「子ども9人の野球チームを作るのが夢」てヤツが面接にきて「あとセンターとライトの2人」と言ってきたら、採用する話
採用面接では色んな人と出逢う。
@Shun_Mukai0718 さんの「採用時に意識してた点は『後からどうにかすることが難しいポイント』を見ること」ってツイートをみて、
自分も面接の時に「思想」や「視座」などを判断するために、
「キャリアビジョンじゃなくて、あなたの3~5年後の未来にしたい夢はなんですか??」
という質問をかれこれ1000人以上に同じこと聞いてるんだけど、なんでだっけ?と思ったので、まとめてみました。
この質問は、元々は前職のZOZOでCOOやCTOが2人とも同じようなことを面接で聞いていたもので、自分も気づいたら、よく言っている質問。
CTOが、いつもこの質問を聞くときに言っていた
「子どもを9人つくって野球チームを作りたい。っていう夢でもいいですよ(笑)」
このフレーズが好きで、自分もよくパクってます。この質問で聞きたいのは、キャリアの話しじゃなくて、
今、現在に至るまでにどんなことを考え、対応してきたのか。そのスピード感はどうか。入社後、会社が求めるパフォーマンスを満たし、過去の実績と同じような活躍の再現性があるかどうか。
を深掘るように聞いてます。
達成してないけど、確実に前に進んでいると加点。将来やりたいことが大層な素晴らしいことだけで、やれてないなら0点。自分も地元秋田の小坂町の町長になりたい!って言っておいて、7年経ってなんもできてないので0点です。
子供が9人ほしい夢の人の場合、
「今、7人子どもがいまして、あとはセンターとライトの2ポジションですね!」
みたいな返しをしてきたら、
「なんだコイツ・・・凄ぇ・・・」
と、流れで合格にしてしまうかもしれない。もう9人子供作るっていうハンパない目標に対して、もう7人作ってる。進捗率77%。
夢に向かって着実に歩んできた、恐ろしいやつじゃないですか。この場合、未来の夢を聞いておいて、実は過去の行動しか見てません。
逆にNGなパターンは、今、現在のテクニックや知識は高くても、それが時間を掛けて習得してきた場合は、今後のパフォーマンスも時間が掛かるだろうという判断をします。
この感じ
(スラムダンク 矢沢の回より)
レアパターンとしては、
「大学までバンドマンでフジロックとかにもでましたが、卒業後、歴は短いですが、メディアの立ち上げなどやってます」
こういう人が来た場合は、多方面に攻めれて、かつ成長角度がいいので、将来的にいいパフォーマンスが出るわぁ。と思ったりします。
実際問題、これだけで採用の判断はできるわけなくて複合的に判断するんすけど、この求めるボーダーと未来予測を面接官同士がすり合わせるのが、まぁ難しい
おわりに
最近dbdをはじめまして、3か月で赤帯まで育ち、狩野英孝ちゃんとキラーで対戦し、手鏡マイケルでキレイに抹殺してあげました。(1戦目)誰かパーティ組みましょ
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