語りき 第38回トークテーマ

2024年12月1日(日)22時〜𝕏のスペースで配信した「#EDDIEのかく語りき」第38回目のトークテーマについてまとめていきます。
細かい話は配信の方で語っていますので、アーカイブを聴いていただけると幸いです。


①EDDIEのピックアップ映画/映画『正体』

◆『正体』

染井為人の同名ベストセラー小説を、横浜流星の主演、「新聞記者」「余命10年」の藤井道人監督のメガホンで映画化したサスペンスドラマ。

日本中を震撼させた凶悪な殺人事件を起こして逮捕され、死刑判決を受けた鏑木慶一が脱走した。鏑木を追う刑事の又貫征吾は、逃走を続ける鏑木が潜伏先で出会った人々を取り調べる。しかし彼らが語る鏑木は、それぞれがまったく別人のような人物像だった。さまざまな場所で潜伏生活を送り、姿や顔を変えながら、間一髪の逃走を繰り返す鏑木。やがて彼が必死に逃亡を続ける真の目的が明らかになり……。

これまでも「ヴィレッジ」や「パレード」で藤井監督とタッグを組んできた横浜が、姿を変えて逃亡を続ける鏑木を熱演。鏑木が日本各地の潜伏先で出会う人々を吉岡里帆、森本慎太郎、山田杏奈が演じ、山田孝之が鏑木を追う刑事の又貫に扮した。

映画.comより

本作発表当時は主演俳優が伏せられ、「果たして主演俳優は誰なのか!?」というプロモーションが組まれており、その結果が横浜流星。
個人的に横浜流星は好きなので、それ自体は良いのですが、藤井組で何度もタッグを組んでいる横浜流星の主演発表は全くもってサプライズでもなんでもなかったのが第一印象でした。

映画公開の直前である11月26日に発表された報知映画賞の作品賞、主演男優賞、助演女優賞の3冠を達成。
公開前に最高のプロモーションがかけられるきっかけに。とはいえ、ファン投票でノミネート作品が決まる報知映画賞の特性を考えると、公開前の映画が3部門も受賞してしまうのは些か不可解さは拭えません。

では、結果映画はどうだったかというと、本当に素晴らしい作品でした。
もちろん私見ではあるのですが、藤井道人監督の映画では2019年『デイアンドナイト』が最高傑作で、それを超える作品はなかなか出会えていませんでした。今回の最新作『正体』はそれに匹敵する作品と言えました。

できるだけネタバレにならないように語るのが難しいのが、サスペンスやミステリーの常ですが、核心には触れないように気をつけます。

まず、本作はあらすじにもあるように殺人事件を起こした死刑囚が脱走するというもの。彼が行き着く先で出会う人たち、彼らとの出会いを通じて、彼の本当の正体が少しずつ暴かれていく構成です。

主人公の鏑木慶一は行く先々で名前を変え、風貌を変え、それぞれで異なる仕事を行いながら日銭を稼いでいました。ただ、彼は一度自供し死刑宣告を受けながらも、その後脱走してしまったのか。「鏑木はなぜ逃げたのか」が本作の肝になっています。

警察のザルな警戒網と、行く先々で出会う人たちが鏑木を信じ容易に心を赦してしまう模様に批判的な感想も見かけますが、自分はそこまで気にならなかったんですよね。警察の杜撰さが出てしまう作品なんてこれまでにごまんとありましたし、本作は「人を信じる」という大テーマがあった以上、それに伴うヒューマンドラマとしての要素が重要でもありました。

実際に、最初の建設現場での森本慎太郎演じる野々村、出版社勤務の吉岡里帆演じる安藤、介護施設で働く山田杏奈演じる酒井と、いずれも彼に心を簡単に許してしまいます。ただ、本作では信頼関係を構築するためのドラマが無駄なく展開されていて、彼に気を許してしまう模様にも無理がなかったと感じました。
さらに、逆に彼を信じることなく、脱走した死刑囚を捕まえる側である警察組織、そこで対照的な姿勢の2人が印象的。彼を追う刑事・又貫役の山田孝之、彼の上司である刑事部長・川田役の松重豊です。
2人とも警察という正義の視点で、「鏑木が犯人である」ことを信じて捜査を進めていきます。ただし、川田刑事部長は警察というメンツを盾にして、有無を言わさず「鏑木を急いで捕らえよ」と指示をすることを徹底。
民法で成人年齢が18歳に引き下げられたことから少年法も改正され、少年の定義も20歳以下から18歳以下に引き下げられます。この少年を捕まえて死刑に処することが、少年が犯す犯罪の将来的な抑止力として機能するだろうという考えです。これも彼なりの正義です。

一方、又貫は警察という正義の名の下に「鏑木が犯人」であることを疑うことなく、鏑木を追い続けます。ただし、「なぜ鏑木が逃亡したのか」だけが腑に落ちずに捜索を続けていくことで、終盤で川田との考え方の相違につながり、物語を大きく動かすきっかけとなります。

このように「人を疑う」ということと「人を信じる」ということはちょっとしたことで綻びが生じてしまい、世の中ではよほどでない限り、人を簡単に信じることは難しいのかもしれません。
同時進行で田中哲司演じる弁護士である安藤の父・淳二の痴漢冤罪を描くことで、「人を信じる」ということがもたらす希望を感じさせることができます。
自分は「信じる」ことで騙されてしまった経験もあるんですが、人ってほんのちょっとの信じるきっかけがあると人を簡単に信じてしまうものかもしれません。そういう体験があった分、本作で鏑木と出会う人たちが簡単に鏑木を信じるのは不思議でもないなと。
人は誰しも間違いを起こします。未だ間違いを犯したことがないという人(そんな人はいないと思いますが)もいずれ間違いを起こす可能性があります。だからこそ間違えてしまった時に「誤りを正す」ことの重要さをこの作品が教えてくれました。
子供でもわかる「ごめんなさい」を。僕たち大人もちゃんと「間違えていた」と立場やメンツ関係なく言えるようになりたいものです。

本作をきっかけに、「信じる」ということの力とそれに救われる人がいるということを信じたいなと思わされました。

この映画を観て、それこそ映画というフィクションの力を”信じたく”なりました。細かいネタバレありの話は下記の通り、スペースでも語っておりますのでお時間あれば聴いてみてください。

ヨルシカが歌う主題歌『太陽』の映画と連動した特別MVも貼っておきます。

②EDDIEのピックアップ俳優/前田公輝

続きまして、ピックアップ俳優のコーナー。
僕の好きな俳優・気になる俳優をピックアップしてご紹介。スターからあまり話題にのぼらない方まで、そのときの気分やトレンドなどに応じた俳優をご紹介します。

■前田公輝

■前田公輝/まえだ・ごうき
誕生日:1991年4月3日
出身地:日本/神奈川
<プロフィール紹介>
1997年、ホリプロ・インプルーブメント・アカデミーに第1期生として入所。6歳で芸能界デビューし、2003年から2006年までNHK教育テレビ『天才てれびくんMAX』でてれび戦士として3年間出演。
2007年、ホリプロに所属。2008年、映画『ひぐらしのなく頃に』で、前原圭一役に抜擢され、初主演を果たす。また2009年に公開された続編『ひぐらしのなく頃に誓』にも同役で主演している。2010年、舞台『白虎隊・ザ・アイドル』で初舞台に初の舞台主演を果たす。2020年、番組開始25周年を記念して制作された舞台『天才てれびくん the STAGE〜てれび戦士REBORN〜』に前田公輝役で主演。同年〜翌々年度の「天才てれびくんhello,」にも番組内ドラマに準レギュラーで出演している。
2021年に自身がプロデュースするファッションブランド「GM」を立ち上げ、ECサイトを開設した(COMMUSEとのコラボとして前年より動いていた企画が単独ブランド化)。コンセプトは「主張し過ぎない、さりげなく慎ましい綺麗なライン。主役はあくまでも自分。シンプルの中に、個性を見出したファッション」。前身となった「GM×commuse」は自身が出演したドラマ『江戸モアゼル〜令和で恋、いたしんす。〜』にて劇中着用された。
2022年、上半期連続テレビ小説『ちむどんどん』でNHK朝ドラ初出演。2024年、日本テレビ系Friday's EDGE『「私をもらって」〜追憶編〜』で久保田紗友とダブル主演を務め、民放連続ドラマ初主演。

Wikipediaより

今回映画『正体』に、死刑囚・鏑木慶一を追う刑事・又貫の部下である井澄正平役で出演していました。
映画の方ではさほど目立った活躍はありませんでしたが、近年映画、ドラマと出演作品が増えており、注目せざるを得ない存在になってきました。

中でもAmazonプライム・ビデオのオリジナル映画『ナックルガール』でも、主演・三吉彩花の元恋人であり戦闘スタイルを教える神谷瞬役の重要な役どころで出演していたのが印象的でした。

『ナックルガール』では、神谷の設定が「お金がなくて、武骨で人間的な要素を持ち合わせているタイプ」とのことで、あえてトレーニングではジムに通わず、プロテインも飲まずに自宅ソファで自己流のトレーニングで上半身を中心に体を作り上げたと言います。さらに、雑誌『anan』の取材もあり、映画のクランクアップ後もトレーニングを継続したという話でした。

元々6歳の子役から芸能界にいる彼。2008年には『ひぐらしのなく頃に』で映画初出演をしましたが、それ以外では主演作品もありながら、まだこれという代表作には出会えていないと言えます。

ただ、近年のテレビドラマでの「なんかいいやつ」「なんか調子いいやつ」系のキャラが確立されてきて、『癒やしのお隣さんには秘密がある』や『転職の魔王様』では同時期に放送されたドラマでしたが、不思議とクセになるいいやつキャラを印象的に演じました。

そして、いい意味でも悪い意味でも話題になった『セクシー田中さん』では、生見愛瑠演じる倉橋朱里を一途に思い続けるチャラい男という不思議なキャラクターを見事いやらしさなく演じ切りました。このキャラが個人的にはかなりのハマり役で、前田公輝をより一層意識するきっかけとなりました。
その後も『アイのない恋人たち』、『366日』と休む間もなくテレビドラマの出演が続きます。

『ナックルガール』出演はありましたが、琉球少林寺空手全国大会で優勝経験があるほど格闘センスには定評があり、180cmの貴重な長身俳優としての存在を生かして、今後の更なる活躍を期待したいところです。

③AppleTV最前線

今回のAppleTV最前線では、おすすめのオリジナルドラマとオリジナル映画、近日配信予定の映画をご紹介します。

■ドラマ『ワンダを捜せ』/全8話

クラッツ家の娘・ワンダが行方不明になった。警察が娘の行方を突き止められないことに業を煮やした夫婦は、テクノロジーに詳しい息子・オレの助けを借りて隣人たちを監視し始める。電気会社の社員になりすまして盗聴器を仕掛け、つたない調査をしていくと、隠された暗い秘密が次々と明らかになっていく。
製作にはセバスティアン・ヴェルニガー、クリスティアン・ディッターらが名を連ねる。クリスティアンはトビー・バウマンらと共に監督も担当。

海外ドラマナビより

2024年10月2日にAppleTV+で配信開始したドイツ発コメディサスペンス。
クラッツ家の大事な一人娘でおてんばな少女が突如失踪。なかなか警察の捜査が進まないことで、「警察なんて信じられない」と自ら彼女の捜索を開始するクラッツ家の父と母。

隣人たち誰もが怪しく見えてきて、各家庭に監視カメラを設置する大胆作戦を敢行。この夫婦がこれまたユニークなキャラクターで、娘が行方不明だというのにところどころ抜けていて笑わせられます。
中盤ぐらいからは娘ワンダ視点での物語も同時進行していくのですが、クライムサスペンスとしてスリルある展開を見せていくので、コメディでありながら見応えありなドラマです。
主演のワンダ役のリア・ドリンダがこれまた魅力的でエネルギッシュな女優さんなので、これからドラマに限らずいろんな映画などにも出演して注目を集めそうな気がします。
アリス・マートンが歌う主題歌”Mania”もミステリアスなドラマの雰囲気にあったとても印象的で良い楽曲です。

■映画『ブリッツ ロンドン大空襲』

第二次世界大戦下のロンドン。9歳のジョージは母リタの計らいで、爆撃から逃れるため田舎へと疎開させられる。ジョージはそれに抗って家族の元に戻ろうと決意し、リタが彼を捜す中、故郷を目指して壮大で危険な旅に出る。
「それでも夜は明ける」でアカデミー賞を受賞したスティーヴ・マックィーンが製作、監督、脚本を手掛けます。
主演は『ブルックリン』『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』のシアーシャ・ローナンと、新人のエリオット・ヘファーナンです。

第二次世界大戦下で、ナチスドイツがイギリスに対して1940年9月7日から1941年5月10日にかけて夜間空襲を行い続けた実際にあった戦争を題材にしています。
”ブリッツ”とはBlitzと書いたドイツ語で「稲妻」を意味するもの。
連続57日間も爆撃が襲い、1941年5月末までに4万3000名以上の民間人(半分がロンドン市民)が爆撃で死亡、100万以上の家屋が損害を受けたと言います。
それだけの被害があった大規模な空襲なので、市井の人々は子供を中心に田舎の方に疎開させたのがこの時代にあった本当の出来事。
戦争は実話ですが、この映画に出てくる母息子の物語はあくまで架空のエピソードでフィクションです。

ただ、この時代の厳しさや避難所になる地下鉄が一杯一杯になる模様とその悲痛さがひしひしと伝わってきて恐ろしい作品であるとともに、息子の成長譚として見応えのある映画になっています。
主人公は実績豊富な母親リタ役のシアーシャ・ローナンだと思われますが、彼女はあくまで助演に徹しています。
本作の主人公は疎開先に移動する途中の列車から飛び降り、故郷に向かう9歳の息子ジョージ役のエリオット・へファーナン。デビュー作とは思えないほどの圧倒的な存在感と眼光の鋭さで凄まじいインパクトを誇ります。
彼はロンドン中心部に向かう途中にさまざまな出会いと困難を体験。

ネタバレにならない程度に、最小限の情報を共有するとすると、息子ジョージは白人家庭で暮らす黒人の男の子。ただ、ある事情があって黒人である父親はそばにいません。
うっすら黒い肌の男の子は自分のことを黒人未満だと思い、一緒に暮らす母や祖父が白人であることもあり、彼自身が自信を持って黒人だという認識を持っていないのです。
彼は旅の中で自分のアイデンティティを確立するきっかけを作り、それからどんどん成長を見せます。ロードムービーとして主人公の男の子が旅を通して成長を遂げる作品で、クライマックスは感動必至。
爆撃や火災模様など、スクリーン映えしそうな描写が連続するので、本心としては劇場公開してほしかった…それぐらい迫力満点な年ベス級の作品です。

■映画『フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン』

スカーレット・ヨハンソンとチャニング・テイタムが共演し、人類初の月面着陸にまつわる噂をモチーフに、奇想天外な極秘プロジェクトの行方をユーモラスに描いたドラマ。

1969年、アメリカ。人類初の月面着陸を目指す国家的プロジェクト「アポロ計画」の開始から8年が過ぎ、失敗続きのNASAに対して国民の関心は薄れつつあった。ニクソン大統領の側近モーは悲惨な状況を打開するべく、PRマーケティングのプロフェッショナルであるケリーをNASAに雇用させる。ケリーは月面着陸に携わるスタッフにそっくりな役者たちをメディアに登場させて偽のイメージ戦略を仕掛けていくが、NASAの発射責任者コールはそんな彼女のやり方に反発する。ケリーのPR作戦によって月面着陸が全世界の注目を集めるなか、「月面着陸のフェイク映像を撮影する」という前代未聞の極秘ミッションがケリーに告げられる。

ケリーをヨハンソン、コールをテイタムが演じ、物語の鍵を握る政府関係者モー役でウッディ・ハレルソンが共演。「Love, サイモン 17歳の告白」のグレッグ・バーランティが監督を務めた。

映画.comより

▼第31回配信にて『フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン』を取り上げました。配信コラムはこちらから

④「#リバイバル上映してほしい傑作映画」特集

リバイバル上映とは過去に公開済みの作品を一定期間経てから、手直しせずにそのまま再度上映することです。 リバイバル上映は、「再上映」や「再映(さいえい)」の名称で呼ぶ場合もあります。

リバイバル上映については、こちらのブログに詳しく解説があるので、ご参考までにどうぞ。

一度劇場公開された名作が再び映画館で…僕たち映画好きとしても大好きな作品であれば新作よりも優先して観に行くような人もいると思います。
それだけ「大好きな作品は劇場で」という特別感があるものですが、今回は12月1日の映画の日とも重なったことで、下記のように「#リバイバル上映してほしい傑作映画」のタグで映画ファンの声を募ったのです。

■『ウォーリアー』

ちなみに、今年リバイバル上映してくれたことで、僕にとってさらに特別な作品となったのが『ウォーリアー』です。
かつて日本で新作公開された時は限定上映で観られなかった人もたくさんいたはず。そんな中で再び劇場で観るチャンスが訪れ、劇場スクリーンで2人の兄弟の死闘を観られることは特別以外の何物でもありませんでした。僕は初鑑賞が配信での自宅鑑賞だったので、映画館で観る大迫力の格闘シーンは興奮が隠せませんでした。

■『戦場のピアニスト』

あとは昨年2023年12月に4Kリマスターで劇場公開された『戦場のピアニスト』も忘れられません。もともと大好きな作品の一つでしたが、劇場鑑賞で体験する主人公シュピルマンのピアノの音色の美しさたるや。これは自宅では味わえない最高の音響体験だ、と。

さて、ここからはXのタグ付き投稿やリスナーの方々の「#リバイバル上映してほしい傑作映画」を紹介してまいります。

■『セブン』

退職を間近に控えたベテラン刑事サマセットと若手刑事ミルズは猟奇連続殺人事件の捜査にあたる。犯人はキリスト教における7つの大罪に基づいて殺人を繰り返していることが明らかに。やがてサマセットとミルズは容疑者を割り出すが、その人物に逃げられ、さらにミルズの素性が知られていたことも発覚する。そしてさらなる殺人事件が続いた後、驚愕の事態が……。独特のビジュアルセンスとダークな物語が話題を呼んだ戦慄のサスペンススリラー。

映画.comより

■『ムーラン・ルージュ』

「ロミオ&ジュリエット」のバズ・ラーマン監督が、ユアン・マクレガーとニコール・キッドマンを主演に迎えて描いたミュージカル映画。19世紀末パリのナイトクラブを舞台に、作家の青年と高級娼婦の運命的な恋の行方を、豪華絢爛な映像とビートルズやマドンナ、デビッド・ボウイなど20世紀のポップミュージックにのせて描く。

1899年、花の都パリ。作家志望の貧しいイギリス人青年クリスチャンは、魅惑的なナイトクラブ「ムーラン・ルージュ」の高級娼婦サティーンと激しい恋に落ちる。クリスチャンとサティーンはショーへの出資の見返りとして、サティーンを愛人にしようとする公爵に隠れながら、危険な関係を続けるが……。

マクレガーが作家クリスチャン、キッドマンが高級娼婦サティーンを演じ、それぞれ歌声も披露。2002年・第74回アカデミー賞で8部門にノミネートされ、衣装デザイン賞と美術賞を受賞。

映画.comより

■『ブレイド』

人間とヴァンパイアの混血として生まれてきた黒人ブレイドが、スーパー・ヒーローとして活躍するSFアクション。監督は「デスマシーン」のスティーヴン・ノリントン。製作総指揮はスタン・リー、アヴィ・アラド、ジョセフ・カラマーリ、リン・ハリス。製作はピーター・フランクフルト、ロバート・エンゲルマン、そして主演の「ワン・ナイト・スタンド」のウェズリー・スナイプス。脚本は「ダークシティ」のデイヴィッド・S・ゴイヤー。撮影は「ボディ・パーツ」のテオ・ヴァン・デ・サント。音楽は「相続人」のマーク・アイシャム。美術は「告発」のカーク・M・ペトルッチェリ。編集はポール・ルーベル。衣裳はサンジャ・ミルコヴィック・ヘイズ。共演は「バッド・デイズ」のスティーヴン・ドーフ、「ガールズナイト」のクリス・クリストファーソン、「ジョンズ」のN'ブッシュ・ライト、「アルマゲドン」のウド・キアーほか。

映画.comより

■『キャバレー(1971)』

ドイツにヒットラー率いるナチズムが台頭した頃、芸能の世界も一種の退廃の極みに達しようとしていた。そんななかで1人前のボードヴィリアンを夢みる少女の芸と恋の青春を鮮やかに描く。製作はサイ・フュアー、監督およびダンス振り付けは「スイート・チャリティ」のボブ・フォッシー、原作はジョー・マステロフのミュージカル劇「キャバレー」およびジョン・ヴァン・ドルーテン作の舞台劇「私はカメラ」並びにクリストファー・イシャーウッド作ストーリー集による。脚色はジェイ・アレン、ヒュー・ホイラー。撮影はジョフリー・アンスワース、音楽はジョン・カンダー、歌詞フレッド・エッブ、編集デイヴィッド・ブレザートンが各々担当。出演は「くちづけ」のライザ・ミネリ、「ロミオとジュリエット」のマイケル・ヨーク、ジョエル・グレイ、ヘルムート・グリーム、フリッツ・ウェッパー、マリサ・ベレンソンなど。

映画.comより

■『キッズ・リターン』

北野武監督の長編第6作で、親友同士の2人の青年の成功と挫折を描いた青春ドラマ。高校の同級生シンジとマサルはいつもつるんで行動し、学校をサボって自由奔放な毎日を送っていた。ある日、カツアゲした高校生が助っ人に呼んだボクサーに打ちのめされたマサルは、ケンカに強くなるためシンジを誘ってボクシングジムに入る。しかしボクサーとしての才能を見いだされたのはシンジで、マサルはジムを飛び出しヤクザの世界へと足を踏み入れる。別々の道を歩むことになった2人は、それぞれの世界でトップに立つことを約束し、互いにのし上がっていくが……。シンジを安藤政信、マサルを金子賢が演じ、石橋凌、森本レオらが脇を固める。

映画.comより

■『マスク』

人間の潜在的欲望を引き出す古代の仮面をつけた青年が、謎の怪人マスクとなって大活躍する姿を描いた、ファンタスティックなアクション・コメディ。ダークホース・コミックス社のマイケル・ファーロンとマーク・ヴァーヘイデンによる同名のカルトコミックを、発想とキャラクターを借りてマイク・ワーブが脚色。監督には「ブロブ 宇宙からの不明物体」で50年代SF映画の味わいを再現したチャールズ・ラッセルがあたった。製作は「ショッカー」のボブ・エンゲルマン、エグゼクティヴ・プロデューサーはマイク・リチャードソン、チャールズ・ラッセル、マイケル・デ・ルカ、撮影はジョン・R・レオネッティ、音楽は「ベートーベン」のランディ・エデルマン。特殊メイクは「ミセス・ダウト」のグレッグ・キャノン、SFXは「ジュラシック・パーク」などのILMがそれぞれ担当。主演は初主演作「エース・ベンチュラ」でスターダムにのし上がったジム・キャリーで、得意の顔面七変化をはじめ、その爆笑パフォーマンスの数々が見もの。共演は、セクシーなヒロイン役にモデル出身で、本作が映画初出演のキャメロン・ディアス、「ローカルヒーロー 夢に生きた男」のピーター・リーガート、「ロビン・フッド キング・オブ・タイツ」のエイミー・ヤスベックほか。

映画.comより

■『ローズ』

60年代の最大の女性シンガーといわれたジャニス・ジョプリンをモデルに、反体制の空気に満ちた60年代のアメリカの若者を熱狂させた1人のロック歌手ローズの愛と激情の人生を描く。製作総指揮はトニー・レイ、製作はマーヴィン・ワースとアーロン・ロッソ、監督は「シンデレラ・リバティー かぎりなき愛」のマーク・ライデル。ビル・カービーの原案を基に彼とボー・ゴールドマンが脚色。撮影はヴィルモス・ジグモンド、音楽はポール・A・ロスチャイルド、編集はロバート・L・ウォルフ、美術はジム・ショッピ、衣裳はシオニ・V・アルドレッジが各各担当。出演はベット・ミドラー、アラン・ベイツ、フレデリック・フォレスト、ハリー・ディーン・スタントン、バリー・プリマス、デビッド・キース、サンドラ・マッケーブ、ウィル・ヘアー、ルディー・ボンドなど。日本語版監修は清水俊二。デラックスカラー、ビスタサイズ。1979年作品。

映画.comより

■『ビッグ・フィッシュ』

「シザーハンズ」のティム・バートン監督が、自らの人生をおとぎ話のように語る男とその息子の絆をつづったファンタジードラマ。作家ダニエル・ウォレスのベストセラー小説「ビッグフィッシュ 父と息子のものがたり」を原作に、「チャーリーズ・エンジェル」シリーズのジョン・オーガストが脚色を手がけた。エドワード・ブルームは自分の人生をファンタジックな物語のように語り、周囲の人々を楽しませてきた。しかし1人息子のウィルは成長と共に父のホラ話を嫌うようになり、父子は疎遠になってしまう。ある日、父に死期が迫っていると連絡を受けたウィルは、妊娠中の妻を連れて久々に実家へ戻るが……。若き日のエドワードを「トレインスポッティング」のユアン・マクレガー、現在のエドワードを「エリン・ブロコビッチ」のアルバート・フィニー、息子ウィルを「あの頃ペニー・レインと」のビリー・クラダップが演じた。

映画.comより

■『ヒア・マイ・ソング』

脱税で逃亡中の往年の人気オペラ歌手を復活させようと奮闘する若いプロモーターの姿を、ハート・ウォーミングなタッチで描くコメディ。監督・脚本は本作が長編第1作となるピーター・チェルソム、製作はアリソン・オーウェン・アレン、共同脚本は主演のエイドリアン・ダンバー、撮影はスー・ギブソン、音楽はジョン・アルトマンが担当。

映画.comより

■『ハウルの動く城』

宮崎駿が監督・脚本を務め、イギリスの児童文学作家ダイアナ・ウィン・ジョーンズのファンタジー小説「魔法使いハウルと火の悪魔」を原作に描いたスタジオジブリ制作の長編アニメーション。

魔法と科学が混在する世界。父が遺した帽子店を切り盛りする18歳のソフィーは、町で兵士に絡まれたところを見知らぬ青年に助けられる。青年の正体は、町の人々が恐れる魔法使いハウルだった。その夜、ソフィーは店に現れた荒地の魔女に呪いをかけられ、90歳の老婆に姿を変えられてしまう。家族にも言えず家を飛び出したソフィーは、荒地をさまよった末にハウルの住まいである動く城にたどり着き、住み込みの家政婦として働き始めるが……。

倍賞千恵子が主人公ソフィーの18歳と90歳の声をひとりで演じ、ハウル役を木村拓哉、荒地の魔女役を美輪明宏が務めた。

映画.comより

■『パシフィック・リム』

「ヘルボーイ」「パンズ・ラビリンス」のギレルモ・デル・トロ監督が、謎の巨大生命体と人類が開発した人型兵器との壮絶な戦いを描いたVFX超大作。2013年8月11日、太平洋の深海の裂け目から超高層ビル並の巨体をもった怪物が突如出現し、サンフランシスコ湾を襲撃。「KAIJU」と名付けられたその怪物によって、わずか6日間で3つの都市が壊滅する。人類は存亡をかけて団結し、環太平洋沿岸(パシフィック・リム)諸国は英知を結集して人型巨大兵器「イェーガー」を開発。KAIJUとの戦いに乗り出す。それから10年が過ぎ、人類とKAIJUの戦いは続いていたが、かつてKAIJUにより兄を亡くし、失意のどん底にいたイェーガーのパイロット、ローリーは再び立ち上がることを決意。日本人研究者のマコ・モリとコンビを組み、旧型イェーガーのジプシー・デンジャーを修復する。菊地凛子が演じる日本人女性マコの幼少期役で芦田愛菜がハリウッドデビュー。

映画.comより

■『ある日どこかで』

「地球最後の男オメガマン」「激突!」などで知られるSF作家リチャード・マシスンの同名小説を映画化したタイムトラベル・ファンタジー。1972年、母校で自作舞台の初演を迎えていた新進劇作家のリチャードは、白髪の老婦人から古い金時計を渡される。その8年後、母校を再訪した彼は街のホテルにかかっていた肖像画に心を奪われる。そこに描かれた美女は、かつての老婦人の若き日の姿だった……。主演は「スーパーマン」のクリストファー・リーブ。監督は「ジョーズ2」のヤノット・シュワルツ。

映画.comより

■『ちょうちん』

新宿を舞台に、ガンに冒されたヤクザの生き様を描く。金子正次原作の映画化で、脚本は金子と塙五郎が共同執筆。監督は「悪女かまきり」の梶間俊一、撮影は「波光きらめく果て」の鈴木達夫がそれぞれ担当。

映画.comより

■『ロボコップ2』

半分は人間、半分はメカの警察官ロボコップの活躍を描くアクション・シリーズ第2弾。エグゼクティヴ・プロデューサーはパトリック・クロウリー、製作はジョン・デイヴィソン、監督は「ネバーセイ・ネバーアゲイン」のアーヴィン・カーシュナー。フランク・ミラーの原作を基に、脚本はミラーとウォーロン・グリーンの共同、撮影はマーク・アーウィン、音楽はレナード・ローゼンマンが担当。出演はピーター・ウェラー、ナンシー・アレンほか。

映画.comより

■『トレマーズ』

正体不明の地底生物の恐怖に立ち向かう町の人々の活躍を描くアクション映画。エグゼクティヴ・プロデューサーはゲイル・アン・ハード、監督はロン・アンダーウッド、製作・脚本はブレント・マドックとS・S・ウィルソンの共同。ストーリーはウィルソンとマドック、アンダーウッド、撮影はアレクサンダー・グルジンスキーが担当。出演はケヴィン・べーコン、フレッド・ウォードほか。

映画.comより

■『未来世紀ブラジル』

モンティ・パイソン出身のテリー・ギリアム監督が、徹底的に情報管理された近未来社会の恐怖を、奇想天外な世界観とブラックユーモアたっぷりに描いたSF映画。20世紀のどこかの国。ダクトが張り巡らされた街では、爆弾テロが相次いでいた。そんな中、情報省のコンピューターがテロの容疑者「タトル」を「バトル」と打ち間違え、無実の男性バトルが強制連行されてしまう。その一部始終を目撃した上階の住人ジルは誤認逮捕だと訴えるが、取り合ってもらえない。情報省に務めるサムは、抗議にやって来たジルが近頃サムの夢の中に出てくる美女そっくりなことに気づく。ある日、自宅のダクトが故障し困り果てていたサムの前に、非合法の修理屋を名乗る男タトルが現れ……。タトル役にロバート・デ・ニーロ。エンディングを巡ってギリアム監督と映画会社の間で意見が衝突したため、複数のバージョンが存在する。

映画.comより

■『エイリアン』

逃げ場のない宇宙船のなかで、襲い来る未知の生命体=エイリアンの恐怖を描いた、SFホラーの金字塔。「デュエリスト 決闘者」で映画監督デビューしたリドリー・スコットの長編監督第2作で、世界的ヒットを記録。エイリアンと戦う航海士リプリーを演じたシガニー・ウィーバーの出世作にもなった。

地球を遠く離れた広大な宇宙で就業していた宇宙船ノストロモ号は、ほかの宇宙船からの救難信号を受けて、未知の惑星に降り立つ。そこには異星人の宇宙船があり、船内には卵のような謎の物体があった。その卵の中から奇怪な生き物が飛び出してきて乗組員に寄生し、やがてそれは宿主の腹を食い破り、ノストロモ号内に潜伏。その後、成長した宇宙生物は乗組員をひとりまたひとりと抹殺していく。生き残った女性航海士リプリーは、逃げ場のない閉鎖された宇宙船内で、たったひとりで絶望的な戦いを繰り広げることになる。

エイリアンの特徴的なデザインは、スイス出身の画家・造形作家のH・R・ギーガーによるもの。リプリーを演じたシガニー・ウィーバーは本作以降「エイリアン4」までシリーズ4作に出演。

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■『アマデウス』

ピーター・シェイファーによる戯曲を「カッコーの巣の上で」のアカデミー賞コンビ、製作ソウル・ゼインツ&ミロス・フォアマン監督で映画化。19世紀の楽聖ウォルフガング・アマデウス・モーツァルトの半生を、彼を妬む宮廷音楽家サリエリの視点から描く。出演はサリエリにF・マーレイ・エイブラハム、モーツァルトにトム・ハルス。1984年度のアカデミー賞では作品賞、監督賞、主演男優賞を含む8部門で受賞した。

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■『スター・ウォーズ』

遥か彼方の銀河系を舞台に繰りひろげられる善と悪の壮大な戦いを描いた「スター・ウォーズ」シリーズの記念すべき第1作。帝国の支配下にある銀河系で、反乱軍が帝国の宇宙要塞デス・スターの設計図を奪取した。ダース・ベイダー率いる帝国軍の攻撃を受けた反乱軍の指導者レイア姫は、ドロイドのR2-D2に救援メッセージを託す。やがて砂の惑星タトゥイーンにたどり着いたR2-D2とその相棒C-3POは、農場で暮らす青年ルーク・スカイウォーカーに出会い……。後に本作の前章となる3部作(「エピソード1~3」)が生まれ、本作は第4部にあたる「スター・ウォーズ エピソード4 新たなる希望」とされた。

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■『マイケル・ジャクソン THIS IS IT』

2009年6月に急逝したマイケル・ジャクソンが、同年夏にロンドンで開催するはずだった幻のコンサート「THIS IS IT」のリハーサルとその舞台裏を収めたドキュメンタリー。100時間以上に及ぶ楽曲とパフォーマンス映像や、舞台裏でのマイケルの素顔を記録。監督は、ロンドン公演そのものの演出も務めていたケニー・オルテガ。

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■『太陽を盗んだ男』

自ら製造した原子爆弾で政府を脅迫する男の孤独な闘いを鋭い風刺とパワフルな演出で描き、現在もカルト的人気を誇る異色のアクション映画。中学校の冴えない理科教師・城戸は、原子力発電所に侵入してプルトニウムを盗み出し、自宅アパートで苦労の末に原子爆弾の製造に成功。警察に脅迫電話を掛けると、以前バスジャック事件に遭遇した際に知り合った山下警部を交渉相手に指名する。明確な目的も思想も持たない城戸は、テレビの野球中継を試合終了まで放送させるよう要求したり、ラジオ番組を通して次の要求を募集したりと、行き当たりばったりの犯行を続けるが……。沢田研二が主演を務め、菅原文太が山下警部を圧倒的存在感で熱演。「青春の殺人者」の長谷川和彦監督の長編第2作で、「ザ・ヤクザ」のレナード・シュレイダーが原案と共同脚本を手がけた。

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■『ファントム・オブ・パラダイス』

作曲家のウィンスローは腹黒いレコード会社の社長スワンに新作を横取りされ、そのあげく麻薬所持の濡れ衣を着せられてしまう。刑務所に放り込まれたウィンスローはのちに脱獄し、スワンに復讐しようとするが、レコード工場で顔をつぶされ、醜い形相に変わり果ててしまう。やがて仮面の怪人がスワンに近づくが……。「オペラ座の怪人」をベースにした、おぞましくも華麗で、そして悲痛なロック・ミュージカル。

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■『ブラックホーク・ダウン』

「グラディエーター」の巨匠リドリー・スコットが実話に基づいて撮りあげた戦争アクション。マーク・ボウデンのノンフィクション小説を原作に、1993年にソマリアの市街地で発生した米軍主導による軍事作戦の顛末を生々しい戦場描写とともに描き出す。1993年10月、内戦が続くソマリアの首都モガディシュに、米軍特殊部隊の兵士約100人が降り立った。彼らの任務は和平に反対する独裁者アイディード将軍の副官2名を捕らえることで、作戦は1時間足らずで終了するはずだった。ところが、作戦中に米軍の最新鋭ヘリ「ブラックホーク」が被弾し、市街地に墜落してしまう。部隊は敵地の真っただ中に取り残された仲間を救出しに向かうが……。出演は「パール・ハーバー」のジョシュ・ハートネット、「トレインスポッティング」のユアン・マクレガー。

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■『インデペンデンス・デイ』

地球を侵略せんとする異星人と人類の3日間の攻防を描き、世界各地で大ヒットしたSFパニック超大作。ミニチュア・ワークをはじめとする伝統的な手法と最新のデジタル技術を組み合わせたSFXを駆使し、数千人のエキストラを動員したスペクタクル場面の迫力が圧巻。古典的なプロットを現代に再生したのは、「ユニバーサル・ソルジャー」「スターゲイト」の監督ローランド・エメリッヒと製作ディーン・デヴリンのコンビで、脚本も2人の共同。エグゼクティヴ・プロデューサーはエメリッヒ、彼の実妹ウテ・エメリッヒ、「ハンテッド」のウィリアム・フェイ。撮影のウォルター・リンデンローブ、美術のオリヴァー・スコールとパトリック・タトポロス、音楽のデイヴィッド・アーノルド、衣裳のジョゼフ・ポロは前作「スターゲイト」に続いての参加。世界各国の混成チームのSFX陣をまとめた視覚効果監修は、ドイツ時代からのエメリッヒの盟友で「MOON<ムーン>44」「ユニバーサル・ソルジャー」を手掛けたフォルカー・エンゲルと、「バットマン・フォーエヴァー」のダグラス・スミス。出演は「バッドボーイズ(1995)」のウィル・スミス、「あなたが寝てる間に…」のビル・プルマン、「9か月」のジェフ・ゴールドブラム、「スニーカーズ」のメアリー・マクドネル、「旅立ちの時」のジャド・ハーシュ、「アイ・ラブ・トラブル」のロバート・ロッジア、「ラストダンス」のランディ・クエイド、テレビ・シリーズ『新スタートレック』でのアンドロイドのデータ役で知られる「ジェネレーションズ」のブレント・スパイナー、「コピーキャット」のハリー・コニック・ジュニアほか多彩な顔ぶれ。

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さて、一旦以上です。これでもかなり厳選してご紹介しましたが、他にもたくさんの投稿をいただいておりますので、Xの方で「#リバイバル上映してほしい傑作映画」のタグで検索して見ていただけますと幸いです。

◆まとめ

配信コラムは以上です。

今回も盛りだくさんでお届けしました。
やはり映画好きの方々が投稿する「#リバイバル上映してほしい傑作映画」は興味深い作品や不朽の名作がたくさんありますね。
僕も観たことのない作品もあるので、時間を見つけて観たい…そして、是非ともリバイバル上映をしてほしいものです!

改めてEDDIEのかく語りきの配信アーカイブは下記の通りです。

そして、次回12/15(日)配信の企画は「#あなたの好きなアメコミ原作映画」です。12/13公開の『クレイヴン・ザ・ハンター』を盛り上げる意味で作った企画です。

今回も長々とした配信コラムを読んでいただきましてありがとうございます。次回もぜひぜひお楽しみに!

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