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【配信コラム】#EDDIEのかく語りき 第18回/AppleTV+最前線/ピックアップ映画『きっと、それは愛じゃない』『ティル』/#あなたの好きなスプラッター映画 特集

みなさん、こんにちは、こんばんは。

さて、今回のnote記事は僕の𝕏配信スペース「#EDDIEのかく語りき」18回目の配信まとめです。2023年の年内最後の配信コラムです。

トピックとしては、12月のピックアップ映画で『きっと、それは愛じゃない』と『ティル』を取り上げています。
AppleTV+最前線でドラマ『SEE~暗闇の世界~をご紹介。
翌月1月の期待の新作も紹介していますので、来月の新作映画セレクトの参考にしてもらえたら嬉しいです。

さらに、Xで募集したハッシュタグ「#あなたの好きなスプラッター映画」の特集をいたします。

#EDDIEのかく語りき 第18回トークテーマ

2023年12月17日(日)22時〜Xのスペースで配信した「#EDDIEのかく語りき」第18回目のトークテーマについてまとめていきます。
細かい話は配信の方で語っていますので、アーカイブを聴いていただけると幸いです。


❶EDDIE12月のピックアップ映画

『きっと、それは愛じゃない』

「エリザベス」のシェカール・カプール監督が、多文化が共存する街ロンドンを舞台に描いたラブストーリー。

ドキュメンタリー監督のゾーイは幼なじみの医師カズと久々に再会し、彼が見合い結婚をすると聞いて驚く。今の時代になぜ親が選んだ相手と結婚するのか疑問を抱いた彼女は、カズの結婚までの軌跡を追う新作ドキュメンタリーを制作することに。ゾーイ自身は運命の人の出現を待ち望んでいるが、ダメ男ばかりを好きになり失敗を繰り返していた。そんな中、条件の合う相手が見つかったカズは、両親も交えたオンラインでお見合いを決行。数日後、カズから婚約の報告を受けたゾーイは、これまで見ないふりをしてきたカズへのある思いに気づく。

「シンデレラ」のリリー・ジェームズがゾーイ役で主演を務め、テレビシリーズ「スター・トレック ディスカバリー」のシャザト・ラティフがカズ、「クルエラ」のエマ・トンプソンがゾーイの母を演じた。

映画.comより

今回ご紹介する新作映画1本目は『きっと、それは愛じゃない』です。

正直、ラブストーリーとしてはそんなに斬新性があるわけではなく、結末もある程度読めるのですが、設定が面白くて、リリー・ジェームズ演じる主人公がドキュメンタリー監督なんですね。

彼女は過去に一度賞をもらったことがある才能ある監督ではあって、ただ作風の問題でなかなか一般受けしないとかの理由でなかなか新作の企画が通らないって状況だったんです。
すると実家の隣のご近所さんで幼馴染が見合い結婚をするというニュースが舞い込み、彼女自身結婚願望がないわけではないけど、「結婚するなら恋愛結婚で好きになった人と結ばれたいし、そもそも今の時代に見合い結婚ってどうなの?」って具合に彼のドキュメンタリーを撮ろうと持ちかけるわけです。
色々な紆余曲折はありながらも撮影することになった彼女は、彼の知らない一面や文化の違いを知っていくという話。
だから僕がこの映画を面白いと思ったのは恋愛映画としてではなく、パキスタンにルーツを持つ男性のルーツを探り、ムスリムの文化的背景や自分たちが当たり前だと思っていた文化との違いを見せつけられるという学びの点が大きいです。
宗教的価値観やその価値観を持つ家族を持つことで結婚一つとっても全く異なる考えに至るんだなと。
あとはキャラクターのユニークさも良くて、リリー・ジェームズの母親役のエマ・トンプソンがツボでしたね。

いろんな映画のセリフや映画のタイトルが引き合いに出されるなど、映画好きとしてもニヤリとするシーンが随所に挟まれています。

▼特別映像

『ティル』

1950年代アメリカで、アフリカ系アメリカ人による公民権運動を大きく前進させるきっかけとなった実在の事件「エメット・ティル殺害事件」を劇映画化。

1955年、イリノイ州シカゴ。夫を戦争で亡くしたメイミー・ティルは、空軍で唯一の黒人女性職員として働きながら、14歳の息子エメットと平穏に暮らしていた。ある日、エメットは初めて生まれ故郷を離れ、ミシシッピ州マネーの親戚宅を訪れる。しかし彼は飲食雑貨店で白人女性キャロリンに向けて口笛を吹いたことで白人の怒りを買い、8月28日、白人集団に拉致されて凄惨なリンチの末に殺されてしまう。息子の変わり果てた姿と対面したメイミーは、この陰惨な事件を世間に知らしめるべく、ある大胆な行動を起こす。

「ザ・ハーダー・ゼイ・フォール 報復の荒野」のダニエル・デッドワイラーが主人公メイミーを熱演し、ゴッサム・インディペンデント映画賞など数々の女優賞を受賞。名優ウーピー・ゴールドバーグが共演し、製作にも名を連ねる。

映画.comより

今回ご紹介する新作映画2本目は『ティル』です。『ザ・ハーダー・ゼイ・フォール報復の荒野』のダニエル・デッドワイラーが主役、ほかウーピー・ゴールドバーグが共演しています。

この映画は本当に凄まじかったですね。
主人公のメイミーには大切な14歳の息子エメットがおり、その息子が生まれ故郷を初めて離れ、出稼ぎの仕事をしにいくんですね。親戚のもとをたずね、綿花の栽培の仕事をするんですが、生まれ故郷のシカゴでは想像もできないほどの南部の白人至上主義に驚かされます。

母には口酸っぱく白人には歯向かうなと言われていても、彼はやはりその厳しさを知らない分生来のお茶目でお気楽な部分が出てしまったわけです。
そこからはネタバレにもなるので細かい言及は避けますが、先ほどのあらすじにもあった通り「エメット・ティル殺人事件」という実在の事件、つまり彼は白人集団に拉致されてリンチされて死亡してしまうんです。
ここまでで彼の優しい人柄やお調子者な部分、母親を愛し仲睦まじい模様を見せられた後に、本当に衝撃的な映像を見せつけられます。
そして母メイミーの決意の言葉、表情、この一連のシーンを見せられて、僕は涙を我慢できませんでした。

そこからは裁判劇に移っていくんですが、とにかく白人と黒人の当時の立場の違いやどうしようもない黒人の圧倒的な地位の低さ、これらを見せつけられていくので、どんどん苦しくなるとともに観ているこちら側もしらばっくれる白人たちに怒りが増幅していきます。

そういう意味では白人側の1人であるキャロリンという役を演じたヘイリー・ベネットが素晴らしかったですね。というか本当に腹立ちました。今年のベストヴィラン候補の1人と言っても良いでしょう。マジでなんだよこいつと。

あまりにも壮絶で腹立たしくもなる作品ですが、心を揺さぶられるシーンも多く本当におすすめです。今年のベストを決める前にこの映画をぜひ観てください。

❷1月期待の新作映画

隔週第3日曜日の恒例である、「来月の注目新作映画」についてまとめていきます。
本コーナーはリスナー参加型で実施しており、まずは私が観ようと思っている次月の注目新作映画を紹介していきます。
その間にリスナーの方々にコメントをいただきながら、次月にどんな映画を観るかの参考になるような時間にできればと考えているコーナーです。
私の趣味嗜好だけでなく、リスナーさんからの注目映画を教えてもらうことで、「そんな映画があったんだ!」「それ面白そう!」とかの発見になれば嬉しいと考えて設けています。
【EDDIEの1月公開の注目新作映画】

●『笑いのカイブツ』/2024年1月5日公開

「伝説のハガキ職人」として知られるツチヤタカユキの同名私小説を原作に、笑いにとり憑かれた男の純粋で激烈な半生を描いた人間ドラマ。

不器用で人間関係も不得意なツチヤタカユキは、テレビの大喜利番組にネタを投稿することを生きがいにしていた。毎日気が狂うほどにネタを考え続けて6年が経った頃、ついに実力を認められてお笑い劇場の作家見習いになるが、笑いを追求するあまり非常識な行動をとるツチヤは周囲に理解されず淘汰されてしまう。失望する彼を救ったのは、ある芸人のラジオ番組だった。番組にネタを投稿する「ハガキ職人」として注目を集めるようになったツチヤは、憧れの芸人から声を掛けられ上京することになるが……。

「キングダム」シリーズなどで活躍する岡山天音が主演を務め、仲野太賀、菅田将暉、松本穂香が共演。井筒和幸、中島哲也、廣木隆一といった名監督のもとで助監督を務めてきた滝本憲吾監督が長編商業映画デビューを果たした。

映画.comより

●『アクアマン 失われた王国』/2024年1月12日公開

DCコミックスのヒーロー・アクアマンを主人公に描き大ヒットを記録した2018年製作のアクション大作「アクアマン」の続編。

はるか昔、南極の氷河の奥深くに封印された「失われた王国」。そこには、世界を滅亡させるほどの力を持つ伝説の古代兵器ブラック・トライデントがあった。ある日、アクアマンへの復讐を誓うブラックマンタがブラック・トライデントを見つけ出し、邪悪な力が解き放たれてしまう。5億もの海の生物を操ることのできる海底アトランティスの王アクアマンは、かつてない脅威から海と地上の世界を守るため、仲間たちとともに立ち上がるが……。

キャストには主演のジェイソン・モモアを始め、アクアマンの弟である前王オーム役のパトリック・ウィルソン、母アトランナ役のニコール・キッドマン、アトランティスの女王メラ役のアンバー・ハード、ブラックマンタ役のヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世ら前作のメンバーが集結。「ワイルド・スピード SKY MISSION」のジェームズ・ワン監督が前作に続いてメガホンをとった。

映画.comより

●『カラオケ行こ!』/2024年1月12日公開

変声期に悩む合唱部の男子中学生と歌がうまくなりたいヤクザの交流をコミカルに描いた和山やまの人気コミックを、綾野剛主演で実写映画化。

中学校で合唱部の部長を務める岡聡実は、ある日突然、見知らぬヤクザの成田狂児からカラオケに誘われる。戸惑う聡実に、狂児は歌のレッスンをしてほしいと依頼。組長が主催するカラオケ大会で最下位になった者に待ち受ける恐怖の罰ゲームを免れるため、どうしても歌がうまくならなければならないのだという。狂児の勝負曲は、X JAPANの「紅」。嫌々ながらも歌唱指導を引き受ける羽目になった聡実は、カラオケを通じて少しずつ狂児と親しくなっていくが……。

綾野が狂児を演じ、聡実役にはオーディションで選ばれた新星・齋藤潤を抜てき。「リンダ リンダ リンダ」の山下敦弘監督がメガホンをとり、テレビドラマ「アンナチュラル」「MIU404」の野木亜紀子が脚本を手がける。

映画.comより

●『ゴールデンカムイ』/2024年1月19日公開

明治末期の北海道を舞台にアイヌ埋蔵金争奪戦の行方を描いた野田サトルの大ヒット漫画を実写映画化。

日露戦争での鬼神のごとき戦いぶりから「不死身の杉元」の異名を持つ杉元佐一。ある目的のため一獲千金を狙う彼は、北海道の山奥で砂金採りに明け暮れていた。そんなある日、杉元はアイヌ民族から強奪された莫大な金塊の存在を知る。金塊を奪った「のっぺら坊」と呼ばれる男は、捕まる直前に金塊を隠し、その在処を暗号にした刺青を24人の囚人の身体に彫って彼らを脱獄させた。金塊を見つけ出すべく動き始めた杉元は、野生のヒグマに襲われたところをアイヌの少女アシリパに救われる。彼女は金塊を奪った男に父親を殺されており、その仇を討つため杉元と行動をともにすることに。一方、大日本帝国陸軍第七師団の鶴見篤四郎中尉と、戊辰戦争で戦死したとされていた新選組副長・土方歳三も、それぞれ金塊の行方を追っていた。

「キングダム」シリーズの山崎賢人が杉元、「彼女が好きなものは」の山田杏奈がアシリパを演じ、眞栄田郷敦、工藤阿須加、玉木宏、舘ひろしら豪華キャストが個性豊かなキャラクターたちを演じる。監督は「HiGH&LOW」シリーズの久保茂昭。

映画.comより

●『僕らの世界が交わるまで』/2024年1月19日公開

「ソーシャル・ネットワーク」「ゾンビランド」シリーズなどの俳優ジェシー・アイゼンバーグが長編初メガホンをとったヒューマンドラマ。アイゼンバーグがオーディオブック向けに制作したラジオドラマをもとに自ら脚本を手がけ、ちぐはぐにすれ違う母と息子が織りなす人間模様を描く。

DV被害に遭った人々のためのシェルターを運営する母エブリンと、ネットのライブ配信で人気を集める高校生の息子ジギー。社会奉仕に身を捧げる母と自分のフォロワーのことで頭がいっぱいのZ世代の息子は、お互いのことを分かり合えず、すれ違ってばかり。そんな2人だったが、各々がないものねだりの相手にひかれて空回りするという、親子でそっくりなところもあり、そのことからそれぞれが少しずつ変化していく。

「アリスのままで」のジュリアン・ムーアが母エブリン、ドラマ「ストレンジャー・シングス 未知の世界」シリーズのフィン・ウルフハードが息子ジギーを演じた。「ラ・ラ・ランド」「クルエラ」の俳優エマ・ストーンが製作に名を連ねる。

映画.comより

●『FUKUYAMA MASAHARU LIVE FILM 言霊の幸(さき)わう夏』/2024年1月19日公開

日本の音楽シーンをけん引するアーティストのひとりとして30年以上にわたって第一線で活躍し続ける福山雅治が、2023年8月に開催したライブ「言霊の幸わう夏 @NIPPON BUDOKAN 2023」を、自ら監督を務めて映画化した自身初のライブフィルム。

コロナ禍で長らく制限されていた声出しが3年半ぶりに解禁され、オーディエンスの熱狂と興奮が会場を埋め尽くした「言霊の幸わう夏 @NIPPON BUDOKAN 2023」。ライブの総合演出、映像、音のすべてを福山が自ら監修し、40台以上のカメラによる360度全方位撮影や、アリーナに観客を入れた状態でのドローン撮影などを実施、さらに最高の音響技術で細部に至るまで徹底的にこだわりながら理想の音と映像を追求することで、“ライブを超えたライブ”体験を作り上げた。

そんなライブの模様を収録した本作には、映画ならではのストーリー性も盛り込み、テレビドラマ「ラストマン 全盲の捜査官」で福山演じる主人公の少年期を担当した俳優・柊木陽太が、音楽に憧れていた少年時代の福山役として出演する。

映画.comより

●『FINAL FANTASY VII ADVENT CHILDREN COMPLETE』/2024年1月19日公開

大ヒットゲーム「FINAL FANTASY VII」の2年後を描いたアニメーション作品「FINAL FANTASY VII ADVENT CHILDREN(ファイナルファンタジーVII アドベントチルドレン)」の完全版。2005年にDVD作品としてリリースされたオリジナル版に、約30分におよぶシーンの追加や改変・再編集を施した。

あの戦いから2年。セフィロスがもたらした大破壊から立ち直りつつあった魔晄都市「ミッドガル」に、「星痕症候群」と呼ばれる謎の病が流行し、治療方法が見つからないまま人々は倒れていく。そして、この病に呼応するかのように新たなる敵が出現。平和と引き換えに大事な仲間たちを失い、深い自責の念に心を閉ざしていたクラウドは、迫りくる避けようのない戦いに対して思い悩むが、葛藤の末に戦うことを決意する。

「FINAL FANTASY VII ADVENT CHILDREN COMPLETE」は2009年4月にブルーレイとして発売。それから12年後の2021年には4K HDRリマスター版「FINAL FANTASY VII ADVENT CHILDREN COMPLETE 4K HDR REMASTER BOX」が発売された。2024年1月、4Kリマスター版が2週間限定で劇場公開。

映画.comより

●『哀れなるものたち』/2024年1月26日公開

「女王陛下のお気に入り」のヨルゴス・ランティモス監督とエマ・ストーンが再びタッグを組み、スコットランドの作家アラスター・グレイの同名ゴシック小説を映画化。2023年・第80回ベネチア国際映画祭コンペティション部門で最高賞の金獅子賞を受賞した。

不幸な若い女性ベラは自ら命を絶つが、風変わりな天才外科医ゴッドウィン・バクスターによって自らの胎児の脳を移植され、奇跡的に蘇生する。「世界を自分の目で見たい」という強い欲望にかられた彼女は、放蕩者の弁護士ダンカンに誘われて大陸横断の旅に出る。大人の体を持ちながら新生児の目線で世界を見つめるベラは時代の偏見から解放され、平等や自由を知り、驚くべき成長を遂げていく。

プロデューサーも務めるストーンが純粋無垢で自由奔放な主人公ベラを熱演し、天才外科医ゴッドウィンをウィレム・デフォー、弁護士ダンカンをマーク・ラファロが演じる。「女王陛下のお気に入り」「クルエラ」のトニー・マクナマラが脚本を担当。

映画.comより

●『サウンド・オブ・サイレンス』/2024年1月26日公開

音が鳴ったら現れる「何か」が巻き起こす恐怖を描いたイタリア製ホラー。

ニューヨークで暮らすエマは歌手を目指しているが、オーディションに落ち続け自信を失っていた。そんな中、父が入院したとの報せを受けた彼女は、恋人セバと一緒に故郷イタリアへ向かう。父は面会謝絶となっており、母に理由を聞くと、急に暴れ出した父から殺されそうになったという。その夜、実家に泊まることになったエマは、ガラクタ修理が趣味の父の隠し部屋で古いラジオを見つける。すると突然ラジオから音楽が流れ出し、エマが不審に思いながらスイッチを切ると、その瞬間「何か」の気配を感じ……。

イタリアを拠点に数々の短編ホラー映画を制作してきたアレッサンドロ・アントナチ、ダニエル・ラスカー、ステファノ・マンダラによる気鋭の監督ユニット「T3」がメガホンをとり、2020年にアメリカのスクリームフェスト・ホラー映画祭で好評を得た彼ら自身による短編を英語長編映画化した。

映画.comより

●『違う惑星の変な恋人』/2024年1月26日公開

「恋愛依存症の女」「階段の先には踊り場がある」の木村聡志監督による恋愛群像劇。

美容室で働くむっちゃんとグリコは音楽の趣味が合うことに気づいて以来、なんでも話し合う仲となる。ある日、グリコに未練のある元恋人モーが美容室に現れる。グリコはシンガーソングライターのナカヤマシューコのライブで旧知のベンジーと再会し、同行していたむっちゃんはベンジーに一目ぼれ。むっちゃんはグリコとモーの協力を得てベンジーと恋仲になるべく奮闘するが、ベンジーはナカヤマシューコと関係を持つ一方で、久々に会ったグリコにひかれていた。そしてグリコもむっちゃんに対し罪悪感を抱きつつ、ベンジーのことが気になってしまう。

「なのに、千輝くんが甘すぎる。」の莉子がむっちゃん、「孤狼の血 LEVEL2」の筧美和子がグリコ、「愛なのに」の中島歩がベンジー、特撮ドラマ「騎士竜戦隊リュウソウジャー」の綱啓永がモー、シンガーソングライターのみらんがナカヤマシューコを演じる。2023年・第36回東京国際映画祭「アジアの未来」部門出品。

映画.comより

【リスナーさんの10月公開の注目新作映画】

●『エクスペンダブルズ ニューブラッド』/2024年1月5日公開

シルベスター・スタローンを筆頭にアクションスターが多数集結して話題を集める人気シリーズ「エクスペンダブルズ」の第4弾。

自らを「消耗品」と名乗り、CIAから依頼される数々の難関ミッションを乗り越えてきた最強の傭兵軍団「エクスペンダブルズ」を率いるバーニー・ロスは、CIAからの新たな依頼にこたえるため、かつての相棒であるリー・クリスマスを訪ねる。バーニーと再び組むことを決意したリーがエクスペンダブルズのアジトに足を運ぶと、そこにはかつての仲間たちに加え、新たなメンバーも顔をそろえていた。新戦力を迎えたエクスペンダブルズが挑む今回のミッションは、テロリストが所有する核兵器を奪還すること。もし失敗すれば第3次世界大戦が勃発しかねないという危険なものだった。

スタローン、ステイサムのほか、シリーズレギュラーキャストではドルフ・ラングレン、ランディ・クートゥアも出演。カーティス・“50セント”・ジャクソン、ミーガン・フォックス、トニー・ジャー、イコ・ウワイス、アンディ・ガルシアらが新たに参戦した。メガホンをとったのは、「ネイビーシールズ」「ニード・フォー・スピード」のスコット・ ウォー。

映画.comより

●『レザボア・ドッグス』デジタルリマスター版リバイバル公開/2024年1月5日公開

クエンティン・タランティーノの監督第1作で、宝石店強盗計画に失敗した男たちがたどる運命を、独特の語り口で緊迫感たっぷりに描いたクライムドラマ。

宝石店を襲撃するため寄せ集められた黒スーツ姿の6人の男たち。彼らは互いの素性を知らず、それぞれ「色」をコードネームにして呼び合う。計画は完璧なはずだったが、現場には何故か大勢の警官が待ち伏せており、激しい銃撃戦となってしまう。命からがら集合場所の倉庫にたどり着いた男たちは、メンバーの中に裏切り者がいると考え、互いへの不信感を募らせていく。

キャストには本作の制作にも尽力したハーベイ・カイテルをはじめ、ティム・ロス、スティーブ・ブシェーミ、マイケル・マドセンら個性豊かな顔ぶれが揃った。2024年1月、デジタルリマスター版でリバイバル公開。

映画.comより

●『コット、はじまりの夏』/2024年1月26日公開

1980年代初頭のアイルランドを舞台に、9歳の少女が過ごす特別な夏休みを描いたヒューマンドラマ。第72回ベルリン国際映画祭で子どもが主役の映画を対象にした国際ジェネレーション部門でグランプリを受賞し、第95回アカデミー賞の国際長編映画賞にノミネートもされた。

1981年、アイルランドの田舎町。大家族の中でひとり静かに暮らす寡黙な少女コットは、夏休みを親戚夫婦キンセラ家の緑豊かな農場で過ごすことに。はじめのうちは慣れない生活に戸惑うコットだったが、ショーンとアイリンの夫婦の愛情をたっぷりと受け、ひとつひとつの生活を丁寧に過ごす中で、これまで経験したことのなかった生きる喜びを実感していく。

本作がデビュー作となるキャサリン・クリンチが主人公コットを圧倒的な透明感と存在感で繊細に演じ、IFTA賞(アイリッシュ映画&テレビアカデミー賞)主演女優賞を史上最年少の12歳で受賞。アイルランドの作家クレア・キーガンの小説「Foster」を原作に、これまでドキュメンタリー作品を中心に子どもの視点や家族の絆を描いてきたコルム・バレードが長編劇映画初監督・脚本を手がけた。

映画.comより

❸AppleTV+最前線/ドラマ『SEE~暗闇の世界~』

今回のAppleTV+最前線は、シーズン3まで配信されたドラマ『SEE~暗闇の世界~』を取り上げます。

▼『SEE~暗闇の世界~』シーズン1予告動画

▼『SEE~暗闇の世界~』シーズン2予告動画

▼『SEE~暗闇の世界~』シーズン3予告動画

もしも世界が暗闇に覆われてしまったらどうしますか?
ということで、今回のAppleTV+最前線ではドラマ『SEE〜暗闇の世界〜』を取り上げます。

ドラマ『SEE〜暗闇の世界〜』のはじまり

21世紀致死性のウイルスが蔓延し、地球の人口は200万人足らずに減少した。
かろうじて生き延びた者も全員が視力を失った。

ドラマシーズン1冒頭テロップより

そう、視力を失った者たちが生きる世界を題材にしたディストピアSFドラマなんですね。
今回このドラマを取り上げた理由は、まさにこれこそおすすめしたいスプラッタードラマの一つだったからです。

今回の特集に関連づけられるAppleオリジナル作品で一番に思い浮かんだのがこちら。
ジェイソン・モモア主演で、彼はとある部族の部族長ババ・ヴォスを演じており、彼のアクションが凄まじいです。
目の見えない世界での目の見えない者同士の戦い、アクションの見せ方が実に斬新です。

シーズン2ではババの兄弟の役としてデイブ・バウティスタも登場します。
ババの主要な武器が日本刀で、甲冑のような防具を身にまとい、ババの子供達はハニワとコフンという名前で何かと日本を連想させる設定です。

ちなみに息子のコフン役は今年公開された映画『グランツーリスモ』で主役に抜擢されたアーチー・マデクウィです。今、注目度の高まった彼もこのドラマを通して、大きく成長していきますので、彼の存在にも要注目ですね。

あとこのドラマの見どころはシルビア・フークス演じる王女ケインというキャラクターです。
この盲目の世界の統治者であり、傲慢な独裁者なのですが、3シーズンを通じて大きく立場が変わっていく模様が追っていて一番面白いです。
僕が2023年の頭から始めた素晴らしいドラマに栄誉を与えるEDDIE賞という企画があるのですが、そのドラマ部門で最優秀悪役賞を受賞しています。ただ彼女も転落があり、そこから這い上がっていく図太さが見られるんですね。
一度力でトップまで行き着いた人間は一度落ちぶれても再び這い上がることができるという芯の強さを見せられ、
悪役ながら非常に魅力的なキャラクターに仕上がっていました。演じたシルビア・フークスも実に素晴らしかったです。

シーズン1~3までいずれも8話構成です。

❹特集コーナー/#あなたの好きなスプラッター映画 特集

最後のコーナーとしては、「#あなたの好きなスプラッター映画」特集です。

今回は、クリスマス目前ということで、ただ恋愛映画や定番のクリスマス映画など敢えて自分の配信でやる必要はないよな…と考えて、サブテーマ「クリスマスにおすすめしたい」メインテーマ「#あなたの好きなスプラッター映画」ということでこのタグを作りました。

おかげさまでタグはトレンド入りもしまして、たくさんの方々に投稿参加していただきました。

今回はみなさんが投稿してくださったおすすめのスプラッター映画から1本気になる映画をセレクトして、クリスマスイブに僕が鑑賞してレビューするという企画内容です。

配信の中で紹介したタグや紹介しきれなかったけど気になった投稿をいくつか以下にご紹介します。

◆死霊の罠

◆ターボキッド

◆デンジャラス・プリズン -牢獄の処刑人-

◆アリス・スウィート・アリス

◆ロボコップ(1987年)

◆サスペリア2

◆ホステル(2005)

◆ワナオトコ

◆カラー・ミー・ブラッド・レッド

◆鬼畜大宴会

◆悪魔のいけにえ

◆バッド・テイスト

◆人魚伝説

◆スターシップ・トゥルーパーズ

◆タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら

◆海と毒薬

◆東京残酷警察

◆処刑山 ナチゾンビVSソビエトゾンビ

◆ハウス・ジャック・ビルト

◆キャビン

◆エイリアンほか

◆サプライズ

◆ブレインデッド

◆ビヨンド

◆死霊のはらわた

◆哭悲ほか

◆ファイナル・デスティネーション

◆ドリーム・ホーム

◆ザ・スイッチ

◆るろうに剣心 追憶編(OVA)

◆屋敷女

◆座頭市

◆レディ・オア・ノット

◆エコエコアザラク III Misa The Dark Angel

◆SISU/シス 不死身の男

◆WRESTLE MASSACRE

これでも一部ではありますが、この中から珠玉の一本をセレクトさせていただきました。

そして、無事クリスマスイブを迎えまして、本日レビューをいたしました。
別途noteにも内容としてまとめようと考えておりますが、少々お待ちくださいませ。

◆まとめ

以上、今回も盛りだくさんでお届けしました。
配信の模様は下記のアーカイブにてご視聴ください!

次回配信は2024年1月7日(日)22時〜、𝕏の僕のアカウントよりスペースにて行います!是非是非フォローして聴いてください〜!

また、先日12月22日(金)に仲良しのフォロワーさんであるMachinakaさんと2023年映画年間ベスト10の配信をツイキャスにて行いました。

2023年4月より配信を開始して、なんとか年末まで続けることができました。これも全ては聴きに来てくださるリスナーさんのおかげです。いつもアーカイブで聞いてくださっている方々もありがとうございます!
2024年も一層頑張って続けていきますので、どうぞよろしくお願いいたします!

それでは良いお年を!アディオス!!

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