出張の合間に味わった北海道グルメ。心に残る5つのお店を紹介
仕事で訪れた北海道。合間をぬって友人と過ごす時間の中で、食を楽しむひとときが心に残りました。この大地でしか味わえない美味しさを求めて、いくつかの場所を巡った備忘録として、また次に訪れる時のために、ここに記しておきます。
小樽・三角市場のさんかく丼:海の恵みをたっぷり堪能
小樽の三角市場は、その活気ある雰囲気が旅人を惹きつけます。市場の一角にある「さんかく亭」でいただいた「さんかく丼」は、まさに北海道の海の恵みが詰まった贅沢な一品でした。3300円と少し贅沢な価格ですが、その内容には圧倒されます。
丼の上に彩り豊かに並んだのは、うに、いくら、サーモン、カニ。それぞれが持つ風味と食感が絶妙に絡み合い、口の中で広がる豊かな味わいが何とも言えません。特に、うにのクリーミーさが他の具材と合わさることで、これほど贅沢な丼はなかなか味わえないと感じました。
小樽は観光地としても魅力がいっぱい。運河沿いのレトロな街並みや、美しいガラス細工のお店巡りも楽しいです。歴史を感じるその場所で、新鮮な海の幸を味わうことで、小樽の街そのものをより深く感じられました。また訪れる時も、この「さんかく丼」を目当てに市場へ足を運びたいですね。
焼肉亭サム(ススキノ):ジンギスカンとお肉好きにはたまらない一軒
ススキノにある「焼肉亭サム」は、友人からの強い勧めで訪れました。ジンギスカンが美味しいと聞いていましたが、実際に口にした時、その柔らかさと風味に感動しました。
ラム肉特有の風味はありつつも、臭みは全く感じず、ジューシーな肉汁が口いっぱいに広がります。サガリやロースも絶品で、特に厚切りのタンは食べごたえがありながらも柔らかく、噛むたびに肉の旨味が広がっていきました。また、普段あまり食べることのない鹿肉にも挑戦しましたが、これも驚くほど食べやすく、クセになる美味しさでした。
2人でたっぷりと食べて12800円という満足感。このボリュームと味なら、また札幌に来た時も必ず再訪すること間違いなしです。
バリスタートコーヒー(ススキノ):選べる楽しみが魅力の一杯
コーヒー好きにはたまらないスポットとして有名な「BARISTART」。ススキノにあるこのお店では、ミルクと豆の種類を自分で選んでオーダーできるのが特徴です。普段はブラック派の私ですが、今日は十勝産のミルクとKENYAの豆でラテをいただきました。
この組み合わせが本当に素晴らしかったです。ミルクの甘さが程よく、コーヒー豆の深い風味とバランスが取れていて、飲むたびに幸せを感じる一杯でした。普段はブラックコーヒーしか飲まないという人にも、ぜひ試してほしいラテです。サイズはラージを頼みましたが、飲み終わる頃には「もっと飲みたい」と思うほど美味しく、心地よい余韻が残るコーヒーでした。
このお店は、まさにコーヒーの楽しみ方を教えてくれる場所。次に訪れる際には、また違う組み合わせに挑戦してみたいです。
麺屋 雪風(ススキノ):行列の先に待つ極上のラーメン
ススキノの街中で、ふと見かけた行列に引かれて入った「麺屋 雪風」。このお店の味噌ラーメンは、期待以上の美味しさでした。濃厚なスープが寒い夜に体を温め、しっかりとした太めの麺と絡むことで、まさに「食べごたえがある」と言える一杯。
分厚いチャーシューは柔らかく、噛むとほろほろと崩れるほどの柔らかさ。スープは濃厚ながらも、しつこくなく、最後の一口まで飽きることなく食べられました。ラーメン好きなら一度は訪れてほしい名店です。次回もぜひ、札幌の夜に足を運びたいと思います。
コーヒーショップ マーレイ(ススキノ):甘さと苦味のバランスが絶妙な一息
友人からの紹介で訪れた「コーヒーショップ マーレイ」は、静かな雰囲気で落ち着ける空間でした。注文したのは、水出しリキッドコーヒーと自家製ショコラテリーヌの組み合わせ。この2つが一緒に提供されることで、甘さと苦味が絶妙に引き立て合い、贅沢な時間を過ごせました。
水出しコーヒーは、口当たりが滑らかで、ほのかな酸味とともに広がる香りが心地よかったです。ショコラテリーヌは濃厚でありながら、後味がすっきりしていて、コーヒーとの相性は抜群でした。店内は喫煙可能な点が少し気になりましたが、それを忘れるほど美味しさに集中してしまいました。
次回訪れる時は、また新しいメニューに挑戦したいと思う、そんな余韻を残してくれるお店でした。
北海道での食の旅、心に残る出会い
北海道の旅は、風景だけでなく、その土地で味わえる食べ物との出会いでも彩られます。市場での新鮮な海の幸、夜のススキノでの美味しい肉料理、そしてラーメンやコーヒーショップでのほっとするひと時。それぞれが私にとって、また北海道に戻りたいと思わせる素敵な思い出となりました。
次に北海道に訪れる際には、ぜひこれらの場所を訪れて、自分自身で味わいを確かめてみてください。きっと、あなたも北海道の美味しさに魅了されることでしょう。
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